【クラシックミニについて】
アレック・イシゴニスの手によってADO15として誕生以来、基本的なスタイリングやメカニズムにほとんど変更のないまま、40年間に500万台以上が生産される大ベストセラーになったミニ。これほどの寿命の長さは世界でも類を見ないと思います。
全長はたった3075mmと軽自動車よりも短く、エンジンは直列4気筒1271t、62 PS(インジェクション仕様)。サスペンションは圧縮ゴムを使用。短いノーズに横置きしたパワートレーンで前輪を駆動、驚くほど広い室内と卓越した走行性能を実現しました。
現在はBMW製のミニに変わってしまい、ミニというイメージが薄れつつありますが、その分クラシックミニがまた見直されているように感じます。歴史を感じることができるミニは趣味人にとっては最高の足車ではないでしょうか。
【今回ご紹介する車両】
今回ご紹介する車両は、ローバー・ミニ ケンジントンのオートマチックモデルです。
ケンジントンはミニファミリーの最終の型式(通称マーク10)をベースとした特別仕様車です。
ケンジントンという名前は英国王室の宮殿があるロンドンの高級住宅街「ケンジントン」からきています。その名前のとおり高級感のある内装がケンジントンの魅力です。
その内容は計器パネル等にウォールナットを使用、シート・トリム類は本革製を使用しています。
外装はクーパーと同様にアルミホイールとフォグランプを装備しています。
また、安全装備が充実しておりエアバッグやシートベルトプリテンショナー、サイドインパクト・ドアビーム等が装備されます。ただし、ステアリングホイールをモトリタに換装していますのでエアバッグは効かない状態です。
現オーナーさんは約18年前にツーオーナー目として購入、現在まで維持されています。
もともとイギリス車好きなオーナーさんなのでごく自然に購入されたそうです。
年数の割に走行距離が少ないのは仕事先の足(東京)として使用していたからだそうです。
一度、後部から軽く追突されたことがあるそうで板金による修理を行なっています。
メッキバンパーにそのなごりが少し残っていました。
特に大きな不具合はなかったそうです。
【ボディ】
ルーフはブラック、本体はホワイトホール・ベージュの塗装です。
サイドミラーをドアからフェンダーに変更しています。そして装着したのはベレGミラーです。
でも若い方にはわからないかもしれません。玄人好みのミラーです。
左リヤフェンダーアーチに擦りキズがありました。経年よりキズや凹みはあります。
フロントグリルセンターにユニオンジャックのバッジがあります。
フロントフォグランプ付きです。
【インテリア】
ウッドパネル、本革シートなど高級感のある内装です。
特に本革の赤色シートはオーナーさんのお気に入りで購入する時の条件だったそうです。
ステアリングホイールはモトリタのウッド、シフトノブもウッド製、統一性を持った装備となっています。
外装のホワイトと内装のレッドの組み合わせは大人のミニを感じさせます。
オーディオはCDデッキ、リヤシート付近にCDチェンジャーがあります。
エアコンはよく効くそうです。
【機関】
1300ccのOHV4気筒エンジン、インジェクション、4速オートマチックの仕様です。
特に不具合を感じませんでした。調子は良さそうです。
【足回り】
サスペンションはラバーコーンです。
ブレーキはフロントディスク、リヤドラムです。
パワステではありません。
【メンテナンス】
購入当時から東京にある専門店で整備しています。その専門店は、カー雑誌「カーグラフィック」の元編集長でした小林○○○さんも利用された老舗とお聞きしました。
売却理由は車庫整理です。
時々乗ることがありますので走行距離が多少伸びることをご承知おき願います。
更新記事(2018.10.11)
8月に車検を更新しました。また、価格の値下げを実施しました。車検が約2年付いて、この価格は大特価だと思います。ぜひ、この機会にオートマチックのクラシックミニのオーナーに!!
更新記事(2019.9.16)
クラッチの滑りが出始めているため、大幅に値下げをしました(75万円→35万円)。オーナーさんから現状でも乗れますが、そのうち修理が必要になるので、その修理費分の値下げしますということでした。
更新記事(2019.10.3)
価格の値下げ(35万円)を行いましたが9月末に不具合が発生したため、修理をしました。その修理分はどうしても価格を上げざるを得ませんということで価格を11万円プラスの46万円としました。修理内容はエキゾーストパイプの交換、エンジンマウントの交換です。よろしくお願いいたします。
車は岐阜県にあります。
個人売買の為、消費税などかかりません。
リサイクル費用と自動車税の月割り負担分は、別途、清算させて頂きます。