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ローバー・ミニクーパー 2000年式

車検 2024年7月

走行 83,139km 備考ディーラー車、塗装塗り替え、1300ccエンジン、インジェクション仕様、4速マニュアルトランスミッション、ラバーコーン、社外エキゾーストマフラー、エアコン付き
長さ 307cm 144cm 高さ 133cm 重量 720kg 排気量 1270cc
取材日2022年9月3日

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◆クラシック・ミニについて
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1959年から2000年にかけて生産されたクラシック・ミニは世界各地に愛好家が多い車です。クラシック・ミニは40年以上の歴史があるため、排気量やグレードが多いのも知られているところです。今回は1984年以降のミニについてご案内いたします。
1984年以降のミニは、タイヤサイズを10インチから12インチへ変更します。これは乗り心地をよくする他に現代のブレーキ性能へと進化させるためです。このときからフロントブレーキにディスクブレーキが採用されます。
同時期に輸入元ディーラーが日英自動車からオースチン・ローバー・ジャパンとなり、ミニは単に「MINI」と呼ばれるようになりました(BLMCとかの名前が無い)。また、1989年には、ブレーキサーボが導入され、ブレーキ性能は飛躍的にアップします。
1991年には創業以来手を加えられていなかった伝統のAタイプユニットの燃料供給がキャブレターからインジェクションへ進化します。キャブレターでは1993年よりECの定める厳しい環境基準をクリアすることができませんでした。このことにより故アレック・イシゴニスが残した小さくも大きな遺産を存続させることができました。
しかし、2000年に伝統を継承してきた「MINI」は生産を終了します。今は「MINI」といえばBMW製とそれ以外(オースチン、モーリス、BLMC、ローバー)という区分けされますが、クラシック・ミニが自動車界に与えた影響は計り知れないものがあります。

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◆ご紹介する車両について
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今回ご紹介する車両は2000年モデルのローバー・ミニクーパーです。
現オーナーさんは趣味の車として約2年前に購入します。
昔から興味があったのですが、縁がなく、忘れかけたときに近くのショップの店頭に並んでいるのを発見します。 何度か見ているうちにどうしても欲しくなり、長年の夢を実現させます。
エンジンは1300cc、燃料装置はインジェクション、マニュアルトランスミッション、ミニクーパーのスタンダードな仕様です。
趣味の車として好みの仕様に仕上げてきましたが、環境の変化により、好きな方にお譲りしようと思い、エンスーの杜への掲載依頼となりました。

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◆外観
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ボディカラーは、アーモンドグリーン(元色はブリティッシュレーシンググリーン)に塗り替え、サイドミラーは社外品(TEX)に変更、前後のオーバーフェンダーをメッキフェンダーモールに変更など、クラシック・ミニに仕上げています。
フロントグリルは、ワンタッチグリルボタンで装着しているため、フロントフォグライトを外しています。フロントフォグライトはありますのでお付けします。
ヘッドライトはLEDに変更しています。
ボンネットは全体的にクリアの剥がれがありました。
左右のフロントドアパネル下に多少のサビがあります。また、左フロントドアパネル外に塗装の浮きがありました。
純正12インチのミニライトのアルミホイール、タイヤサイズは145/70R12です。

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◆内装
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ウッドパネルのインストルメントパネル、ホワイト3連メーター、シートは本革シート、パイピングを施した高級感のあるシートです。
ステアリングホイールは本革、シフトレバーノブは社外のアルミ製ノブ、シフトレバーカバーはホワイトレザーに交換しています。
ドアトリムにあるインナーハンドル、ウインドウガラスレギュレターをメッキパーツに交換、クラシック・ミニを意識して仕上げています。
リヤクウォータートリムに上部にウッドパネルが架装されていました。
エアコンはよく効くそうです。
トランクルームを平らにするため、トランクボードを自作していらっしゃいます。ポールスミスのトランクボードに似せて作成したそうです。また、トランクリッドを利用したピクニックテーブルも自作しています。ちょっと一休みにときに便利ですね。

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◆機関
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インジェクションモデルです。
エキゾーストマフラーは、社外のセンターマフラーです。
機関に不具合はないとお聞きしています。
◆エンジン仕様
・種類:水冷直列4気筒OHV8バルブ
・総排気量:1271cc
・最高出力:62ps(46kW)/5700rpm
・最大トルク:9.6kg・m(94.1N・m)/3900rpm
◆トランスミッション仕様
・4速マニュアル

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◆足回り
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オリジナル足回りです。
フロントショックアブソーバーはSPAX製のものが付いていました。
機関に不具合はないとお聞きしています。
◆足回り仕様
・ステアリング形式:ラック&ピニオン
・サスペンション形式(前):ウィッシュボーン
・サスペンション形式(後):トレーリングアーム
・ブレーキ形式(前):ディスク
・ブレーキ形式(後):ドラム(リーディングトレーディング)

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◆メンテナンスについて
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現オーナーさんは以下の整備を実施しています。
◆2020.7.30 車検 79,439km
・ブレーキフルード交換
◆2022.7.30 車検 82,900km
・ブレーキフルード交換
・タイヤ新品交換

※1:エンジンオイルは半年度毎に交換(DIY)
※2:グリースアップもDIY
※3:サーモスタット交換


更新記事(2022.11.1)
次に控えている車の購入があり値下げをします。まだ少し交渉の余地がある聞いています。ぜひこの機会にクラシックミニをお手元に!

車は岐阜県にあります。
個人売買の為、消費税などかかりません。
リサイクル費用と自動車税の月割り負担分は、別途、清算させて頂きます。

以上の記事内容は、オーナーさんのコメントをもとに作成したものです。
整備履歴、修復歴などに関しては、エンスーの杜で裏づけを取ったものではありません。
 SOLD
画像クリックで拡大出来ます
クラシック・ミニ、可愛いですね 
リヤスタイルも可愛い 
アーモンドグリーン、私も好きな色です 
 
サイドビュー、4人乗りのパッケージです 
リヤサイドビュー、カッコイイですね 
 
 
フロントアンダー部 
ヘッドライトRH(LED化) 
ヘッドライトLH 
フロントターンシグナルライト下、サビはありません 
 
ボンネットのクリアの剥がれ 
TEXのレーシングミラー、メッキハンドル 
ルーフの4角 
ドアパネルの塗装の浮き 
テールライトLH 
テールライトRH 
サイドシルアンダーボディ部LH 
サイドシルアンダーボディ部RH 
センターマフラー 
純正アルミホイール 
コックピット 
ホワイトメーター 
 
 
シフトコントロールレバー、パーキングブレーキレバー 
ドライバーズシート 
パッセンジャーシート 
リヤシート 
リヤクォータートリムLH 
リヤクォータートリムRH 
リヤシェルフ 
天井部 
ドアトリム、ドア下パネル 
 
エンジンルーム 
 
 
ボンネット裏(元色が見えます) 
エンジン下 
エンジンアンダーガード付き 
ラゲッジルーム(トランクボード付き) 
 
スペアタイヤ 
バッテリー 
ピクニックテーブル 
各サスペンション部 
取扱説明書、ジャッキなど 


この車両のお問い合わせは

エンスーの杜 愛岐オフィス
TEL/090-4853-3008(アサカワ)

またはEメール↓にて
エンスーの杜車両問い合わせ
asakawa-m@msh.biglobe.ne.jp

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