こちらは名車ハコスカの4ドアセダン2000GTです。

こちらのお車は現オーナー様が5年程前にレストアベースの状態で購入されてフルレストアを施したお車です。

前オーナーがこの車をレストアすべく新品のボディパネルや新品ステッカーなど数多くのパーツを集めておられていた状態のお車を現オーナー様はベース車とパーツをすべて買い上げたそうです。

レストアにあたってパーツは全て取り外し、ドンガラ状態にしてからボディレストアをしておりますのでボディの状態は非常に良い状態を保っております。サイドシルなども新品パネルにて交換されておりますのでもちろん、外から見た部分だけでなく下廻りを覗き込んでもとても綺麗な状態です。

塗装は当時のアイボリーっぽいホワイトでフロントスポイラーやワタナベのホイールによってレーシーな雰囲気にモデファイされた外観にマッチしております。

また、ウェザーストリップ類は全て新品交換しておりますのでとてもすっきりとした印象の外観となっております。

ハコスカも最近の急激な価格の上昇に伴って比較的きちんと手を入れてある車も多くなってきているとは思いますがなかなか、ここまで妥協せずに仕上げているお車は少ないかと思います。

機関の方はエンジン、ミッションともにモデファイが施されております。

エンジンはL28のブロックに亀有ピストンを組んで3.1Lになっております。

キャブレターはNISMOの44キャブレター、ミッションはRB用の5速ミッションが組まれています。

ブレーキはマツダのFC用の4ＰＯＴキャリパーに変更し、足回りもショック、バネにも手が入れられブッシュ類も新品交換、デフもLSDが装着されてトータルコディネートされたバランスの良いモデファイが施されております。

ちなみにエンジン出力は300馬力程度ではとの事でした。

しかし、チューニング車にありがちな気難しさは無く、街中、高速問わず普段乗りにも使用できるようにセッティングされているそうです。

冷却系も勿論、ワイヤーハーネスは一から引き直していますので電装類もきちんと機能し、エアコンもきちん整備されて十分に効きますので真夏でも普通に乗れるそうです。

内装ですがダッシュボードは新品に交換されています。シートは運転席がバケットシートで助手席及びリアシートは純正シートです。

助手席のサイドサポート部に一部補修跡が見られますが他は擦れや切れも無く綺麗な状態です。

カーペットもすべて張替られていますので綺麗です。内装が綺麗なお車は気持ち良いですね。

機関もきっちり整備され完調なお車で車検もタップリ残っておりますので、次なるオーナー様もこのまま思いっきりハコスカライフを満喫できる状態です。

これだけ妥協しないで仕上げられ、普段使いも可能な程のモデファイが施されたハコスカは市場を探してもまず見つける事は難しく、在ったとしても非常に高価なものとなってしまう事請け合いです。仮にベース車を買ってここまで仕上げると今回の価格より何百万も余分に掛かってしまうと思いますのでハコスカをお探しの方には是非是非、ご検討をお勧めします。

車は東京都墨田区にあります。

法人名義ですが掲載価格に消費税は含まれます。