エンスーの杜  トップページに戻る   車両一覧に戻る


ロータスエリーゼ S1 2001年式

車検 一時抹消

走行 38,171km 備考 新車並行、プロトン製、右ハンドル、エンジンチューニング(ケントカム266°/フルコン)、SDUD吸排気システム、K-oneオーリンズサスペンション、ATS 2wayLSD、BRIDE ZODIAシート、レーダー探知機、ETCなど
長さ 373cm 169cm 高さ 115cm 重量 750kg 排気量 1790cc
取材日2025年4月21日

〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
◆ロータスエリーゼについて
――――――――――――――
ロータスエリーゼは1995年のフランクフルトショーで初公開され、1996年から発売されたロータスのライトウエイトスポーツカーです。
エンジンはMGFと同じローバーのK18ユニットをミッドシップに搭載します。
この1.8L直4DOHC16バルブには、118馬力を発生するノーマルエンジンと143馬力を発生するVVC付きエンジンがありました。
エリーゼの最大の特徴は超軽量ボディです。押し出し成形アルミを接着して作られたフレームはわずか65kg、その上に換装されているボディはFRP製を使用しているため、車両重量は合わせて約700kgです。
この軽さが驚異的な加速とハンドリングを実現しています。

2000年にフェーズ2モデルへとバトンタッチされ、日本では2003年2月よりエルシーアイ(株)によって正規輸入が再開されます。サスペンションはフロント/リヤともにダブルウイッシュボーン、スタビライザーが装着され、しなやかな乗り味と鋭い運動性能を備えています。
内装は走り重視のため極めてシンプルです。
2011年以降はフェーズ3モデルとなり、ウインカーがヘッドライトユニットと一体化され、主に外装のデザインが変わっています。
エンジンはフェーズ2モデルからトヨタ製エンジンに変更、SCモデルはスーパーチャージャー付きです。

ロータスエリーゼは2021年に生産終了、今はロータスエミーラが後継モデルとなって販売しています。
エミーラはロータスとしてのガソリンエンジンの最終モデルです。
ロータスはこのエミーラ以降の車を電気自動車としています。
時代の流れは電気自動車?ハイブリッド車?どちらでしょうか。

〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
◆ご紹介する車両について
――――――――――――
今回ご紹介する車両は2001年式ロータスエリーゼS1、プロトン製の右ハンドルのスタンダードモデルです。
しかし、機関、足回りに手が入っていますのでスタンダードモデルというよりはチューニングモデルと表現した方がいいかもしれません。
現オーナーさん、スズキのカプチーノに乗っておられ、パワーに限界を感じ、ロータスエリーゼに乗り換えられます。思っていたとおりのライトウェイトのスポーツカー、乗り味、エンジンパワー、スタイリング、どれも満足にいくものだったそうです。

このエリーゼの主なチューニング内容は以下のとおりです。
・シリンダーライナーは高精度で新規製作し、オーバーホール、同時にエンジンのバランス取り実施
・SCUD吸気濾過システムの111S用ver.3
・SCUD integral エキゾーストのフルセット
・ケントカム266°ノーマルECUでシャシ台164PSを発生、その後フルコン(ハルテック)にしてさらにパワーアップ
・足回りをオーリンズ(Koneオリジナル)
・ATS 2wayLSD、ファイナルギア比4.200
・BRIDE ZODIAシート(左右)
・エアコン装着
・大型ヒーターコア装着(助手席側)
※ノーマルシート有、ノーマルECU有

峠道を走るためにチューニングを施しましたとお聞きしました。
しかし、最近は走る機会が減り、これでは宝の持ち腐れと思うようになり、走れる方にお譲りしようと思い、エンスーの杜の掲載依頼となりました。

〓〓〓〓
◆ボディ
――――
ルビーレッドのボディカラー、希少カラーとなります。
塗装はきれいな状態でしたが、小さい飛び石のキズがフロント周りにありました。
飛び石によるキズがリヤフェンダーにあったため、ストーンガードを新たに貼り付けています。また、飛び石の原因となるフロントタイヤの石の飛び跳ねを自作のストーンガードを取り付けて防いでいます。
幌は裏表ともきれいであり、破れや擦れは見当たりませんでした。
右フロントドアのウインドウガラスに常時ではないのですがガタつきがあります。
ホイールは鍛造アルミホイール、タイヤサイズはフロントが195/50R15、リヤが225/45ZR16です。

〓〓〓〓〓〓
◆インテリア
――――――
いつもながら思いますがスパルタンなコックピットです。
特に乗り込みときはサイドシルを跨ぐ必要があるため、慣れが必要です。
左右のシートはBRIDEのバケットシートに換装してあります。
このシートはホールド性がよく、座り心地もいいそうです。
オーディオはUSB対応のCDレシーバーです。
エアコンを装備、ヒーターは大型のコアに変更し、助手席に設置しています。
左右のサンバイザーはオーナーさんが後付けで追加しています。
ナビゲーションシステムを装備していますがデータは古い状態です。
ETC、フロントドライブレコーダー付きです。

〓〓〓〓
◆機関
――――
吸気系、排気系、カム角度、ECUなどに手が入ったチューニングエンジンとMGF VCC用のトランスミッションとファイナルギア(4.200)の組み合わせです。
シャッシ台では164PS、ECUを交換して170PS以上はあるそうです。
シフトレバーはショートストロークで気持ちの良いシフトフィーリングでした。

〓〓〓〓
◆足回り
――――
K-oneオーリンズサスペンションを装備しています。
ブレーキはオリジナルです。

〓〓〓〓〓〓〓
◆メンテナンス
―――――――
オーナーさんが整備の記録を残していますのでその内容を以下に記します。
◆2014.09 21,364km
・エンジンオイル交換
・エンジンオイルフィルター交換
・タイミングベルト、ウォーターポンプ等交換
・アルミ製ラジエーターに交換
・ハイカムへ244度→266度、リフト量は8.8→10.8
・ケントカム・バルブスプリングセット組み込み
・エアフィルターをK&Nエアフィルターに交換
◆2014.10
・ステアリングラックブーツ交換
◆2015.4
・エキマニ、SCUDマフラー、SCUDエアクリーナー、純正触媒等交換
・タイミングベルトは1山ずらしからカムスプロケットINOUT逆にし0. 5山ずらしに変更
・パワーチェックで164PS
・S3用純正ビルシュタインをフロント側のみシャフト長を短くしてもらい調整式ダンバーブラケットを4個所取付けて装着
・ヘッドライトをLEDへ交換
◆2015.8 23,190km
・エンジンオイル交換
・エンジンオイルフィルター交換
・ブレーキホースメッシュに交換
・ホーン変更
・バッテリーカット端子追加
◆2015.11.13
・カムタイミング通常設定値に変更
・ハルテック(プラチナスポーツ1000)→フルコン
・BOSCHイグナイター#41008
◆2015.11.29
・タイヤR1Rへ交換
◆2016.4 24,400km
・オーリンズに交換(F6Kg、R8Kg、20段階調整/戻し10)
◆2016.5 25,200km
・エンジンオイル交換
・エンジンオイルフィルター交換
・冷却水漏れ修理
・ヘッドガスケット1.4→1.0メタル変更
・圧縮比10.5→10.9
・クラッチレリーズシリンダーOH
◆2017.4 27,100km
・エンジンオイル交換
◆2017.8
・F7Kg戻し、F8Kg戻し
◆2017.10 28,500km
・エンジンオイル交換
・エンジンオイルフィルター交換
◆2018.3 29,300km
・フロントブレーキローター交換(Dixsel)
・フロントブレーキパッド交換(Dixsel、Ztype)
◆2018.4.7
・ローテンプサーモスタットに変更、電動ファン96°ONで93°OFF
◆2018.4.14 29,800km
・エンジンオイル交換
◆2018.6 30,374km
・エアコンのファンを温度管理で作動させる89°でONし86°でOFF、通常のファンは91°でONさせ88°でOFF。エンジンルームに吸気ファン取付け43°でONして40°でOFFセンサーはエアフィルター吸気入口
◆2018.8
・ISCVバルブ新品に交換(エンジンストールの為)
◆2018.12.15 31,099km
・エンジンオイル交換
・エンジンオイルフィルター交換
・シリンダーライナー陥没によりライナー強化品(打込み)に交換、エンジンOH及びバランス取り、クラッチ交換
・シリンダーブロック0.4mm研磨のため、ガスケットは1.4tの強化(メタルではない)に変更したが圧縮比は前回のメタル1.0tと同じ設定
◆2018.12.15 31,400km
・エンジンオイル交換
・エンジン慣らし運転
◆2018.12.22 31,700km
・エンジンオイル交換
・エンジンオイルフィルター交換
・エアフィルター洗浄
・エンジン慣らし運転
・エンジンオイルニューテック(ブレンドで5W40)
・トランスミッションオイル2リッター(75W-85)
※ミッションの入りがまだ悪ければATFオイルを100cc入れる
◆2019.6.8 32,900km
・エンジンオイル交換
◆2019.6.29 32,930km
・ATS 2WayハイブリットカーボンLSD装着
・ATS専用ギヤオイル85W90交換
・右リヤボールジョイントがたにより交換
・ミッションファイナルギヤ比を3.9からMGF VVC用4.2に変更
◆2019.7 33,160km
・ATS専用ギヤオイル85W90交換
◆2019.11
・ラジエータータンク交換
・ブレーキランプスイッチ清掃
◆2020.1 34,000km
・タイヤR1R交換(2019年44週と47週)
◆2020.3 34,700km
・エンジンオイル交換
・エンジンオイルフィルター交換
・エンジンオイル交換(ブレンド5W40)
・ハザードスイッチ修理
◆2020.7
・イニシャルトルク低下のためシム(1.0)調整せずギヤオイルで対応
 コスワースレーシングギヤオイルRG 5120LSD 90w-120 API:GL-5
◆2021.4.4
・バッテリー交換(ACデルコ LB1)
◆2021.4.24
・エンジンオイル交換(ニューテック10W-50、0W-30)
◆2022.7
・エンジンオイル交換(ニューテック10W-50、0W-30)
・エンジンオイルフィルター交換
・エアコンガス充填
◆2023.2
・ハザードスイッチ交換(中古)

車は愛知県にあります。
個人売買の為、消費税などかかりません。
リサイクル費用は別途清算させて頂きます。

以上の記事内容は、オーナーさんのコメントをもとに作成したものです。
整備履歴、修復歴などに関しては、エンスーの杜で裏づけを取ったものではありません。
 500万円
画像クリックで拡大出来ます
S1の特長である丸型ヘッドライト 
リヤデザインはカワイイですね 
 
 
ミッドシップのスタイル 
リヤフェンダーからリヤスポイラーのラインは惚れ惚れします 
 
 
幌を被せてもデザインを損ないません 
 
 
 
 
ヘッドライトRH、ライトカバー付き 
ヘッドライトLH、ライトカバー付き 
 
 
テールライトLH 
テールライトRH 
小キズと凹み、凹みはエンジンフードカバー(よく見ないとわかりません) 
右サイドシル部 
右サイドシル部のアルミボディの凹み 
左サイドシル部 
フロントストーンガード 
エキゾーストマフラー部 
アンダーボディ部(リヤディフューザー部はエンジン熱を逃がすため、加工) 
コックピット 
ドライバーズシート 
パッセンジャーシート 
 
STACKメーター 
 
 
 
 
大型ヒーターコア 
アルミのABCペダル 
左右のサンバイザー 
 
エンジンルーム 
 
タコ足のエキゾーストパイプ 
SCUD吸気濾過システム 
 
 
鍛造アルミホイール 
リヤサスペンションLH 
リヤサスペンションRH 
幌の表面 
幌の裏面 


この車両のお問い合わせは

エンスーの杜 愛岐オフィス
TEL/090-4853-3008(アサカワ)

またはEメール↓にて
エンスーの杜車両問い合わせ
asakawa-m@msh.biglobe.ne.jp

新規掲載開始より48時間、見学(購入希望)予約を受け付けます。
購入希望の方が複数いた場合は、現状の価格から入札になります。

※購入、商談については、早いもの順ではありません。
詳しくは、こちらをご覧ください。

※メールサーバーのセキュリティにより、メールが届かないケースが報告されています。
担当者より24時間以内に返信が無い場合は、お電話でお問い合わせください。

※メーラーが開かない場合は、メアドをコピーしてください。


  エンスーの杜  トップページに戻る   車両一覧に戻る   上に戻る