程度の良いフェラーリ３４８ｔｓのご紹介です。

オーナーさんは何と今年（２０１９年）の４月に購入したばかりです。

業者オークションで評点４、内装Bの高評価の個体です。
(出展評もありますので見学の際にご確認いただけます)

当然ですが、車好きのオーナーさんですので、過去には、ポルシェ９６４、AR１５６等々乗り継いで来られ、今回の３４８にたどり着きました。

もちろん修復歴等が無いこと、大きなメンテンスが施されていたこと、履歴がある程度残っていたこと、付属品(取説や車載工具等)がのこっていたこと、など等、これまでのオーナーに大切に扱われて来たことが伝わってくる個体であったことが購入の決め手になったそうです。

購入後は画像にもあるように、完全な車庫保管で、更に専用ボディカバーをかけて保管されています。

前オーナーにより、３年前、３９，３８０ｋｍの時点でひと通りメンテナンスされています。※総額約１７０万円
当然その際にはタイミングベルト、ウォーターポンプ、テンショナー等の定番メンテナンスも含まれておりますので、ベルト交換から現在まで約５，０００ｋｍの状態です。

細かなものを含め、過去の履歴は平成１３年からございます。

現状ですが、ボディの艶、質感など再塗装は無いように思えます。

所々でタッチアップの後はありますが、大きく醜いような傷や補修痕は見受けられません。
※大まかにはがぞうを参考にして頂き、詳細についてはご自身の目でお確かめください。
※リアスポイラー取り付け跡が最も大きな傷？になると思います。

内装についても、年式、走行距離等から判断して状態は良いと思います。

本革特有のスレや、若干の白化は見受けられますが、ボディ同様目立つような傷みはありません。

ただし、パワーウィンドウの動きで、助手席側では上げ下げできますが、運転席側のスイッチでは下がりません。恐らくスイッチの故障と思われますが、確認はしておりません。

エアコンについても効かないわけではありませんが、いわゆるユルイ感じです。

どの車種もそうですが、新型になればなるほど大きくなってしまいます。

安全装備等々必要なのもわかりますが、何となく中年太りのような感覚が何とも受け入れがたく・・・もちろん私個人の感想です。
３４８までのフェラーリは良い意味でシンプルなフェラーリだと思います。

いわゆるピッコロフェラーリと呼ばれる８気筒モデルですが、運転する楽しさがダイレクトに伝わってくる貴重な車種の一つではないでしょうか。

絶対的なスピードや、安全快適な装備は現代の車にはかないませんが、人が操る「車」という観点で見れば現代の車にない大きな魅力がある車であることは間違いありません。

さて、これほど状態も良く、購入後すぐに売却される理由についてですが、

画像にある車庫の問題です。

購入前にサイズ的な確認は行いましたが、思った以上に出し入れが難しく、夜間の入出庫の際はご近所迷惑(決して爆音ではないのですが、かなりの回数切り返しをしなければならない為)の可能性もある事と、ガレージ内の広さから思った以上にサイドシルの幅があり、乗り降りもかなりの神経を使うことから今回、惜譲されます。

オーナーさん曰く、当分は大きなメンテナンスは要らない状態で、とても良い車であり、前述した通り乗って楽しめる車なので、お好きな方がガンガン乗って楽しんでいただければ幸いですとの事でした。

車は広島県福山市にあります。


【２０１９．９更新】
ギアオイルをアッシュ７５ｗ−９０に交換されました。

【２０２０．４更新】
車検を継続され、２０２２年４月までとなります。現在の走行距離は４６，３００�qで、機関絶好調との事です。


個人のため諸費用等はかかりませんが、月割り自動車税とリサイクル料金１５，６５０円はご負担下さい。
※陸送費、登録に関する費用等は別途必要です。