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奇跡の1台。30年前のあの超人気車フィガロが！
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フィガロは1980年代後半にスタートした「パイクカー」シリーズ、Be‐1、パオ、フィガロと続いた３弾。
第１弾のBe-1が、1万台が2カ月間で完売。第２弾のパオは、予測の5倍近い受注を集めました。そして第3弾のフィガロは、1991年に2万台の限定発売に対して20倍の抽選となりました。

当時、いったいどんな方がこのラッキーチャンスを手に入れるのだろうと、羨ましく思ったものです。

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今回ご紹介するオーナさまは、そのラッキーな当選者の一人
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銀座三越前、日産ギャラリーで展示されていたフィガロ。すでに1989年のモーターショーで発表され、また人気のパイクカーシリーズ第3弾ということもあり、スゴイ人だかりだったそうです。

当時、丸の内で働いていたオーナーさまは、ランチにでかけた昼休みにこのパイクカーに魅了され、友達にも薦められ勢いでその場で申し込みをしました。
とはいえ限定モデルであり抽選なのでまさか当選するとは思っていなかったそうです。

それから今年30年。当時のクルマを大切に乗って来られました。
フィガロのデザインは、軽井沢、蓼科あたりの別荘が似合いそうと、このクルマのために別荘の入手を考えたほど。雨の日は運転していません。

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女性ワンオーナー、走行距離は22,661km（取材時)
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つまりワンオーナーです。
女性ですから運転は控えめです。

走行距離は、たった22,661km（取材時)。

あまり自分で運転することも少なく、日常の足として休日に乗る程度で、長距離は走ったことがないそうです。

この年代、この走行距離を考えると、エンジンもかけることなく長期保管されていた……などのケースがありますが、このクルマは違います。
オーナーさまは、エンジンをかけないとクルマが痛むからと2-3日に一度はエンジンをかけ、通行量の少ない早朝5時に近所の川沿いをドライブするのを楽しみにしていました。

点検整備も6ヶ月点検を29年間、日産のディーラーで受けています。

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車の状態については、驚くほど書くところがありません。
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車の状態については、通常この年代のクルマだと様々な整備状況をご紹介することになりますが、このクルマに限っては、驚くほど書くところがありません。

それほど、フルオリジナルのコンディションを保っています。

バックの時バンパーを擦ったので交換、リアのタイヤハウスに小さなスリ傷がある程度です。
リアウインドの下にサビの浮きが見られます。
その他メッキ部分も輝きを失っておらず、くもりがあるところもありますが、ピカールで取れそうです。サビもなく良いコンディションです。

ホロはオリジナルのままでほとんど開放したおぼえがありません。
年代からの汚れはありますが、穴が空いたり、擦り切れたりはありません。

クルマを運転するのが好きなのですが、エンジンの状態を考えて近所を散歩がてらドライブする他は、現在のマンションに移ってから乗る機会がめっきり減ったそうです。
また年齢も考え、泣く泣く売却すると決心したそうです。

発売当時のオリジナルカタログ
記録簿
工具
マニュアル

お車は東京都足立区にございます。
個人売買の為、消費税などかかりません。
リサイクル預託料金がある場合は、別途頂戴いたします。
以上の記事内容は、オーナーさんのコメントと取材をもとに作成したもので、わかる欠点なども含めて記事を作成しておりますが、不具合箇所、整備履歴、修復歴などに関して取材時に完全に把握することはできませんし、エンスーの杜で裏づけを取ったものではありません。エンスーの杜より無理に購入を勧めることはございませんので、最終的にはご自身でご確認の上、購入をお決め下さい。