■■■今回紹介のモデル■■■
1992年5月(平成4年)初度登録の正規輸入モデルになります。
ポルシェ911の3代目モデルの964型は、1989年にデビューしました。
964型は、930型のデザインを踏襲した外観をまとってはいるものの、80%ものパーツを新製するといった手の込んだ手法を採用しました。
その結果、カレラボディの空気抗力係数Cd=0.32は空冷エンジン搭載の911シリーズでは最も低い値となっています。
1992年に大きめのマイナーチェンジを実施。サイドミラーがエアロタイプのミラー(通称「ターボミラー」)に変更され、ホイールもディッシュタイプのデザインから5本スポークのカップデザインホイールなどに変更されました。
2012年1月(平成24年)に都内のショップから購入されました。
雑誌ENGINE(エンジン)の当時編集長担当の長期リポート車として使用された車両です。
珍しい装備としてツッフェンハウゼン工場の新車出荷時にロック率40%のLSDをオーナーさんの注文で装着しています。
内外装のカラー・コンビネーションの組み合わせも標準の仕様とは違い前記の走り重視の印象とは違い落ち着いた大人のお洒落な雰囲気を醸し出しています。
現オーナーさんが偶然ショップに展示してあったカブリオーレ見かけ、以前から964のカブリオーレに興味を持っていて気に入り購入を決めたそうです。
車両購入の際、『修復歴有り』との事です。(フロンとのバンパー交換済み。)
車両は、ガレージ保管です。
今回、車両入れ替えの為、売却をされる事になりました。
■ENGINE掲載内容を少しだけ紹介致します。
・ENGINE編集長期リポート車としての導入時期は、2007年9月で走行距離は、47,000kmでした。
・導入時装着のタイヤ・ホイールは、標準より2インチアップの18インチ・ホイールにミシュラン・タイヤを装着していたものをホイールは17インチ、タイヤはBSに履き替えています。
・サスペンション・キットは、コイル/ダンパー・ユニットをエンドレスのキット(ZEAL)に交換しています。
・問題点として、エンジンオイルが毎日数滴ずつ確実に漏れており、ほぼ1000kmごとに1リッター程度注ぎ足しする必要がある程度。
※その他詳細は、ENGINEのバックナンバーでご確認して下さい。
【外装の状態】
・全体的に大きなキズ、へこみは無く良好な状態です。
・全体的な塗装の状態は、艶、光沢も有り綺麗な状態です。
・左ドアとクオーターパネル、ドアハンドル上部あたりに塗装が擦れている箇所あります。
・ホイールにキズ等無く綺麗な状態です。
・幌の状態は、破れや汚れも無く嫌いな状態です。(ウインドスクリーンに大きなキズ等無く、透明感も有り良好な状態です。
【内装の状態】
・「マジェンタ」のレザー内装の質感は、少しだけ年式相応のやれかたを見せています。
・ドアトリムに大きなキズ、汚れは無く良好な状態です。
・ダッシュボードに割れ等無く良好な状態です。
【機関の状態】
・エンジン、排気系、サスペンション等全体的にコンディションは良好です。
・ただし、エンジンオイルの漏れ(駐車場にポタリと数滴垂れる程度で定期的にオイルを補充が必要なレベルではありません。)があります。
地元のポルシェディーラーで見てもらったところ日常の使用範囲で問題は無いとのことです。
【整備履歴】
■車検証記載事項
[走行距離計表示値]106,200km(平成27年8月21日)
[旧走行距離計表示値]98,700km(平成25年8月29日)
・タイミングベルトは交換済み。
・日頃のメンテナンスは、専門ショップにて実施しています。
【その他】
・リアガーニッシュ、テールランプ新品に交換。
・ベロフ社製車検対応キセノンに変更。
・車両購入時に純正のホイールに交換。
・整備記録簿と取り説揃っています。
<取材後の感想>
現車確認、見学については、オーナーさんも多忙な為、購入を前提とした上でご連絡をお願い致します。
個人売買の為、消費税、諸費用はかかりませんが、リサイクル料(¥14,100−)と、月割りの自動車税のご負担をお願いいたします。現状渡しのノークレームとなります。
【2016年7月6日更新】
車両入れ替えの時期が当初の予定より早くなったので早期売却を希望の為大幅に値下げを致します。
実車は、静岡県にあります。