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  東北、関東大震災チャリティ車両
この車両は、オーナーさんのご厚意により、売却が成約した場合、 その金額から、東北、関東大震災の義援金として寄付されます。
尚、この車両につきましては、売却金額の全額を寄付に充てます。

トヨタ センチュリー(VG40)Eタイプ
1994
年式
車検
24年2月
走行
34,700km
備考
ツーオーナー AT エアコン 革シート ETC
長さ
5120mm
1890mm
高さ
1430mm
重量
1910kg
排気量
3990cc
取材日2010年12月2日

トヨタが誇るプレステージサルーン、センチュリーです。
言わずと知れた最高級車で、誕生した67年から数えて実に30年間もの長きに渡り変わらない姿でいる国産車としては希有なモデルでもあります。 シンボルマークの「鳳凰」をあしらい、国内でのフラッグシップセダンとしてその地位を確立するに至ります。 

こちらのセンチュリーは型式VG40、年式はこの手のクルマであれば和暦が似合うでしょうか、平成6年式です。 
モデルチェンジ前のいわゆる初期型の後期モデル、エアサス仕様のEタイプです。 長い全長を持ちながらも、センチュリーの中では一番短いスタンダードタイプ、シフトはフロアATです。 ショップより約34000kmにて購入され、ツーオーナー目、その後オリジナルコンディションの維持に努めてきました。

ボディカラーはセンチュリーのイメージでもある黒塗りをあえて外しガンメタを選びました。 非常にキレイな外装は文句なしのコンディションです。 ツヤは申し分ありません。 メッキパーツも美しい輝きを放っています。 キズもさして見当たりませんが、重箱の隅で言うならば、トランクリッド脇にエクボ状のヘコミが角度を変えて見ると確認できます。 またテールランプレンズに微細なヒビが見受けられましたが、車検に影響するような状態のものではありません。  
現在はシャッター付きのガレージにて、保管状態も良好です。 また、現オーナーさんは雨天未使用です。

ドアを開ければ広大なスペースであるのは当然としても、後席重視である豪華なインテリアが展開されます。 シートはレザーが用いられた仕様です。 後席も電動シート、そこにはマッサージ機能付き、専用オーディオに助手席バックレスト倒してオットマンとして使用することができます。 レザーのコンディションは良好、ヒビや擦れなど傷みはほとんど見られず、高級感は損なわれていません。 所々にあしらわれたウッドパネルも問題なし、天井やカーペットもキレイに保たれています。 

機関も好調です。 これまでトラブルなく、エンジン・ミッションともに不具合なしの状態です。 
整備状況も修理や大きな部品交換もなく、基本メンテが中心です。 最近に行ったものを挙げます。

【平成22年2月】
ブレーキフルード交換
エンジンオイル交換
オイルエレメント交換
Vベルト3本交換
エアエレメント交換
バッテリー交換
プラグコード交換
LLCクーラント交換
ラジエーターキャップ交換
ATF交換
パワステオイル交換
ディスクブレーキ リアパッド交換
フロントワイパーゴム交換

【平成22年7月】
エンジンオイル交換
ボンネット内張り 交換
運転席ゴム(ドア周り) 交換

足回りもオリジナル、エアサスも問題ありません。
ホイールも純正アルミ、スペアタイヤもアルミです。 タイヤの山も充分にありますので、交換は不要です。

記録簿は数枚残されています。

エアコンは問題なく効きます。 ガスはR134のタイプです。

デジタルメーターも正常です。
三角窓の電動動作など、電装品も問題箇所はありません。

ETCはこのままお付け致します。

個人のため消費税はかかりませんが、リサイクル券(14020円)と自動車税の月割りはご負担をお願い致します。

仕事が多忙で乗る機会が少なく、また車庫事情も重なりこの度売却の運びとなりました。

一度はセンチュリーに乗ってみたかったオーナーさん、その選択には条件がありました。 色は黒以外、フルノーマル、距離が40000km以内、無事故などがその項目です。 探し続けて5ヶ月間、ようやく眼鏡にかなったのがこのセンチュリーでした。 黒以外で特にガンメタとなるとかなり希少なカラー、それに組み合わさるレザーのインテリアとともに、オーナーさんの持つ条件にピタリとマッチした個体と言えます。 オットマンになるシートアレンジなど見れば、後席重視なのは一目瞭然、リムジンでなくともVIP気分は存分に味わえます。 オーナーさんもそれを満喫するためにと思いきや、走り、そのドライブフィールにも楽しみを見出していました。 V8エンジンの吹け上がりとエアサスの乗り心地を味わうドリブンカーとしての側面にもその魅力を感じています。 実際にリアシートと運転を体感させて頂きました。 リアシートは足元も広く、至れり尽くせりのまさにプライベート空間の雰囲気です。 次は運転席に移動、高速を含めたドライブと相成りました。 静かにスムースに加速していく様は、さすがの静粛性、非常に重厚さを感じる乗り心地とともに、いつの間にか速度が上がっていると言ったフィーリングです。 ナビやモニターなど現代の装備を持たない辺りも、むしろその保守的ないでたちが似合っていると感じました。 トヨタの4リッタークラスにはクラウン、セルシオが存在しますが、台数では圧倒的に少ないセンチュリー、威厳すら感じるフロントマスクを見るにつけ、その自信の程がうかがえ、他車との格の違いを見せつけていると言ったところでしょう。 このセンチュリーにはトヨタのゆるぎない自動車に対する哲学を感じるとオーナーさん、それに共感を覚える方に、国産最高級車を所有する楽しみを味わってみて下さい。 

実車は埼玉県加須市にあります。


以上の記事内容は、オーナーさんのコメントをもとに作成したものです。
整備履歴、修復歴などに関しては、エンスーの杜で裏づけを取ったものではありません。
 SOLD OUT
オーナーさんのご厚意により、39万円を「日本赤十字社 東北関東大震災義援金」として、寄付させて頂きました。ありがとうございます。
   
  メーターはタコまでデジタルです。 後席からアナログより目触りならない配慮なのではと推測しています。
マッサージ機能のスイッチ 後席用のバニティミラー。 左前席の操作が行えるスイッチもここにあります。
オットマンとしてこのように使います。 何とも贅沢。 オーディオは時代を反映してカセットな辺りがかえって雰囲気とマッチします。
これは何でしょう。 答えは靴ベラをここにセットするようになっています。  
   
サイズは前後とも215/65-15。 景色が写りこんでしまう程ボディは艶やか。
三角窓の開閉も電動で行います。 この状態で風が通り抜ける算段でしょう。  
  4リッターのV8はハイテクとは対極、古典的ながらもスムースな吹け上がりを見せます。
  スペアタイヤはテンパーではなくアルミ。
後席専用オーディオにセットされているイヤホン。 未使用と見ます。 取説は2冊、内1冊は後席用です。
   


この車両のお問い合わせは

エンスーの杜 埼玉支局
TEL/090−1657−4692(イケダ)

またはEメール↓にて
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