プジョー406クーペは、1988年1月から日本に導入されます。デザインは歴代フェラーリを手がけた名門ピニンファリーナによるものです。406クーペはピニンファリーナがデザインのみならず製造工程まで一貫して手がけたそうです。優美なボデーは世界的に美しいクーペと評されています。
エンジンはV6 3.0L DOHC24バルブエンジンを搭載、ミッションはZF製4HP20・4速ATの組み合わせとなります。2000年のマイナーチェンジには可変吸気バルブタイミングシステムが採用され、206馬力の3L
V6DOHCエンジンに切り替ります。
サスペンションはフロント/ストラット、リヤ/マルチリンク方式を採用。フロントディスクブレーキのキャリパーは本国ではオプションとなっているブレンボの対向2ピストンキャリパーが標準装備されています。
シート、ステアリングホイールおよびATセレクターノブはレザー仕様。フロントシートのみメモリー付電動シートとなっています。フロントシートはレカロとプジョーの共同開発によるものです。リヤシートは分割可倒式です。安全装備として全車にデュアル&サイドエアバッグ、EBD付きABS、フォースリミッター&プリテンショナー付きシートベルトを標準で装着。盗難防止にイモビライザーを装備しています。
2003年にはマイナーチェンジが行われ、フロントのデザインが一新されることになります。
今回ご紹介する車両は可変吸気バルブタイミングシステムの3.0リッターエンジンを積む406クーペです。オーナーさんは今年(2008年)の6月に衝動買いをしてしまいます。といっても前から406クーペには興味があり、その胸の奥にしまっていた気持ちがこのリビエラブルーカラーの406クーペを見たときに呼び覚まされることになったそうです。
購入後、今年(2008年)の8月に車検を通します。このときに行ったメンテナンスはリヤブレーキパッド交換ぐらいでしたが、そろそろメーカーが推奨しているタイミングベルトの交換時期(4年または90,000km)でしたので11月にタイミングベルト、ウォーターポンプ、テンショナーを交換しました。これで当分は安心です。
ボデーはきれいな状態です。ボンネットに飛び石による塗装の欠けがありました。あと左側のドア下のサイドシル部に凹みがありました。あとは特に気になる箇所はありませんでした。
インテリアもきれいな状態です。本皮シートのコンディションもいいようです。インストルメントパネルのセンター部はカーボン調のシールが貼ってあります。クルーズコントロールが装備されていました。
足回りはローダウンとなっています。スプリング交換のみのローダウンです。ノーマルのスプリングも保管してありますのでお付けします。
マフラーはラテン系では有名なデビルマフラーに交換してあります。これもノーマルのマフラーがありますのでお付けします。
機関は特に問題はありません。エンジンはスムーズに吹き上がります。また、ミッションのシフトショックもありませんでした。いい状態です。
オーディオは他メーカーのものが付いていますが、純正の新品オーディオがありますのでお付けします。
車は愛知県にあります。
個人売買の為、消費税などかかりません。
リサイクル費用と自動車税の月割り負担分は、別途、清算させて頂きます。