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シボレー・コルベア 1967年式

車検 2024年7月

走行 不明(メーター読み:44,683マイル) 備考 中古並行車、後期モデル、空冷水平対向6気筒エンジン、2速オートマチック
長さ 465cm 177cm 高さ 126cm 重量 1140kg 排気量 2680cc
取材日2022年2月28日

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◆シルバー・コルベアについて
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空冷水平対向6気筒のリヤエンジン車と聞くとクルマ好きの方はポルシェ911と思い浮かべる方が多いと思いますが、じつはアメリカにもシボレー・コルベアという同様のレイアウトの車がありました。

シボレー・コルベアは1960年から1969年まで製造されたコンパクトカーです。
当時アメリカでシェアを広げていた小型ヨーロッパ車への対抗車として登場しました。

当時の車のほとんどがFR方式でしたが、コルベアはRR方式を採用し、空冷エンジンとして量産される大変希少な車と言えます。
しかも、そのエンジンはアルミブロックの空冷水平対向6気筒、さらに1962年からはターボチャージャーを備えた高性能版がラインナップされます。
ボディもいち早くモノコックを採用するなど、当時の一般的なアメリカ製乗用車に比べると異例の存在だったようです。

初期モデルは、ハンドリングの安全上の問題があったそうですが、後期モデルでは改良されました。ただ、風評は後を引き、販売に影響を与えました。

シボレーが生んだ革新的なコンパクトカー、残念ながら1969年に生産終了となりました。

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◆ご紹介する車両について
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今回ご紹介する車両は1967年モデルのシボレー・コルベア、後期モデルです。
初年度登録は2019年8月、旧車ですが重課税の対象車両から外れるため、財布に優しい車です。
現オーナーさんは、コルベアの出会いは高校生の頃だったそうです。
現オーナーさんが、ずっと憧れていた車を約3年前にショップにあるのを見つけます。
当然のごとく、すぐに購入となったそうです。

車両は中古並行車、アメリカでレストアされているようです(詳細はわかりません)。
◆以下の内容はショップが手を入れた個所です。
・MDS装着
・リヤバンパー新品交換
・左右テールライト新品交換
・左右フロントターンシグナルレンズ新品交換

休日のドライブカーとして楽しんで来られましたが、他にも趣味の車があり、乗る機会が減ってきたので整理しようと思い、エンスーの杜への掲載依頼となりました。

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◆外観
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塗装は、クリアもあり、きれいな状態だと思います。
メッキパーツも艶があります。ライトレンズ類もきれいでした。
流麗なスタイルは素敵なデザインだと思います。特にリヤピラーのラインからテールに流れるデザインは素敵ですね。
左右のウインドウガラスは全開することができます。カッコイイですね。
リヤエンジンのため、フロントマスクにはグリルがありません。
トランクリッド(エンジンフード)にはエンジンの熱を逃がすバジルがありました。
ホイールはアメリカンレーシングのアルミホイールを履いています。タイヤサイズはフロントが185/50R16、リヤが195/50R16です。
スペアタイヤを含めてスチールホイール+タイヤが4本ありますのでお付けします。

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◆内装
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ブラックの内装、当時のアメリカを強く感じる内装となっています。
ドライバーズシート前のインパネには砲弾型メーターがあり、その右横にシフトレバーがあります。燃料計が正確な表示をしないときがあるそうです。
トランスミッションは2速オートマチック、シフトレバーにはPポジションの位置がなく、シフトポジションは「R−D−N−L」です。
ラジオを装備していますがアメリカものであるため、聞くことできません。
エアコンが装備していましたが、現在は関連のパーツを外しているため、使用することができません。また、ヒーターもありません。
パーキングブレーキレバーはハンドル下にありました。
パッセンジャーシートシートクッションにはテープの補修跡があります。
ヘッドライニング(天井)にキズがありました。

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◆機関
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アルミブロックの空冷水平対向6気筒エンジン、ツインキャブ仕様から110psのパワーを発生させます。
純正のエアクリーナーケースはなく、社外品のエアクリーナーが付いていました。
スムーズなエンジンスタート、アイドリングは安定していました。
ただし、暖機運転は大切とお話がありました。
◆エンジン仕様
・形式:空冷4サイクル水平対向6気筒 プッシュロッド式OHV
・総排気量:2683 cc
・キャブレター:ロチェスターキャブレター×2
・最高出力:110ps/4400rpm
◆変速機仕様
・GM製パワーグライド2速A/T

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◆足回り
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後期モデルの足回り、特に不具合はありません。
◆足回り仕様
・ステアリング形式:ボール循環式
・フロントサスペンション形式:ダブルウィッシュボーン/コイル
・リヤサスペンション形式:トレーリングアーム/コイル
・フロントブレーキ形式:ドラム
・リヤブレーキ形式:ドラム


更新記事(2022.7.27)
車検を更新しました。特に不具合はなく、車検が更新できたそうです。価格を据え置きとしましたので実質の値下げです。ぜひ、この機会は空冷エンジンのアメ車に乗ってみませんか。

車は愛知県にあります。
個人売買の為、消費税などかかりません。
リサイクル費用と自動車税の月割り負担分は、別途、清算させて頂きます。

以上の記事内容は、オーナーさんのコメントをもとに作成したものです。
整備履歴、修復歴などに関しては、エンスーの杜で裏づけを取ったものではありません。
 245万円→235万円
画像クリックで拡大出来ます
空冷のため、フロントにグリルがありません 
リヤにはエンジン熱を逃がすバジルがあります 
前後フェンダー膨らみ、いいですね 
 
リヤエンジン搭載、後ろが長いサイドビュー 
このアングルいいですね 
 
サイドウインドウガラスを全開したところ 
リヤピラーが細い 
シボレーマーク 
コルベアのフロントエンブレム 
レンズ類 
フロントスポイラーはブラック塗装 
フロントアンダー部 
ドアミラーもカッコイイ 
モンザのエンブレム 
110psを表すエンブレム 
コルベアのリヤエンブレム 
左サイドシルアンダー部 
右サイドシルアンダー部 
リヤエンドアンダー部 
アメリカンレーシングのアルミホイール 
コックピット 
 
メーター 
センターコンソール部 
 
パーキングブレーキレバー 
ドライバーズシート 
パッセンジャーシート 
パッセンジャーシートクッションの補修部 
リヤシート 
 
ヘッドライニング(天井) 
ステアリングホイールグリップ部 
ペダル類 
左ドア内張り部 
右ドア内張り部 
エンジンルーム 
 
 
 
 
エンジン左ブロック部 
エンジン右ブロック部 
サスペンション部 
フロントフード内 
 
残っているエアコンのパーツ 
 


この車両のお問い合わせは

エンスーの杜 愛岐オフィス
TEL/090-4853-3008(アサカワ)

またはEメール↓にて
エンスーの杜車両問い合わせ
asakawa-m@msh.biglobe.ne.jp

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