［フォルクスワーゲンルポ３LTDI （ディーゼル)　］個人売買情報

ディーゼルは正規ディーラーのカタログには存在しません。並行車になります。
オーナー様はH22年10月に所有され、２年間で３万km強を走行しました。
VWが、当時のヨーロッパの３L規格（３リットルの燃料で１００km以上走行)を達成したこのモデルを、試験的に日本へ５～６台輸出したうちの１台ではないか、とのことです。
日本では当時も今も低燃費車というとハイブリッドカーなのですが、VWのヨーロッパでの異なるアプローチに以前から共感を持たれていたオーナー様が、偶然にも中古車情報誌に超レアなこの車が載っているのを発見し、長野まで出向いて購入されました。
ちなみに普段の渋滞の無い街乗りでは２２km/L前後、高速道路を主体とした走り方で最高３４km/Lの燃費をマークしたこともあるそうです。

【外観】　
クリアーが残っており、黒のボディーが良く写りますが、よく見るとボンネットの中央部にタッチペン補修跡があります。鳥のフンを落とされたことで塗装が痛み、純正色のタッチペンで補修されました。しかし、微妙に違っていて目立ってしまってます。
ルーフにサビ浮きが３ヶ所と、わずかなクボミがあります。
ヘッドライトにクスミが見られます。
ホイルナットのキャップが２個、紛失してます。
フォグランプが購入当初から点灯しなかったのですが、特に必要なかったので修理はしてません。
フロントガラス助手席側の中央部分に５ミリほどのひびがあります。車検時には問題ありませんでした。
後部ワイパーのモーターに不具合があり、きまぐれに動いたりします。
タイヤはヨコハマの省燃費タイヤで、交換したばかりです。

【内装】　
特に目立って劣化している箇所は見当たりませんでした。なおエアコンやパワステ、パワーウインドの快適装備はありません。徹底した軽量化を目的としているのでしょう。
右ドアのスピーカーの枠に浮きがありました。
購入当初から後部座席のヘッドレストが紛失しています。車検は通りました。
キーレスが故障しており、現在は手動で開閉しています。電池切れではないようです。
スペアキーはありません。半年ほどかかって本国から取り寄せたのですが、イモビライザーのセキュリティーが厳しすぎて、コンピューター上で読み込みができなかったそうです。
ETCが付いてますが、若干反応が悪いことがあるそうです。
　
【機関】　
不具合がいくつかあります。
・エンジンをかけ、停止状態からＤレンジ及びＲレンジに入れても反応がない（ギアチェンジしない)ことがあります。この症状は一旦エンジンを切り再始動することで回復します。
・十分な暖機運転（夏場で５分、冬場で１０分程度)を実施しないとエンジンが吹けません。
これら諸症状は、以前メカニックにエンジン、オートマミッションを制御するコンピュータにエラーが発生しているとの報告を受けており、これが原因の可能性が大きいとのことです。とはいうもののレアな車だけに前例もなく整備マニュアルも無いため、手探りの整備なので確実なことは言えず、また、コンピュータユニットを交換するのに数十万円もの費用が見積りされていることと、現状走行可能であることから、そのままになっております。
・ABSが故障しており、機能しないようにしてありますので、メーター内の異常ランプは点灯しています。ブレーキそのものはよく効きます。
タイミングベルトやバッテリー等は最近交換されています。ベルトは本国輸入品で、到着に３ヶ月かかったそうです。
スタッドレスタイヤ一式（平成２２年冬購入）をお付けます。

整備は、並行車ということで近所の正規ディーラーでは診てもらえず、９０ｋｍ離れた隣県の工場で施されています。
オーナー様は現在でも非常に気に入っており、今まで細かな故障の修理や整備にかなりの時間と費用をかけました。しかし最近ではそれらのことが徐々に苦になってきており、このレアな車をどなたか維持していただけないか、という思いから当サイトに掲載されることになりました。

車両は富山県富山市にあります。

リサイクル料と自動車税月割り分は、別途ご負担いただきます。
また、オーナーさま多忙のためご見学は購入を前提にお考えの方のみにてお願い致します。