ブガッティT35はイタリアのエットーレ・ブガッティが独創的な発想で創造したレーシングカーで、当時のレースシーンを総なめした輝かしい歴史を持つ名車中の名車です。

製造されたわずか96台は、その歴史に加えて機能性と大変美しい造形が特徴で今尚世界中のクラシックカーコレクターを熱狂させる、まさに自動車会の至宝と言われる物です。

このクラシックなレーシングカーを何の気兼ねもせずに楽しみたい！という世界中のユーザーの為に、極小ロットで外観のデザインはそのままにリコンストラクション（再構築）されたのがここでご紹介する1927ブガッティT35 1967年VWリコンストラクテッドになります。

現在は残念ながら歴史をとじましたが、このブガッティT35やACコブラ、1934年フォードヴィクトリア、ポルシェ356など、大変精度の高いレプリカ製造で有名だった1973年創業米国フロリダのCLASSIC MOTOR CARRIAGES（CMC）により、本車両は1967年製VWビートルのエンジン・トランスミッション・サスペンションパーツ他を使い、リコンストラクト（再構築）された車両になります。

オーナー様手元の資料によると、1967年VWを使用してリコンストラクト（米国タイトルは1967年製）製造は1973年から1986年までの13年間のいずれか2011年に個人により日本に輸入、2014年に国内車検取得、初年度登録となった記録が確認できます。

芸術的感性でガレージの中のジェム（宝石）を眺めて大切になさるオーナー様
悪くなりそうな所を壊れる前に直す！
雨が降ったらたとえクラシックカーイベントでもキャンセルする！
という愛車哲学の元、ガレージ内の10台以上というすべての車両を、使用していない時はバッテリーを電源に接続して健康維持され清潔でちりひとつ無いガレージ内でも、すべての車両が専用カバーで保管されているほど、大変手厚い対応を受けた車両です。

目の前に非常にクラシカルで大変雰囲気のある賑やかなフラット４のエキゾーストを放ちながら、如何にも軽快そうな（実際730kgととても軽量）で現れたこの美しきジェムは、取材していた私の心をあっと言う間に奪ってしまいます！

美しい、本当に美しいデザイン、機能美という言葉を通り越しアール・デコ的な印象の方がよく似合う1920年代の美しき工業製品・・・まるで絵画を見ているかの様なイメージで、気がつけば筆者は通常100枚程度取る写真をなんと気がつけば500枚以上撮っていた程です（笑）。

アーティスティックなオーナー様は、絵画を眺めるのと同じ感性で、このブガッティをガレージ内で愛でて楽しまれ、遠方のクラシックカーイベントなどにも積極的にエントリー、高速道路を使っての移動でこのブガッティライフを楽しんでこられました。

各地のイベントで大人気だったこのT35

もっともなことですが・・・

「兎に角目立つ！」

「必ず人だかりができる！！」

「質問責めにあう！！！」

とオーナー様は豪快に笑いながらお話しされます。

機関はとても良好で「本人の体力が大丈夫なら長距離も全く大丈夫」とのことただミッションの癖なのか、4速のギアがほんのたまに抜けることがあるとこのオーナー様が気にならない様子でおっしゃっておられました。

どこから見ても美しく絵になる車体デザインとサイズ感、ピックアップの良い空冷フラット4をこの古典デザインにおいてVWビートル同様リアに搭載、車重は730kgと聞けばなんとも楽しげなイメージが湧きます！

ガレージでこのアート作品をにんまりしながら楽しみ、乗れば完全なる非日常感で、スパーンと全てをリセットしてれる・・・そんな楽しみをオリジナルの気難しさなく付き合えるなんともホットなスペシャルカー
その様な至高のエンスーライフもまた格別だろうと思わずにはいられませんでした。

この車両は現在、群馬県にあります。

個人のため諸費用等はかかりませんが、自動車税（月割り）とリサイクル料のご負担をお願いいたします。

陸送等は購入者様の方で手配をお願いいたします。

（お問い合わせに際して）

このページの車両は車の個人売買の情報サイト「エンスーの杜」に掲載されたものです。
エンスーの杜は自動車販売店では無く、広告代理店であり、掲載車両は個人所有の物でオーナーさんの依頼により取材を行ったものをFOR SALEとして掲載しています。

記事内容は担当者が1時間程度の取材時間の中で、オーナーさんのコメントと、見聞したものを元に作成したものですので、現車の状態を100%正確に記載しているとは限らない場合があり、記事内容に関しても全てエンスーの杜で裏づけを取ったものではありません。

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