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取材日2008年11月17日 |
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★トライアンフTR4は、TR3Aからのラダーフレームに、ジョバン・ミケロッティがデザインしたドロップヘッド・クーペボディをまとって登場し、通称「トラ4」と呼ばれるモデルで、トライアンフTR4A(IRS)はTR4のマイナーチェンジモデルとなります。 TR4Aは、前身モデルのTR4(1961年〜1965年まで製造)からのマイナーチェンジモデルとして1965年から1967年まで製造されたモデルとなり、TR4からの変更点はリヤサスペンションが、リーフ・リジットからセミトレーリングアーム式独立懸架(IRS)にされて、乗り心地を向上させています。 外観上では、フロントフェンダーにサイドウィンカーが装備されているのと、リヤの装着されているIRSのエンブレムで判別は比較的容易ですが、米国仕様のTR4Aには、このIRSは採用されておりません。 取材車両は希少な右ハンドル仕様となり、エンジンは4気筒OHV2138ccの排気量から104馬力を発生させているモデルです。 発売当時の日本では、3ナンバー登録だった事により諸経費が割高だった為か、もともとTR3A用のオプション設定されていた1991ccの排気量100馬力を搭載したモデルを輸入したケースが多かった様です。 ★取材車両は、現オーナー様がご友人の影響を受けて、約5年前に某専門ショップを通じて購入されておりますが、購入前に細かく購入車両について詳しく調べる事も無く、車両状態を優先して購入したとの事により、レストア時の作業内容や正確な製造年式等の詳細も聞いておらず不明ですが、車検証では平成8年に国内初度登録されており、国内2オーナー車との事だけしか判らないそうです。 ★車両状態は購入時からの状態のままとの事で、現オーナー様は、購入時の状態を維持して来ただけとの事です。 小員が確認した範疇でのボディーレストアの状態としては、フロントウィンドガラス廻り等のウェザーストリップ類や各部のメッキモールやメッキバンパー等も綺麗な状態になっており、Frウィンドガラスにも飛び石傷も無い為、新しくされた物だと思われます。 また、ボディーパネルに酷い錆や腐蝕は見て取れず、ボディーパネルとモール類やウェザーストリップの際の塗装面や、エンジンルーム内も綺麗に塗装されている事等からも、エンジンや取り外しが可能な部品は極力脱着しての作業がされていると推察出来ますので、部品も相当数交換する等のフルレストアに近い作業がされている様に感じました。 個々のボディーのレストア具合としては、ボディーの左右サイドシル(ロッカーパネル)や、左右ドアパネル等を透かして視ると、若干パテ目が見えるのと、テールレンズ回りの塗装面に微細なヒビやメッキモールの小剥れが見られますが、下回りの顕著な錆浮きも無く、ボディーパネルの面出し状態は良好な部類に思います。 ラダーフレームやボディー下部についても、見える範疇において錆や腐蝕も無く綺麗な状態でしたので、レストア時の下処理も丁寧にされている事が伺えました。 ★内装は、左右フロントシートとリヤトリム・左右ドアトリムやフロアカーペットの状態も良く、酷い切れや破れ・スレも気になる事は有りませんでした。 幌については、透明ビニール製のリヤウィンドも綺麗で透明な状態から、新しい物だと思われ、十分に艶や張りも保たれていました。 ダッシュボードには、中央付近に筋状のヒビが確認出来ましたが、割れては無く、メーターパネルのウッドパネルにも割れやソリ・変形等も無く、程度は良好な部類に感じました。 また、メーター廻りの計器類も綺麗で、不具合は見当たりませんでしたが、メーターパネル裏側の配線は整理されておれず、雑然としていたのが残念な所でした。 ★電装関係では、バッテリーは車両購入時に新品装着した物ですが、現在も全く不具合は感じさせずエンジン始動も力強く軽やかに出来ていました。 また、購入時から現在までのトラブルとしては、2年前にダイナモ(発電機)がパンクした為に交換した程度で、それ以外に大きな不具合は無く、電装系のモデファイとしては、アゼストのCDデッキとスピーカーが装着されていますが、ラジオはアンテナも無い為に入らない様です。 また、ヘッドライトがP700の三叉タイプにされている様でした。 些細な事ですが、取材時に確認出来た不具合は、左Frウィンカーの玉切れが確認出来ました。 ★足回り関係につては、基本的にノーマル状態の様でブレーキ関係もFrがディスク・Rrがドラムブレーキとなっており、フロントのサスペンション関係のブッシュ類は、車両購入時に新品交換しています。 しかし、リヤ廻りはまだ大丈夫な状態だった為、未交換との事でした。 装着されているホイールは、センタースピナーのワイヤータイプの15インチで、大きなガリ傷も無く、タイヤも前後共に現在の市販タイヤ(ブリジストン製165/80R15)が装着されており、車両購入時に新品装着した物だそうです。 購入後の車両走行距離は200km位と極めて少なく、車庫保管だった事で、現在でも十分に弾力が残っており、トレッド面も新品同様な状態でした。 ★エンジンルームにおいては、エンジン本体もよく整備されている様子で、極めて軽微な滲みは有りますが、見える範疇でオイル漏れは確認出来ませんでした。 最近エアクリーナを交換しており、取材時のエンジンの始動状態も良好で、アイドリングも安定しており、空吹かし状態での吹き上がりも良好ですので、SUキャブの調整具合もOKな様でした。(動画参照) 排気系のマフラーは2本出しのタイプで、マフラーに錆も無い綺麗な状態でした。 ★駆動系については、トランスミッションやクラッチ関係に不具合は無いとの事でしたが、リヤデフマウントブッシュにヘタリが有るとの事で、ギヤをリバースに入れて動き出す際に「カタ」と音が出るそうです。 ※整備内容については、小員が取材時にオーナー様から聴取した内容ですので、確認が取れている訳では有りません。詳細はご見学時にご自身でお確かめ下さい。 ★当該車の追加写真は、「こちらのヤフーフォト」で、ご覧になれます。 ★出品理由:オーナー様は、ご友人の影響を受けて車両購入されましたが、本来の趣味のバイク(ハーレー等数台を所有)に乗る事が多く、このトライアンフTR4Aは購入してから約200km位しか使用していない為、お好きな方に、大事に引継いで頂きたく出品されました。 上記内容につきましては、オーナー様からのコメントをもとに作成しておりますので、詳細についてエンスーの杜にて、整備暦・修復歴等を全て裏付け確認した訳ではございません。詳細については、ご自分の目で見てご確認下さい。 車は、福井県にございます。 個人ですので、消費税は不要となります。 |
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SOLD OUT |
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