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ボルボ  262C
1979
年式
車検
23年7月
走行
154,940km
備考
ディーラー車  左ハンドル  AT  緑色  レストア  クーラー  カーナビ
長さ
4900mm
1710mm
高さ
1380mm
重量
1380kg
排気量
2660cc
取材日2010年6月19日
国内ではとても希少なボルボ262Cのご紹介です。

こちらのオーナー様は、運転免許取得からこれまで常にボルボと走ってきたという、本気のボルボ党でいらっしゃいます。
最初に乗られた240から数えて10台は乗り継がれているというから驚きです。
他のメーカーには見当たらないエッヂの効いたスタイリングや、グッと押し出し感のあるフロントマスクがボルボを気に入られているポイントとのこと。また、抜群の安全性を誇るボディは信頼性が高く、走る棺桶と例えられる車内の広さがお仕事の都合にちょうど良かったそうです。

そんなオーナー様がこの262Cを手にされたのは、約15年も昔のことになります。
お仕事仲間でやはりボルボ党の方から譲り受け、気になるところを直しながら休日のドライブを楽しまれているそうです。
内外装や機関のレストアに400万円ほどかけ、現在ではトラブル無く乗れるところまで仕上げられたとのこと。
しかし、ご家族の都合でお車を入れ替えることになり、泣く泣く手放す決意をされました。
ご家族皆さんで可愛がられてきた262Cですから、これからも大切に維持してくださる人を探されています。

◆◆外装◆◆
空飛ぶレンガとも評されたボルボですが、この262Cはクーペスタイルの美しさを上手く取り入れています。
これはイタリアのベルトーネによるデザインが素晴らしいといえるでしょう。
前後にすっと長く伸びたサイドラインとともに、とても低く抑えられたルーフが最高に美しいですね。
そのルーフには革が張られており、とても贅沢でお洒落なものとなっています。
このスタイリングは特に外国の方に受けが良いそうで、ドライブ中には声を掛けられることも多いそうです。

ボディについては元色のシルバーをグリーンにオールペイントされています。
“ボルボにはこの色でしょう”というオーナー様の言葉通り、似合っていますね。
長年の使用に伴う小さな傷は見受けられるものの、全体に艶やかでコンディションは良好です。
メッキされたグリルも輝きを維持されています。
また、ルーフは傷みが激しかったため、わざわざスウェーデンから革を取り寄せて張り替えられたそうです。

◆◆内装◆◆
262Cの素晴らしさは、この豪華な雰囲気の漂う車内にも見られます。
まるで応接室のような革張りが施されたドアやシートは重厚な仕上がりで、大きめなシートのおかげでゆったりとリラックスして過ごせます。また、後部座席には意外とスペースがあり、やはり大きなシートはソファのようにどっしりと深く座れます。
決して2+2ではなく、4座のクーペという作りが感じられますね。(車検証上は5人乗り)
もちろんトランクも必要十分以上の大きな容量を確保していました。

カーペットやマットは年式を疑うほどに綺麗な状態です。
天井はルーフと一緒に張り替えているため、新品同様といっても良いでしょう。
ただし、前席の2脚はシート全体にシワがでており、運転席に小さな割れがありました。
こればかりは仕方の無いところでしょう。

◆◆機関◆◆
オーナー様が手にされたとき、小さなトラブルがいくつかあったそうです。
しかし、それらを見つけては直すという作業を繰り返された結果、現在ではトラブルフリーで乗られているそうです。
言い換えれば約15年もかけてトラブルを洗い出してきたということでしょう。
もちろん、ボルボの信頼性が高いこともコンディションを維持できている理由になると思います。
取材時も久しぶりに動かされたそうですが、セル一発でスムーズに始動しました。

現代の車ほどクーラーは効きませんが、定期的なガスの補充でしっかり効くそうです。
また、パワーウィンドウもスムーズに動いていることが確認できましたし、使用に不都合はないでしょう。
不具合点としては、ラジオの電動アンテナが格納しなくなっていることだけでした。

◆◆同乗走行◆◆
オーナー様のご好意により、助手席での同乗走行をさせていただきました。
エンジンはすぐに始動し、走り出しもスムーズです。
2.7リットルの排気量があるためパワーは十分で、力強く加速していきます。
まだオーバーホールされていないというオートマの調子も絶好調ですね。
オーナー様の気に入られている“どっしり、ゆったりした走り”というのが身をもって体感できました。
また、機関系に気になるような音や振動は感じられませんでした。
一通りのメンテナンスが終わり、今が乗りごろといえるでしょう。

◆◆取材を終えて◆◆
初めて目にする、とても珍しいお車でした。
また、珍しいだけではなく、クーペに必須の美しさがしっかりと備わっていました。
オーナー様に可愛がられてきたこの262Cが、良き引継ぎ手に巡り合えたら幸いです。

現在も使用されているため、走行距離が若干伸びることがあります。
なお、リサイクル券\12,170の全額負担と、自動車税\56,100の月割り負担をお願いいたします。

保管場所 東京都

以上の記事内容は、オーナーさんのコメントをもとに作成したものです。
整備履歴、修復歴などに関しては、エンスーの杜で裏づけを取ったものではありません。
 SOLD OUT
  ボルボ本来の美しい姿です。
  この姿が美しい。
ルーフも綺麗です。  
  フロントからリアへ
リアからフロントへ 右サイド
左サイド  
シートにはそれなりの年式が感じられますが、良く手入れされています。  
リアシートは、綺麗です ダッシュボードなどは、綺麗な状態です。
ナビが付いています。  
トルクフルな、エンジンは、調子が良いです。 トランクルームも広いです。
  日本でも珍しいエンスー車両です。
   


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