シトロエン・ GSブレーク
フランスの自動車会社シトロエンが1970年から1986年まで製造した小型乗用車である。空冷2気筒の2CV及びその派の車種と、1955年以来から作られた大型Dシリーズとの広いギャップを埋める量産車種として計画された。
ボディサイズの割には小さい空冷1015cc〜1300ccエンジンながら、優れた設計のボディとハイドロニューマチック・サスペンションにより、卓越した空力特性、高速巡航性能、操縦性・乗り心地を持った1970年当時としては画期的で、最も進んだ小型大衆車の一台であった。
1971年にはシトロエンとしては初めて、カーオブザイヤーを受賞した。
1979年には改良を加えられて5ドアハッチバックの GSAとなり、1986年に1984年発表のBXに跡を譲って生産中止とされた。
メカニズム
シトロエンが1934年「7C Vトラクション・アバン」以来採用している前輪駆動は当然のようにこのモデルでも使用されている。
シュトロエン G Sブレーク!希少な最初期型1015ccエンジンのブレーク!
ハイドロニューマチック史上最小排気量の軽快な乗り心地は、同時代のフラッグシップモデルDSとは似て非なる GSワールドなのです!
2020年本国フランスより輸入され現オーナー様が車検を取得しました。
白やベージュ系が多い GS
ですが爽やかなブルーと言うオーナー様の拘りです勿論オリジナルカラーです。
ブレークはボディはセダンに比べると、リアスタイルは少し頭でっかちな印象ですがガラスが立っているので視界は良好!
しかもセダンはリアガラスが開かないトランクハッチでしたがブレークはガラスまで全開のハッチなので使い安いです。
塗装はパット見は印象はかなり良いと思いますが既に若干の色褪せが感じられます塗装の浮きが一部にあります、ボンネットのステッカーは塗装の浮きがあるそうです。
ドアハンドル部分のメッキが劣化しボツボツ状に…
このボディには黒のビニールレザーインテリアの組合わせが標準!
運転席の座面がへたり切れがあります…気にならない方は個人差がありますが…。
メーターパネルと一体化されたハンドルコラム上面のパネルは
メーターへの映り込みを抑えるため波状に!
スタイリング
内外装ともにイタリア人・フラミニオ・ベルトーニの後を受けたシトロエンのチーフデザイナーロベール・オプロンの率いる社内チームでデザインされた。しかし G Sには1967年にピニンファリーナがオースチン1800/1100をベースにデザインした空力的なファストバックセダンのプロトタイプ、エアロディナミカチの処理に見られるシトロエンらしさ、良好な空力特性、そしてエレガンスを同時期に実現した1970年代カーデザインの傑作で、時流に大きく先んずるものであった。
日本使用
G Sは1972年から西武自動車販売が総代理店となって日本市場で販売された。当初輸入車種は1015cc「クラブ」のみであったが、1973年に1220クラブに変更された、この当時ガソリン無鉛化が進められていたがこの頃の G Sは無鉛ガソリンが指定されていた。
小数ながら自動クラッチ仕様や丸型アナログメーターの英国仕様の右ハンドルも輸入された。エンジン構造などからクーラーの後付けが出来ず夏の日本での運転は非常に過酷だった一方で未来的なスタイリングとインテリア、ハイドロニューマチックサスペンションの魅力、発売当初の138.5万円と言う低価格が受けて G S/ G SAはフランス車としては異例に長く10年以上継続し日本市場で販売された。
1970年代中期以降の輸入車では排ガス規制による性能低下が問題となるが G S1220クラブまでは48年規制であったため大きな影響は受けずに販売された。しかしシトロエンと西武自動車販売は、50年規制適合となって再登場したのは G Sパラスで価格は200万以下と1220クラブの末期より約40万も値下げされ、手動式サンルーフ仕様も登場するなど、魅力を増し相当数が輸入された。しかし当時輸入された多くはヨーロッパ製小型車同様元々アンダーパワーに輪をかけた性能低下や熱害などの問題が発生した。
[内装]
椅子特に運転席シートに破れが見られる
ダッシュボードやパネルは特に気にならない
天井にはそれなりに破れが見られる
[エンジン]
現在フランスより入荷し車検3年を取得したが不具合は特に見られない走行したが快適であった
[その他]
流石にデザインが近未来的で素晴らしいお車でした、一度磨きを掛ければ綺麗になると思います。
ホイールキャップが1個紛失してます
ボンネットに大きなステッカーが貼ってありますが塗装がハゲて居るとのことでした。
お車は茨城県にあります
個人の為消費税は掛かりませんが自動車税(月割り)
リサイクル料はご負担をお願い致します。