取材日2012年9月1日

＜ポルシェ911(930型)について＞

ポルシェ911として2代目にあたる930型は1974年から1989年までの長期間にわたって生産されました。その中でも、今回ご紹介するのは1981年式の「911SC」です。

＜外装＞

ボディカラーは白、塗装には艶があります。
オーナー様が手に入れてから、腕の良い職人さんに手入れしてもらった際にゴム、モール類のパーツを新品に交換した為、とても綺麗です。

ガレージ保管なので元々のゴム類や樹脂部品の劣化に関しても少ないです。

詳細につきましては、ご見学の際にご確認ください。

ホイールは純正F6J、R7J、タイヤは、F　205/55ZR16、7分山程度R 225/50ZR16、7分山程度の状態です。

＜エンジン＞

空冷、水平対向六気筒エンジンは購入直前にオーバーホールされており、空冷特有のノイズは少なく滑らか、非常に状態が良い印象です。

当然始動性はとても良好で、白煙、黒煙ともになく、また、異音も特に聞き取る事は出来ませんでした。

ありがちなオイル漏れも、ほとんど無い状態です。
保管してあるガレージのフロアもほとんどオイル滲みは有りませんでした。

＜室内＞

オーディオは社外品が装着されております。
残念な事にオドメーターが不動との事ですが、今年の5月までは動いていたとの事で、実際の距離は現時点の距離プラス1000Km程度との事です。
ファブリックのシートはオリジナルで、若干座面にヤケはあるものの年式から考えると良い状態かと思います。
ハンドルのスレも少なく、ダッシュに割れも見受けられません。

また、ETC車載機もそのまま付属致します。

天井に汚れはありません。

乗車定員は4名となっております。

もちろん、オドメーター以外の計器類の動作に問題はありません。

ただし、エアコンの効きは期待できません。

＜その他＞

助手席での試乗をさせていただきました。

エンジンの吹け上がりは鋭く、タコメーターの針がビンビン跳ね上がるレスポンスです。
3.2のカレラと比べると回転の上昇がかなり早い印象です。

このレスポンスは現代の電子式インジェクションには無い魅力があり機械式インジェクションであるK-ジェトロファンの方には、おすすめです。

車高は低めにセットされているものの、極端にハードなのり心地ではなく、気持ち良い動きを感じられました。

ミッションの状態も良いのではないかと思います。「慣れ」も多分にあるかとは思いますが、ポルシェシンクロのシフトをミスせずチェンジする様には憧れます。

リサイクル料￥13140-及び自動車税の残存期間分は別途ご負担下さい。

車両は栃木県宇都宮市にあります。

　SOLD OUT

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