コンパクトでスタイリッシュなSUV、XJチェロキーです。
ラダーフレームを持たないモノコックボディは都会的な雰囲気を持ちつつも、ジープの血筋を継ぐ高いオフロード性能を有するクロカンモデルです。
ご紹介のチェロキーは、電動革シートや木目調ウッドパネルなどを備えるグレードはリミテッド、平成20年4月に約75000kmで購入しました。 オリジナルからクロカン指向の強いモディファイが加えられていますので、その仕様を挙げます。
・4インチリフトアップ
・ブッシュワーカー・オーバーフェンダー
・サイドステップ
・T&T カスタムチューブグリル
・前後メッキバンパー
・USA MOPAR レッドテールランプ
・Fフェンダー クリアレンズ
・ストレートマフラー
主に外観のモディファイです。 ボディはグリーンから現在の黒へと全塗装がされています。 こちらは約3年前に施したそうで、現在もツヤは充分、非常にキレイな状態です。 ヘコミはもちろん、目立つキズはありません。 あるのはオーバーフェンダーの小キズと一部モールが浮いていると言った程度です。 バンパーはメッキの純正で前後とも新品交換してあり、こちらもキレイです。 フロントグリルはショップオリジナルで希少なアイテムだそうです。 テールランプはUSAタイプのレッドテール。 このままでは日本の法規にそぐわないため、本来バックランプのクリア部をウィンカーにし、バックランプは吊り下げ式にしています。
内装もキレイに使用されています。 レザーシートはヒビや擦れなどの傷みは少なく良好です。 電動の動作も問題ありません。 天井も垂れは見られませんし、その他問題箇所は見受けられませんでした。 内装では操作性向上の変更点があります。 これはチェロキーに見られる特徴ですが、アクセルペダルとブレーキペダルとの段差が著しく、これは素早い動作を妨げる上、疲労にもつながるとの事で改善をしています。 アクセルペダルを底上げする形で位置を変更、これによりかなり扱いやすいレイアウトになったそうです。
機関は好調との事、これまでもトラブルはなかったそうです。 よって修理は要しておらず、油脂類の交換などの基本メンテにとどまっています。 エンジンはオリジナルスペック、変更点はマフラーのみです。 ミッションも何ら不具合は感じないそうです。
足回りは約4インチのリフトアップ、コイルはメーカー不詳、ショックはプロコンプです。
エアコンはよく効くそうです。
エンジン始動時に触媒より音がする時があります。 走行には問題ないため、このままにしてありますが、気になる方は交換して下さい。
HDDナビ(パナソニック ストラーダ)とETCはこのままお付け致します。
リサイクル券(15060円)と自動車税の月割りはご負担をお願い致します。
以前より4駆、クロカンのスタイルに思いを馳せていたところ、近くの整備工場を通りがかった際にふと目をやるとそこにはリフトアップにオーバーフェンダーを備えた迫力のスタイリングのチェロキーが、クロカンのスタイルが好みであったため、ノーマルから仕上げようと思っていた矢先でしたので、それはまさにかっこうの仕様でした。 プライスこそ付いていなかったものの、その場で飛び込み交渉を重ね購入にこぎつけました。 リフトアップにマッドテレーンタイヤとくればハードなクロカンを想像しますが、実はオーナーさん、クロカンでの使用は一度もありません。 前オーナーも同様で、4駆とは言えスタイリングを楽しみたい趣向の下、モディファイが加えられたものです。 これまでトラブルもなかったそうで、実際にドライブして頂きましたが、何ら問題を感じることなく、スムースな走りでした。 ノーマルより明らかに高いアイポイントからの眺めもよく、4リッターの充分なトルクとコンパクトなボディも手伝って走りは思いのほか軽快、かつ取り回しもよさそうです。 さすがに高速では90km程度でブレが出るそうですが、この仕様であれば仕方のないところでしょう。 外観を好みの仕様に仕上げ、これから長く乗ろうと思っていたところに、同じ4駆の、こちらもかねてより探していたクルマの話があり、そちらの買換えのため、やむなく売却を決めました。 都会的な雰囲気の中に、迫力とたくましさを蓄えた仕様のチェロキー、オーナーさんと趣向を同じにする方を求めています。
実車は埼玉県南埼玉郡にあります。