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取材日2021年4月24日 |
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ローバーミニの最終モデル・クーパー仕様・MTの程度良好車です。 1959年より連綿と続いてきたミニの系譜ですが、21世紀を迎えるにあたって排出ガス基準や衝突安全基準にいよいよ満たなくなり、BMWよって開発される次期ミニが登場するまでの延命策として、1997年に最後のマイナーチェンジを受けることになります。 日本においてはSRSエアバッグ装備やサイドインパクトバー採用などが主たる内容でその他は大きく変わることなく、モデル末期の車によくある限定仕様車を矢継ぎ早にリリースしつつ、2000年10月に最後のミニがラインオフされました。 今回のお車は、その最終モデルのクーパー仕様のMT車です。 ●● プロフィール ●● こちらのお車は、現オーナーさんが2018年8月にショップにて購入したものになります。 購入した時点で修復歴ありということでしたが、オーナーさん自身の見立てで「修復歴ありだが実用上問題はない」との判断で購入されたとのことです。 大きな特徴としては、 1:最終型でインジェクション、MTという仕様 2:クーパー仕様(おそらく通常仕様であるメイフェアがベース) 3:随所にモディファイ実施済み が挙げられます。 購入後のメンテナンスやモディファイはクラシックミニに精通している工場にて行われています。 ブック類と現オーナーさん以降の記録簿は残っています。 ●● 外装 ●● 良好なコンディションです。 一見して数々のモディファイが施されています。 主なものは、 ・オーバーフェンダー ・ウルトラライトホイール(6J・10インチ) ・社外グリル ・社外ヘッドライト ・ホイール・バンパー・ヘッドライトのメッキ部をマットブラック塗装 ・4灯ドライビングライト(両サイドフォグ、中央ハイビーム) あたりが挙げられます。 主な瑕疵としては、 ・左Aピラー頂上部にある塗装剥がれ ・右フロントフェンダー前方のボンネット付近にある線キズ ・ルーフモールの継ぎ目部分に隙間(前後とも) ・左側フォグランプのレンズ面にクラック あたりと、その他軽微な飛び石等が挙げられます。 ●● 内装 ●● こちらも良好なコンディションです。 内装のモディファイとしては、 ・社外アルミアクセルペダル ・社外アルミシフトノブ ・社外オーディオ+2スピーカー あたりが挙げられます。 オーディオはケンウッド・U300が装着されており、スピーカーはリアのトノボード上に2つ設置されています。 ETCは装着されていますが、シフトレバー前方に置いてあるだけの状態です。 主な瑕疵としては、 ・フロントシート座面のクラック ・助手席サイドの2cm程度のヤレ ・ウッドパネル全体のクラック あたりが挙げられます。 天井内張は大きな垂れなどはありませんが、年式相応の劣化は見られます。 エアコンはOKとのことです。 ●● 機関・足回り ●● 良好なコンディションです。 基本的にはオーバーフェンダーとワイドトレッド、10インチホイール化が主なモディファイポイントとなっています。 オイルは2000km毎に交換、オイルフィルターは2回に1回交換しているとのことで、現在漏れはなく特に不調箇所もないとのことです。 主な整備記録は、 @2019年1月 ・車検 ・プラグ、エアフィルター交換 @2019年8月 ・ラジエーター水漏れ修理一式 (サーモスイッチシール、キャップ、ベルト、LLC等を交換) ・オイルセンサーケーブル交換 ・シフトロッドオイルシール、シフトロッドブーツ交換 ・マフラー穴あきのため、ノーマル相当の社外品に交換 ・シャシーグリスアップ @2020年8月 ・ショックアブソーバーを社外のショートストロークのものからノーマルに交換 ・車内灯交換(基板、LED化) @2020年10月 ・ブレーキマスターシリンダー、Rホイールシリンダー交換 @2021年1月 ・車検 ・テンションロッドブッシュ、ロアアームブッシュ、ラックブッシュ、デフサイドシールR交換 ・シャシーグリスアップ @2021年3月 ・ロアアームシャフトL交換 ・ロアアームシャフトナットLR交換 となっています。 クセとしては、購入時よりバックギアが抜けやすいがコツを掴めば実用上問題ないという点と、トレッドを拡げてあるためノーマルよりやや重ステという点があるとのことです。 ●● インプレッション ●● ひと目見て、決まっているミニだなという印象です。 実際のところオーバーフェンダーとワイドトレッド、10インチホイール以外はさしてノーマルから変わっていないのですが、その点とバンパー、ホイール、グリル内側、ヘッドライトリムがマットブラックになっているところがとても効いており、それだけでヤンチャなミニといった雰囲気が満点です。 また、単に黒一色のヤンチャさというわけではなく、ブラックメタリックのボディにシルバーのルーフとボンネットストライプという挿し色で可愛さとスポーティさが演出されているのもいいですね。 そこに4灯のドライビングランプが加わっているので、より一層可愛さとスポーティさが際立ちます。 インテリアに目を向けると、これまたノーマル然としていながら純正ブラックレザーシートとウッドパネルのコンビネーションが外装ともマッチしており、破綻のないセンスを感じます。 そのウッドパネルやシート座面には全般的にクラックが見られますが、それすらも適度なヤレ感として好ましく思えます。 エンジンも特にグズることなく気持ちの良いエキゾーストノートを奏でています。ノーマル相当の社外品マフラーとのことですが、実際のところノーマルよりもやや低音が効いているようで、それが嫌味にならない程度にスポーティさを感じさせますね。 オーナーさん曰く、購入当初は多少不具合もあったものの、気になるところを潰し続けてきた結果、ここ最近は特にそういったこともなく落ち着いているとのことですので、まさに今が旬で乗り時といったところではないでしょうか。 ●● その他 ●● アンテナは取材時に無かったため写っていませんが、ノーマルアンテナが付属します。 純正ヘッドライト、純正グリルが付属します。 色調の微妙な違いや小キズ等の瑕疵が画像や動画ではわかりにくいため見学をお勧めしますが、 オーナーさんご多忙につき購入を前提とした場合のみとさせていただきます。 ●● まとめ ●● ミニは1950年代後半の設計ですから、たとえ2000年式の最終型とはいえ今どきの車のような感覚ではなく旧車に接する時と同様のマナーが必要になりますが、とはいえ最終型だからこその安心感も高く、ミニを日常的に積極的に乗って愉しみたい向きには真っ先に検討すべき年式とも言えましょう。 もちろん年式だけでは判断できませんが、こちらの車両はメンテにも気を使われコンディションも良好ですので、その意味でも心強いですね。 モディファイもセンス良くまとまっているので、この雰囲気が気に入った人や、もともとこんな感じにイジろうと考えていた人にとってはまたとない出物といってもいいのではないでしょうか。 オーナーさんは現在もとても気に入っていらっしゃいますが、もう1台エンスー車両があり乗る機会が減ってしまったとのことで、売却を希望されています。 お車は、東京都北区にあります。 個人の為、消費税はかかりませんが、リサイクル料(10,260円)と月割りの自動車税のご負担をお願いいたします。 |
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以上の記事内容は、オーナーさんのコメントをもとに作成したものです。 整備履歴、修復歴などに関しては、エンスーの杜で裏づけを取ったものではありません。 |
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SOLD | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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