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ダットサン ブルーバード1600SSS(510) レース仕様
1971
年式
車検
一時抹消登録(20年11月時点)
走行
不明
備考
レース仕様、型式P510改
長さ
4030mm
1560mm
高さ
1330mm
重量
930kg
排気量
1770cc
取材日2011年8月10日

★ダットサン ブルーバード1600SSS(510)に関して
ブルーバードの3代目、510型系は1967年〜1972年に渡って生産され、日本国内では"ゴーイチマル"海外では"ファイブ・テン"の愛称で今だに人気は高い。
エンジンは新開発の水冷直列4気筒 SOHCのL型で1.3/1.4/1.6/1.8Lの4種類、社内デザイナーによる「スーパーソニックライン」と呼ばれる直線的なデザインで、ボディバリエーションは2/4ドアセダン、4ドアワゴン/バンの4種類があった。
駆動方式はFR、サスペンションはF:マクファーソンストラットコイル、R:セミトレーリングアームコイルでブレーキはF:ディスク、R:ドラムであった。
1971年クーペとセダン1800ccを廃止してセダン1400/1600ccの廉価グレードのみとなり、1600SSSは最高出力100ps/6000rpm、最大トルク13.5kgm/4000rpmを発揮し、最高速度は165km/hに達した。

■当車について
2005年位に購入、オーナー歴不明、走行距離不明、レース仕様、ボディはオリジナルパーツなし、屋外にてボディカバー保管、整備記録なし、5速MT、事故歴・修復歴不明
購入時はすでにこの状態でしたので詳しいスペックは判り兼ねます、またレースに出場する場合はどのカテゴリーになるか等も分かりません。

■エクステリア
ボディは山吹色にオールペイントされており、前後のバンパー、エンブレム類は外されて牽引フックが付けられています。
全体的にはへこみや目立つサビはありませんがそれでも所々に塗装の割れや浮き、小傷があります。
ワイパーの根元にはキルスイッチが装備、ボンネットはFRPでピン止めされており、開放時はストッパーが必要です。
トランクはフックにて止めていますが、開けた際にはそのまま止まります。

トランクには30Lの安全タンクがありますが燃料計はありません。また前後のバランスを考慮してか、バッテリーはトランク内に移設されています。(新品との事)

■インテリア
内張りはストリップダウンされており、インパネは作り変えられています。タコ、水温、油温のホワイトのメーターはDefi、センターにはキルスイッチ、車検取得の際に付けられたと思われる違和感のあるスピードメーターは表示が甘いそうです。
ミッションは5速、ヒール&トウがしやすいべダルレイアウト、強化されているのかクラッチはかなり踏力を要します。
ドライバー&ナビシートがバケットに変更、4点式シートベルトはWillans、センターからリアにかけて組まれたロールバー、リアフロアには消火器、リアシートバックはNISSANのロゴ入りのアルミで塞がれています。

■エンジン・足回り
【エンジン】
オリジナルの1.6Lから1.8Lに載せ換えられ、更に2Lにボアアップされているようですが、どの位パワーアップされているかは不明です。
50φのウエーバー、ハイテンションコード、タコ足からマフラーエンドまですべてステンレス、オイルクーラー、オイルキャッチタンク、強化ホース類です。
エンジンは以外と素直に掛かり、アイドリングはバラついているように聞こえますがレース仕様車としてはキャブのセッティングがしっかり出来ているようです。

【足回り】
足回りには車高調のショックが入っており、フロントは若干ネガキャン気味、ノーマル比で約10cm程度車高が下がっていますが、最低地上高は10cm程は確保出来ています。
車高調とアルミホイールのメーカー名は不明、195/50-15のアドバンネオバは8分山程度あります。

整備記録はありませんので整備内容は分かりませんがこの車をメンテしていたところを紹介して頂けるそうで、そこでは車検取得に関しても相談に乗ってくれるとの事です。

■オーナーさんより一言
この510は車検付きの状態で車屋より購入しました。購入した時からすでにこの状態でしたので街乗りは勿論の事、ツインリンクもてぎや富士スピードウエイでのサーキット走行など十分楽しめました。
残念ながら最近では忙しくて乗る機会もなく、他にもKPも所有しているため売却する事にしました。
この車を元気良く走らせてくれるオーナーさんにお譲りしたいと思います。

■エンスーの杜取材担当者の私情インプレ
私も過去に510を仲間と一緒にノーマルからレース仕様に仕上げてヒストリックカーレース等に出ていた事もありました。なるべく安く仕上げようとDIYで出来るだけの事をしようと思いましたがそれでもかなりの金額が掛かってしまった事を覚えています。
今回の510は仕上がった状態ですので、一から造るよりはかなりコストダウンになるのではないでしょうか?
ハコ車で気軽にサンデーレース等をお考えの方にはお勧めの逸車です。

■お問い合わせに際して
・車両は神奈川県横浜市にあります。
・記事内容は、オーナーさんのコメントをもとに作成したものですので整備記録の有
無、修復歴、関連書類などに関しては、エンスーの杜で裏づけを取ったものではありません。
・記述している状態等のコメントもあくまで取材時の状況及び取材担当者の主観によるものですので月日が経過して写真や記事との相違があったり、ご自身の主観との差異が生ずる場合があります。
・掲載車両に関してのご質問や現車確認のお申込はこのページの一番下よりご連絡下さい。
・現車確認前の値引き交渉、購入検討の意思の無い現車確認はお断り致します。

■購入される場合
・車両価格のみ 
・リサイクル料は請求しません。
※個人売買のため、支払いは現金一括で現状渡しのノークレームとなります。

 SOLD OUT
1 2
ボディは山吹色にオールペイントされている ボンネットはピン止め
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程良くセッティングされた車高 トランクもフック止め
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100φはあるマフラーエンド バンパーレスに赤い牽引フックが付く
7 8
オイルクーラーを設置 ライトレスしてエアーインテーク用に変更
9 10
レーシーな砲弾型ミラー ボンネット上にキルスイッチを装備
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タイヤとのクリアランスは指2本程度 メーカー不明の星型の2ピースホイール
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ルーフやゴム類の状態は良い バンパー跡は埋めてある
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ホイールは面位置 フロントにはロアーバーを装着
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燃料タンク搭載のために強化されている ストレートに延びたオールステンマフラー
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ミッション周辺 内張りは天井も含めて全て剥がされている
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ロールバーは4点式 作り直されたインパネ
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シフトワーク重視で変更されたノブ 油圧、油温、タコ、水温のメーター類
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後付けのスピードメーターは誤差があるとの事 WILLANSの4点式シートベルト
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フロアには消火器を設置 リアシートバック跡の穴は防火対策のためのアルミ板を装着
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FRPのボンネット ハイテンションコードと青く塗られたエンジン
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ウエーバーは50φ 元々は1.6Lを搭載
33 34
ホース類は強化されている 30Lの安全タンク、メーターゲージは無い
35
手前はバッテリー格納ケース 再生ボタンをクリックするとこの車の動画がご欄になれます。


この車両のお問い合わせは

エンスーの杜 神奈川
TEL/080−4377-0093 真板(マイタ)まで

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