［ポルシェ356スピードスターレプリカ］個人売買情報

ポルシェ356中でもっとも人気のあるスピードスター。もし本物を購入しようと思うと1000万近くは必要になるのでしょうか。しかし、その前に車両生産台数が少ないので手に入れることは難しいかもしれません。
なんといってもあのフロントウインドウガラスの半円とボディ形状がマニアにとっては堪らない魅力です。私も大好きな車ですがとても本物を所有ことはできません。
そこで選択として出てくるのがレプリカです。
ディティールは違うかもしれませんがあのボディの雰囲気はそのままです。メンテナンスも旧車とは違いますので安心です。安心して毎日（？）乗れる昔の形をした車と考えれば楽しい時間を過ごすことができます。

今回ご紹介する車両はポルシェ356スピードスターのレプリカモデルです。
製作会社はオートトレーディング・ルフト・ジャパンです。ベース車両はメキシコで生産されていたビートルです。メキシコから輸入し、日本で製作されたと思われます。エンジン・シャシはビートルのものを流用、ボディはFRP製です。生産台数や細かなスペックはわかりませんがエンジンは1600ccのインジェクション仕様です。足回りはビートルと同じトーションバー式のサスペンションとなっています。

FRPによく見られるクラックなどは見当たりませんでした。リヤパネルは少し波打っているような箇所がありましたが最初からのものだと思います。フロントバンパーの一部部品がありません。フロントターンシグナルランプレンズが電球の熱で溶けている箇所があります。電球のサイズが合っていないようです。フロントフェンダー左側の文字デカールが外してあります。部品はあるのですが色がゴールドなので取付けていません。
フロントフェンダー左側に車両のセキュリティを解除するキーシリンダーがあります。エンジンを掛けるときはこのキーシリンダーにキーを挿入し、セキュリティを解除してからエンジンキーでエンジンを掛けます。オープンなのでセキュリティは必修ですね。

インテリアは356スピードスターのスタイルを真似て作成してあります。ただし、ベースがビートルなのでビートルを流用している箇所もあります。ドアインナーパネルなどは少し味気ないかもしれません。コラムスイッチもビートル流用です。インパネのスピードメーターはマイル表示です。その他のメーターもメキシコ仕様なので単位は日本と異なっています。

機関は良好だそうです。先日バッテリーを交換し、快調だそうです。キャブ仕様ではありませんのでエンジンの回転は安定しています。回転もスムーズに上がっていきます。少し物足りなさを感じる方もいると思いますが雰囲気を味わうにはこのくらいがいいのかなと思いました。
フロントフードを開けるとそこには燃料タンクとバッテリーがありました。燃料を入れるときはフロントフードを開ける必要があります。

幌、サイドウインドウは揃っています。
スペアタイヤはありますが載せる場所がありません。スペアタイヤを載せるときは助手席に積むそうです。でもあまり遠乗りはしませんので積んで走ることはほとんどないそうです。

オーナーさんのご好意により助手席で試乗させていただきました。走りは大変スムーズで現代車だなと思いました。サスペンションもしっかり動いています。エンジンも静かです。
旧車好きであまり苦労したくない方には打ってつけ一台です。

現在メーターの照明が点きません。

車は愛知県にあります。
個人売買の為、消費税などかかりません。
リサイクル費用と自動車税の月割り負担分は、別途、清算させて頂きます。