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◆バンデン・プラ プリンセスについて
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混雑したロンドン市内を移動するには小型車が一番ですが普段ロールスやデイムラーの後席に収まる人々が乗る小型車にはそれ相応の風格が必要というのがバンデン・プラの登場の背景だそうです。バンデン・プラ プリンセスが"スモール・ロールスロイス"と称されたのはこうゆう理由からです。
バンデン・プラ プリンセスは、ADO16六兄弟(オースティン/モーリス/MG/バンデン・プラ/ウーズレー/ライレー)の中にあってひときわ高い豪華装備を誇ります。
室内はウォールナットと本革で誂えられ、前席バックレストにはピクニックテーブルが備わります。1.3リッターユニットにSUツインキャブ仕様、トランスミッションは4速マニュアルと3速オートマチックが選択できました。
特徴的なハイドラスティックサスペンションは、ミニと同様のラバースプリングの一部に液体を封じ込めた前後輪関連懸架です。
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◆ご紹介する車両について
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今回ご紹介します車両は、バンデン・プラ プリンセス1300のMk-IIです。
リヤのコンビネーションランプが大型となったマイナーチェンジ後のバンプラです。
現オーナーさんは、約8年前にショップから購入、2代目のバンプラだそうです。
1代目は、グリーンのバンプラで普段の足として使用し、廃車になるまで乗られたそうです。この2代目は、奥様の足として購入されたのですが奥様はあまり乗らなかったそうで自分の足として使用することになります。現在、仕事の関係で自動車登録番号は練馬ナンバーとなっています。
売却理由は、他に面倒をみないといけない車があるため、車庫整理です。
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◆ボディ
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ボディカラーは、ブリティッシュレーシングホワイトです。一度同色で全塗装しているそうですが、経年劣化による塗装の浮き、欠けとキズなどが見られます。
昨年、気になる個所があり、部分的に塗装しています。
タイヤはスタッドレスタイヤ、サイズは155/80R12です。
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◆インテリア
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インテリアはきれいです。インパネ、シート、トリム類もいいコンディションだと思います。フロントシートのピクニックテーブルはきれいな状態です。
燃料計のレッドラインは、給油の目安です。指針がこのラインに来た時に給油をします。
インパネのウッドパネルにはヘアラインが見られました。
助手席シートのシートクッション部に擦れて穴が開いていました。
オーディオは付いていませんが配線はありますので装着は可能です。
オドメーター、時計は不動です。
クーラー付き、よく効くそうです。
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◆機関
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現状、機関に不具合はないそうです。アイドリングも安定していますし、エンジンの吹き上がりも特に問題はないようです。
一昨年、キャブレターを交換しています。
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◆足回り
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特に不具合はありません。ハイドラも今までトラブルはないそうです。
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◆メンテナンス
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購入当時から東京にある専門店で整備しています。その専門店は、カー雑誌「カーグラフィック」の元編集長でした小林○○○さんも利用された老舗とお聞きしました。
今年、車検を更新しています。
試乗させて頂きました。気持ちよく走行します。ギヤの変速もスムーズでした。数年前にミッションは滑りを感じたのでオーバーホールしているそうです。
屋根シャッター付き車庫に保管してあります。
更新記事(2018.10.12)
思い切って値下げをしました。超特価だと思います。ぜひ、小さなロールスロイスと呼ばれるバンプラをお手元に!!
車は岐阜県にあります。
個人売買の為、消費税などかかりません。
リサイクル費用と自動車税の月割り負担分は、別途、清算させて頂きます。