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ポルシェ ボクスター 2.7 2007年式
車検 2020年1月 走行 65,000km 備考 ディーラー車 5MT スリーオーナー ETC
長さ 4330mm 1800mm 高さ 1290mm 重量 1370kg 排気量 2687cc
取材日2018年6月30日

ベストバランスとの誉れも高い2代目ボクスター・987の程度良好車です。

約30年続いた空冷ポルシェ911初のフルモデルチェンジ版として1996年(H8)にブランニューの水冷DOHCエンジンを引っさげて登場した996と、その駆動系コンポーネンツを前後逆にしミッドシップ2シーターオープンとして仕立てられた986ボクスターは、諸性能及び生産効率が飛躍的にモダナイズされたと同時に新時代のポルシェとしてふさわしい内外装と走行パフォーマンスを得ることに成功し市場に好評をもって迎えられ、当時青色吐息とも言われ窮地に立たされていたポルシェの業績を一気に回復させた立役者とも言えるモデルでした。

2004年(H16)の終わりに登場した2代目ボクスターである987ボクスターは、986の長所を忠実に受け継ぎながらも全方位にわたり大幅にリファインさせ、ポルシェを大いに潤すとともに現在に到るボクスターの人気を確立させました。

2006年(H18)後期にはエンジンのアップデートが施され(2.7リッターはバリオカム・プラスを新採用し5PSアップ、3.2リッターは3.4リッターに排気量が増加し15PSアップ)、2009年(H20)にはマイナーチェンジを実施、エンジンが新型となり(2.7リッター・245PS→2.9リッター・255PS・6MT化、3.4リッターは直噴化で295PS→310PS)、ATが5速ティプトロニックSから7速PDKへと進化し、そのまま2012年(H24)に981型へバトンタッチするまで大きな変更なく生産され続けました。

今回のお車は2007年式ですので、前期型でエンジン改良後のモデルになりますね。

●● プロフィール ●●

こちらのお車は、主に旧い英国車を乗り継ぎ、現在もMGAを所有するエンスーであるオーナーさんが、いちどはポルシェに乗ってみたいとの思いから2016年(H28)6月に正規ディーラーにて購入したものになります。

決め手となった点は、MTであることと、赤を基調としたオプションのレザーインテリアだったこと、とのことです。

購入した時点での走行距離はおよそ56,000km、現在は65,000kmほどですから、2年で9,000km程度走ったことになりますね。

月1~2回ほど中長距離を主体に使用、特にエアコンのないMGAに替わって夏場のツーリングで楽しんできたとのことです。

ディーラー購入ですからもちろんフルノーマルで、現在に至るまで基本的にノーマルが保たれています。

ドライブレコーダーとレーダー探知機は例外的に後付けされていますが、そちらもそのままお付けするとのことです。

購入以来カーポートにてカバーを掛けて保管しており、メンテナンスはディーラーか、旧い英国車で懇意にしている工場に出しているとのことです。

●● 外装 ●●

フルノーマルかつ良好に保たれた外観です。

ひと目見て目立つようなキズや凹みはありません。

飛び石やフロントバンパー下側のスリキズ等定番のキズもほとんど見受けられません。

詳しく見て気になった箇所としては、

・運転席ドア中央付近にある小キズ

・リアバンパー左の下側にあるスリキズ

・ヘッドライトの磨きキズ

等があります。

ホイールは4本とも良好で、よく見ると小キズが散見される程度です。

リアガラスも含め幌の程度も良好です。

目立つキズや汚れはありませんが、下ろす際に折り込まれる部分のスレは若干見受けられます。

●● 内装 ●●

外装と同じくフルノーマルかつ良好に保たれています。

希少な赤の本革内装ですが、シートこそやや経年劣化が認められるものの手に触れるステアリングやシフトノブ、サイドブレーキレバーなどは良好に保たれています。

気になる箇所としては、

・シートのサイドサポートの傷み(スレ・小キズ・シワ)

・サイドブレーキレバーのボタン付近にあるスレ

・エアコンの温度設定レバーと風量設定レバーの塗装剥がれ

・運転席側サイドシル上の樹脂部分にあるスレ

等があります。

機能面での不具合は一切ないとのことです。

気になるエアコンの調子も至って良好とのことです。

シートの掛け心地も良好で、気になるようなヘタリは感じられません。

ナビ・ETC・ドラレコ・レーダー完備です。

冬場のオープンドライブにおける強い味方、オプションのシートヒーターも備わっています。

●● 機関・足回り ●●

フルノーマルで、モディファイされた箇所はありません。

新車時よりほぼディーラーにてメンテナンスを受けており、直近の車検整備のみオーナーさんが懇意にしている、エンスー車に慣れた工場にて受けています。

記録簿は概ね整っており、定期点検のほかは消耗品交換と軽整備が主体となっています。

ここ数年における油脂類やフィルター類の交換以外のものとしては、

・2013/5  フューエルキャップヒンジ交換、バリオカムソレノイドシール交換

・2013/8  室内監視センサー交換

・2014/1  フューエルタンクキャップガスケット交換

・2015/2  ソフトトップ張り調整

・2015/5  クラッチスイッチ交換

・2015/12 パワーウインドウギアボックス交換、プラグ&コイル交換

・2016/2  HID取付け

・2016/6  ガソリンタンク交換、Fブレーキローター交換

・2016/6  スターターモーター交換、左ブレーキバルブ交換

等があります。

タイヤはヨコハマ・アドバンスポーツV105で、2016年48週のものが履かれています。

●● インプレッション ●●

986のいわゆる涙目から丸目に近い形状となったヘッドライトがチャームポイントのフロントマスクですが、これぞポルシェと誰もが納得する洗練された雰囲気を醸し出しています。

3世代目の981との共通性が強いスタイリングですので、あまり古さを感じない点もポイント高いですね。

ボクスターのデザイン上における最大の特長は、実用的な容量のトランクを前後に備えていながら、そうであるようには一見にしてわからず、角度によってはむしろオーバーハングが短くも見えるように造形されている巧みさにあると言えるでしょう。

スポーツカーに大きなトランクがくっついているように見えては無粋、さりとて荷物が積めないと趣味車なのにおいそれと旅行にも行けないというジレンマに対して、この車以上に最適解を導き出している2シーターオープンスポーツカーはちょっと見当たりません。

もともと上質感の高い987ですが、赤で統一されたレザーインテリアがより一層スペシャル感を高めており、スポーツドライビングはもちろんのこと、高級ホテルに乗りつけたりといったシーンでも違和感のない佇まいを兼ね備えた、大人が似合うスポーツカーとなっています。

ネイビーブルーが上品な幌の開閉も公称12秒ですから、実感としては全く苦にならずにオープンエアを楽しめるといった感じです。

助手席にて試乗させていただきましたが、レカロ製の純正シートは掛け心地もホールド感も良好ですし、ポルシェならではの剛性感や凝縮感は11年経過したオープンボディであっても健在です。

野太くも滑らかな水冷フラットシックスは鋭い吹け上がりと強いトルク感を伴って回り、その気になればあっという間に禁断の領域に飛び込んでしまうであろうことを予感させます。

この素晴らしく美味しいエンジンをオープンボディで味わえ、ゲトラグ製のMTで堪能できるのが"素のボクスター"の持つ魅力ですね。

2.5リッター(986前期のみ)ではややアンダーパワーですし、3.2リッターや3.4リッターではパワフルすぎて日常的に踏み切れないもどかしさもありますから、剛性感の高まった987で2.7リッターはベストバランスといえ、それを良質なMTで満喫できる贅沢はこの車ならではです。

PASM(電子制御可変ダンパー)は付いていませんが、乗り心地は硬質ながら至って快適、コーナリング中も滅多なことでは破綻しそうにない引き締まり感が感じられますし、むしろ路面状況をリニアに伝えてくれ故障要因も減るわけですから、やはりポルシェは素がベストバランスなのだと強く感じさせてくれますね。

●● その他 ●●

ブック類は概ね完備しています。

スペアキーはメインキー2本と予備キー全て揃っています。

●● まとめ ●●

現行型である718はダウンサイジングターボで直4ユニットになりましたので、そのパフォーマンスに非の打ち所はないとしても、自然吸気のフラットシックスが持つスムーズネスやサウンドといった官能性は失われてしまいました。

別な言い方をすれば、NAフラットシックスの価値は今後上がることはあっても下がる可能性は極めて低いと言えるのではないでしょうか。

加えて、3割にも満たないと言われるMT比率のボクスターですから、MT好きなエンスーが探すケースが多い中古市場において、やはり今後も価値が高まる可能性が高いと言えますね。

そんな素987・MTの程度良好車を今のうちに手に入れておけば、乗って楽しんだのち手放す場合に思いのほか良い価格になっている可能性も高いですし、もちろんずっと持ち続けてもエンスー心を満たし続けてくれることでしょう。

オーナーさんは気に入って乗られているものの、次に欲しい車両が決まったとのことで、売却を希望されています。

お車は、東京都荒川区にあります。

個人の為、消費税はかかりませんが、リサイクル料(20,800円)と月割りの自動車税のご負担をお願いいたします。

以上の記事内容は、オーナーさんのコメントをもとに作成したものです。
整備履歴、修復歴などに関しては、エンスーの杜で裏づけを取ったものではありません。
220万円
画像クリックで拡大出来ます
程度の良い987ボクスター2.7・5MTの登場です。 
現行718への系譜を強く感じるスタイリングです。 
ネイビーブルーの幌と赤革内装のコントラストがいいですね。 
グラマラスなヒップラインがポルシェらしいですね。 
ポルシェにはシルバーが似合いますね。 
ボクスターらしさを強く感じるアングルです。 
やはり幌を下ろしたスタイルがサマになりますね。 
現行718よりもえぐみのない上品さが持ち味です。 
フロントからサイドにかけて目立つキズはありません。 
灯火類やエンブレム類も程度良好です。 
フロントバンパー下側にスリキズはありません。 
 
 
 
ホイールは4本とも概ねこのような状態です。 
17インチの標準ホイールがベストバランス感高いですね。 
 
ドアミラーには目を凝らせば分かる程度の小キズはあります。 
 
幌の程度も良好です。 
 
1箇所ややスレた部分があります。 
運転席側ドアの小キズです。 
ストーンガードにヒビ割れはありません。 
リア周りも程度良好です。 
リアコンビランプもキレイですね。 
 
リアバンパー左の下側にスリキズがあります。 
 
 
 
 
トランクはフードも内側も至ってキレイですね。 
ゴルフバッグ1個+アルファを飲み込むリアトランク。 
フロントトランクもとてもキレイに保たれています。 
こちらもかなり広めのラゲッジスペースが確保されています。 
 
オプションのレザーインテリアにテンションが上がります。 
987になって質感が大幅に向上しました。 
随所にレザーが貼られています。 
エアコンOK、TV視聴OKです。 
エアコンパネルの調節レバーには、定番の塗装剥げがあります。 
シフトレバーは良好ですね。 
先端に若干のスレはあるものの、やはり程度良好なサイドブレーキ。 
実走65,000kmを物語る運転席フットスペース。  
サイドサポートには年式相応のスレやヘタリが見受けられます。 
サイドシルやドア下側は左右とも至ってキレイです。 
 
他のボクスターと明らかに異なる個性を演出できるインテリアですね。 
ブック類やスペアキー類も整っています。 
 


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