【ラーダ・ニーヴァ 4×4について】
ラーダ・ニーヴァは、ロシアの自動車メーカー・アフトヴァースがラーダブランドで1977年から今日まで製造・販売を続けている本格的4輪駆動のSUVです。
モノコック構造の車体、前輪独立サスペンションを持つ乗用車型SUVですが、ロック機構を有するセンターデフとトランスファーに2速の副変速機を持つ本格的なフルタイム4WD車です。
ラーダのベースとなった車両は、フィアット・124ですが、ボディ、四輪駆動システム、フロントサスペンションなどは独自の設計です。また、当初から前輪にサーボ付きディスクブレーキを装着していた点は当時のソ連の車として非常に進歩的だったようです。
エンジンは直列4気筒 SOHC 1.6L( 72馬力)のガソリンエンジン、ギアボックスは4/5速のマニュアル、フルタイム四輪駆動方式でオフロード走行に欠かせないセンターデフロックや副変速機も搭載します。最高速度130km/hで860kgまでのトレーラーの牽引が可能です。
サスペンションは1970年代の四輪駆動車としては画期的な前輪独立懸架であったのみならず、後輪も固定軸ながら5リンク式コイルスプリングを採用しています。
最低地上高は23.5cmあり、水深51cmまでなら水上走行も可能です。
デビュー当初からほとんど変わらずに生産されていますが、現在ではエンジンが燃料噴射装置(最初はGM製、後にボッシュ製)付きの1.7Lエンジンとなっています。1995年以降は、テール部分のデザイン変更によってテールゲートがバンパーレベルから開くように改良されました。
フルサイズのスペアタイヤはボンネット内に収納されています。
なお、ニーヴァはウラジミール・プーチンの愛車でもあるようです。
【ご紹介の車両】
2015年登録の新車並行モデル、ワンオーナーの車両です。
現オーナーさんは東京にあるラーダ・ニーヴァ取扱いの専門店で購入されます。
もともと林道を走ったり、山へ行ったりするのが好きだったオーナーさん、購入にあたり日本車で探して見てはしたものの、このサイズで本格的なSUVはなく、その時に目に留まったのがラーダ・ニーヴァ、即購入に至ります。
走行距離は1200キロと少なく新車に近い状態なのですが、なかなか乗る時間がなく、また諸事情により車庫を空けたいため、エンスーの杜への掲載となりました。
【エクステリア】
屋根付き車庫保管、雨天未使用、大変きれいな状態です。
新車状態といっても過言ではありません。
一度、車庫に入れるときにドアを開けた状態で後退していたところ、車庫に扉に気付かず、ドアを少し当てたそうです。そのため、ボディショップで修復を行なっています。でもよく見ないとわからない程度でした。
フルノーマル、オリジナルモデルです。
【インテリア】
大変きれいな状態です。インテリアも新車に近い状態です。
デザインは1980年代を色濃く感じるものでした。多少プラスチック感がありますが、オフロード車と思えばこれぐらいの簡素さがいい雰囲気を出しているのではないでしょうか。
センターのコンソールにはトランスミッションシフトレバー、トランスファロックレバー、トランスファギヤレバーがあります。
吊り下げ式のクーラーが装備されていました。
オーディオは装備されていませんが、オーディオ取り付けキット、スピーカー、アンテナがありますので付けて頂けるそうです。
【機関】
1.7リッターの直列4気筒エンジンを搭載、インジェクションモデルです。
トランスミッションは5速マニュアルです。
機関に不具合はありません。
【足回り】
フルオリジナルのままです。
ホイールはスチール、タイヤサイズは185/75R16です。
ホールナットに被せるプラスチックのキャップがありますが単に被せてあるだけのため、外してあります。
【メンテナンス】
エンジンオイルを交換したぐらいです。
エンジンオイルフィルターが2個ありますので付けて頂けるそうです。
また、左側通行用のヘッドライトが2個ありますので付けて頂けるそうです。
車は愛知県にあります。
個人売買の為、消費税などかかりません。
リサイクル費用と自動車税の月割り負担分は、別途、清算させて頂きます。