●アルファロメオ2000GTＶにつきまして●
1750GTVから採用された、フラットノーズと呼ばれる先端に段差のないヘッドライトのフロントマスク。さらに横バーの中に伝統の盾を埋め込んだグリルが特徴的な2000GTVは、1971年6月に登場して、1976年まで生産されました。ほどよいサイズのクーペボディに、強力で官能的なエンジンを搭載して、優れた足廻りを持ち、多くのエンスージアストを魅了してきました。
●今回ご紹介するお車につきまして●
ずっとアルファを乗り継いできたオーナーさんは、2年ほど前に当サイトを通じてこのお車を手に入れられました。歴代オーナーさんが大事にされてきたお車のようで、オーナーさんが手に入れられてからは定期的なメンテ以外はほとんど手がかからず、トラブルなく維持されてきました。大変気に入ってらっしゃいましたが、実は現在アルファ2台体制のため（笑）、今回車両整理のため売却を検討されています。
●外装●
前後のバンパーを外して、バンパーレスのレーサー風に仕上げた外観が、バッチリ決まっています。なお、外したバンパーは保管されており、お付けすることが可能だそうです。
純正色ロッソよりは1段明るい感じのレッドは艶があります。おそらく前オーナーさんのときにリペイントされていると思われます。歴代オーナーさんがガレージ保管、雨天未使用かと思われ、全体的には良好な外装状態ですが、劣化しやすい赤系色のせいか、経年劣化により残念ながら塗装の割れや浮きが所々に見られてきています。
●内装、電装関係●
ブラックのレザーシートは一度仕上げられており、全体的に綺麗な状態ですが、運転席側面に一部破れがあり補修してあります。メーター類は正常に作動し、クーラーはびっくりするくらい効くそうです。ダッシュボード等のウッドもきれいな状態です。
天井は張替済みで垂れ等はございません。オーナーさんはオーディオを使用しておらず、ポータブルナビのみとＥＴＣが装着されています。リヤの電動アンテナは作動しないようです。
●機関、足回り等●
エンジンは好調で、始動も問題なく普段乗りに使えるレベルのコンディションです。
ミッション、クラッチともに好調で、現状問題ありません。タイヤは納車時から変えていませんが、走行距離が少ないためヤマも十分です。
●直近の整備履歴の抜粋●
過去の整備履歴等はございませんが、オーナーさんが購入時に現在もメンテをお願いている専門店でひととおり点検整備されており、現在不具合はないとのことです。
詳細は、見学時にご確認ください。
●オーナーさん談話●
機関的には現状不具合はなく、普段乗りにも使用できます。トルクもパワーもあり、運転していて、とても楽しい車ですが、強いて言えば1300のような軽快感がないところが少し物足りないかもしれません。経年劣化による塗装の浮きなどは随所に出始めてはおりますが、全体的にはよいコンディションを維持できているかと思います。
アルファ2台持ちは少し贅沢かと考え始め、1台に集約しようと思っていますので、気に入っていただける方がいたらぜひお譲りしたいと思います。

●取材者私見●
赤の外装色とバンパーレスのレーシーな外観がバッチリ決まりテンションの上がるお車です。細かい塗装の劣化は見られますが比較的綺麗な外装かと思います。
ご厚意でご自宅近辺を同乗走行させていただきましたが、程よいサイズ感と小気味よくシフトチェンジできるＭＴで運転も楽しそうなお車です。エンジンも好調そうで、軽量ボディには十分すぎるパワーで気持ちよく加速していました。
車検を今月継続されて車検が2年たっぷり残った状態でお譲りいただけるそうですので、このまますぐに乗り出せます。お探しの方はぜひご検討ください。

個人売買のため消費税はかかりませんが、リサイクル料金・自動車税月割分相当をご負担いただきます。
現車は東京都内にあります。

上記は取材者の私見に基づくところもございますので、ご購入に際しては必ず現車をご見学の上でご納得されてからご検討ください。
なお、オーナー様ご多忙のため、ご見学については購入検討の方のみに限らせていただきます。