［ＶＷ　タイプＩＩ　ウェストファリア　オートマ］個人売買情報

７５年式のレイトバス、ウェストファリアです。
ウェストファリアと言えば、ポップアップルーフやシンク、コンロなど備えるいわゆるキャンパーとしての装備を持ちますが、代わりにセカンドシートを持たず、乗車人数が減ってしまうバンとしてのデメリットもあります。　
そこで、一部のキャンパー装備を取り払い、セカンドシートを設けて乗車人数を稼いだのが、今回ご紹介する７人乗りのウェスティです。

オーナーさんは平成１７年９月にショップにて購入されました。　並行車で、現オーナーさんが国内ではワンオーナーです。　

前述のように、シンクは外されており、オリジナルのバスのようにセカンドシートが存在し、車検証上も７人乗りで登録されています。　シンク取り外しにともない、ガスや電気関係の装備も外されています。　ただ、車中泊に便利なポップアップルーフは健在です。　３列目のシートは可倒式でベッドになるため、合わせればかなりのベッドスペースが確保されます。

オレンジの外装はややヤレが目立ちます。　完全にラットと言うような状態ではありませんが、全体的にサビなど傷みは散見されます。　ただ、オーナーさん年式相応のヤレ具合を好んでおり、これらはあえて手をいれずにいます。　サビが目立つのはルーバーガラスの下部と右のフロアなど、その他も傷みは点在していますので、詳細は見学時にご確認下さい。　

外装と比較し、内装はキレイです。　ボディカラーに合わせたオレンジが基調となったもので、チェック柄のシートが明るい印象です。　３列あるシートはどちらも破れはなく、状態は良好です。　サードシートの可倒動作も正常、その他ダッシュや天井、内張りも問題なしです。　

ポップアップルーフも機能は正常です。　生地は張替えがされているようで、破れの箇所はありません。　モスキートネット、いわゆる網戸も破れはありません。

エンジンのスペックはノーマルですが、オリジナルのインジェクションからシングルキャブに変更されています。
これまで大きなトラブルはなく、好調でした。　修理としては、約３年前にセルが回らずにスターターモーターを交換、その際にレギュレーター交換とリレーを追加しています。　また、約２年前にエンジンの吹けが悪くなった事がありましたが、その時はキャブのＯＨ、コイルとプラグコードの交換で解決しています。　その他、前回の車検時にボールジョイントにリアホイールシリンダーを交換、また燃料ホースを交換しています。

ヒーターは備わりますが、現在は効かないそうです。

事故暦は現オーナーさん所有時にはないとの事です。

ナビ、ＥＴＣ、ドリンクホルダーは取り外します。

現在車検切れの状態です。　継続取得の予定はありません。　

距離は根拠となるものがないので、参考として下さい。

リサイクル券（１４２９０円）と自動車税の月割りはご負担をお願いいたします。
　
これまで元気に走ってきたタイプ２、フル乗車で出かけた事もあるそうで、活躍の場は広かったようです。　あってもあまり使う機会がないと、思い切ってシンクなどを取り外した仕様は、オーナーさんの使い方にマッチしたもので、それでも広大なベッドスペースが確保されているのは、ウェスティの良さを消しておらず、キャンプなどアウトドアにはしっかり対応した仕様と言ったところでしょう。　車検が切れているため、試乗はなりませんでしたが、走らせずとも敷地内で動かすなどのコンディション維持は行っており、始動性やアイドリングは問題ありませんでした。　オレンジを基調としたポップな雰囲気とＡＴでのイージードライブで、タイプ２に乗ってみたいと言う女性にも適していると見ました。　大人数にも対応するＡＴと特徴の多いウェスティです。　

実車は埼玉県川口市にあります。