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フォルクスワーゲン カルマンギア タイプI コンバーチブル 1964年式
車検 2021年1月 走行 79,812km 備考 4MT
長さ 4110mm 1630mm 高さ 1290mm 重量 1040kg 排気量 1580cc
取材日2020年3月20日

「幼き日の夢を追い続けて・・・」

1964年式 カルマンギア タイプI コンバーチブル

ドイツのコーチビルダーカルマン社が企画立案、イタリアンカロッエリア ギア社がデザインを担当、フォルクスワーゲンのコンポーネントを利用して作られたのがカルマンギア、中でもタイプIは商業的にも大ヒットを収める作品となり、全世界的に熱心なエンスージアストによって大切に現世に受け継がれている名車です。イタリアンデザインな曲線を多用したデザインはまさに工業デザイン的にも大変秀逸で魅力的なのが本車両の大きな特徴です。

純粋に夢を一途に追いかけられるオーナー様、

小学生の時に見たフジテレビ系列ドラマ「君といた夏」(1994年)で主人公いしだ壱成が乗っていた劇車のカルマンギアのコンバーチブルに衝撃を受けられます。その後スポーツカー大好きなお姉様のお勧めもあり、いつかは絶対カルマンギアに!との想いを募らせておられました。「そんな古い車は壊れるから」という周りの声には耳もかけず一心に探し求めて来られたある日、偶然にもこのCal-Lookのカルマンギアコンバーチブルに出会われました。その後時間をかけて交渉を重ねられ、やっとの思いで入手されるもいきなり旧車の洗礼を受けられます。

エンジン・ボディはオーバーホール済みの個体で確かに全体によく手が入っている事がわかります、履歴は残っていませんが、数年前に丁寧に元色でオールペイントされたボディは、リアの曲面の一部に小さなクラックこそありますが艶も上々、塗りたてではないほんの少しやれた感じがとても雰囲気を醸し出しています。全体に程良い感じでローダウンされ、定番のCal-Lookスタイルでセンス良く仕上がっています。オーナー様の手元に来た時にはもう既にこのスタイルだったとのことですが、最初の洗礼とは、旧車ならではのフロアパネルの作り直しだったとの事、手元に来てから約半年かけてフロアパネルの板金交換作業、並びに幌の張り替え交換を実施され現在に至ります。

実車を見てみると・・・

Cal-Lookがセンス良く決まり、とても好印象な車両です。

シャーシ下回りも写真で確認頂けますが、手がしっかり入っており、これからが楽しみになる様な

好印象を受けました。エンジン内部もまさにCal-Look、ウエーバーのダウンドラフトがオリジナルのリンケージでシンクロしておりFLAT4が元気に独特のサウンドを奏でています。

流線的なボディラインが程よくローダウンされ、コンバーチブルトップと相まって楽しさを最高に演出している様です。FLAT4特有のオイルの滲みは当然ありますが、現在は不具合もなく気軽に楽しめる半世紀前の車両に仕上がっております。

晴れて念願のコンバーチブル、カルマンギアのオーナーとなった現オーナー様、専用のガレージにて保管、雨の日は徹底して濡らさず、晴れた休みの日にはご近所を、お子様を乗せてドライブを楽しんで来られました。ただ近所をドライブするだけでも色々声をかけられたり楽しいオーナーズライフを味わってこられました。これから存分に楽しむと考えて来られましたが、そこはやはり人生色々、誰にも転機は必ず訪れます。

心優しい家族想いのオーナー様、お子様の成長に合わせてガレージを解放してあげたいというのが売却希望の理由でおられます。

「幼き日の夢を追い続けて・・・」

いろんな想いを乗せて、多くの人々の情熱いっぱいに、半世紀をかけ21世紀の今仕上がった、元気いっぱいに走れるCal-Lookのカルマンギアコンバーチブル・・・・。

エンスーライフの仕上がりに、気楽に楽しめるこの様な車を心底楽しむのも魅力的な選択肢の一つだと大いに取材を通じて筆者が思った次第です。

この車両は現在、群馬県にあります。

個人のため諸費用等はかかりませんが、自動車税(月割り)とリサイクル料(¥10900)のご負担をお願いいたします。また陸送等は購入者様の方で手配をお願いいたします。

(お問い合わせに際して)

このページの車両は車の個人売買の情報サイト「エンスーの杜」に掲載されたものです。エンスーの杜は自動車販売店では無く、広告代理店であり、掲載車両は個人所有の物でオーナーさんの依頼により取材を行ったものをFOR SALEとして掲載しています。

記事内容は担当者が1時間程度の取材時間の中で、オーナーさんのコメントと、見聞したものを元に作成したものですので、現車の状態を100%正確に記載しているとは限らない場合があり、記事内容に関しても全てエンスーの杜で裏づけを取ったものではありません。 状態等のコメントもあくまで取材時の状況及び取材担当者の主観によるものですので、月日が経過して写真や記事と異なる場合がある事をご承知おき下さい。

掲載車両に関してのご質問や現車確認のお申込はこのページの一番下よりご連絡下さい。なお個人間での取引となりますので、冷やかし防止のため、現車確認はあくまで購入を前提として検討されている方のみとさせて頂きます。

以上の記事内容は、オーナーさんのコメントをもとに作成したものです。
整備履歴、修復歴などに関しては、エンスーの杜で裏づけを取ったものではありません。
SOLD OUT
画像クリックで拡大出来ます
1964 VW Karmann Ghia 
造形が大変美しい車です 
オールペン済み 
幌交換済み 
良い感じにローダウンされています 
エンジンオーバーホール済み(履歴・詳細は不明) 
秀逸デザインが素敵なリアビュー 
 
 
 
 
CAL LOOKなホイールとボディのバランス 
青空がとても似合う爽やかなホワイトボディ 
現代車になくなった造形美があります 
 
 
 
秀逸な工業デザインの塊りです 
リア周りのボディ造形 
 
幌が新しく張り替えられています 
 
インパネのデザインも秀逸です 
1964年式ですのでシートベルトはありません 
シフトレバー交換済み 
フロアパネル板金全交換済み 
ドライバーズシート状態良好 
ナビシート状態良好 
リアシート状態良好 
オリジナルステアリング 
タコメーターVODに換装済み 
オリジナルで79812マイルですが詳細不明といたします 
付け根にクラックあり 
交換済みの下回り 
 
オーバーホール済みのFALT4 
ウエーバーダウンドラフト、オリジナルリンケージでシンクロ 
 
デスビ等交換済み 
マフラーオリジナルはありません 
FLAT4 エンジンオイルは滲む程度 
 
燃料タンク外観綺麗です 
スペアタイヤはありません 
オープン時ボディスタイル  
リアビューすばらしい造形美 
 
 
 
 


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TEL/070-6566-0829(ホリカワ)

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