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日産セドリック 4ドアセダン 2000SGL-E
1978
年式
車検
24年3月
走行
115,685km(メーター読み)
備考
ディーラー車、3速オートマチック(コラムシフト)、ディッシュタイプアルミホイール(希少物)、ETC
長さ
4690mm
1690mm
高さ
1440mm
重量
1430kg
排気量
1990cc
取材日2011年5月15日

日産セドリック(グロリア)330型は昭和50年6月に登場します。その後、約4年間に渡り販売され、その間多くの改良や車種追加が行なわれました。また、グレードによりフロントグリルやホイールキャップのデザインが異なっていたため、外観の違いだけでも多くのバリエーションがありました。
エンドユーザー向けのグレードとして、2ドアや4ドアハードトップFタイプなどが存在しましたが、購入層は圧倒的に公用、社用が多かったようです。またセダンは主に欧州、中近東向けとして「DATSUN260C」(前期型)、同「280C」「220C」(後期型ガソリン、ディーゼル)の名で輸出され、台湾においてはセダンのノックダウン生産も行なわれていました。

エンジンは230型からのL20型、及び旧L26型をボアアップしたL28型に、酸化触媒、EGR(排気ガス再循環装置)、2次空気供給装置及びエンジン本体改良などにより構成されるNAPS(Nissan Anti-Pollution System)を装備しています。排ガス規制対象外のバンには従来のL20型が、廉価機種にはSD20型2000ccディーゼル、営業車用H20P型(2000ccLPガス仕様)も設定されていました。
燃料装置は全車シングルキャブレターとなります(後に電子燃料噴射装置EGIが登場します)。トランスミッションは4速M/T、3速M/T(ディーゼル及びバンのみ)、3速A/T、それとニッサンEマチック(電子制御自動変速)でした。シフト位置は4ドアにコラムシフトとフロアシフトを設定、2ドアはフロアシフト、ディーゼル及びバンはフロアシフトです。

昭和50年10月にL20E型エンジンを搭載したモデルが登場します。EGI(電子制御燃料噴射装置)付きL20E型は2000GL-E及び2000SGL-Eに搭載されます。EGI車は5速M/T(コラムシフトは4速)と3速A/Tの設定となります。

昭和51年6月にはEGRの改良等により乗用タイプが全車51年規制適合となります。型式は331型です(別規制のディーゼル及びバンは330型のまま)。4ドアハードトップ2800SGL、2000SGL-E、GL-Eに2ドア用角形2灯ヘッドライト、カラードファッションホイール、4スピーカーステレオ(SGL系)を装着したエンドユーザー仕様であるFタイプが設定されます。

昭和52年6月にEGI付きL28Eエンジンを搭載した2800ブロアムがセダン、ハードトップ共に設定されます。また、新設計のSD22型2200ディーゼル搭載車がセダンに設定されます。

昭和53年9月に空燃費フィードバック制御(EGI車)及び電子制御キャブレター(EGI車以外のガソリン車)に加え、三元触媒の採用等により乗用タイプ全車が53年規制適合となります。型式は332型となります。4ドア系セダン、ハードトップの2000SGL-Eにブロアムに準じた内外装(ルーズクッションシート、フロントぼかしガラス等)を持つSGL-Eエクストラを設定されます。
また、2800SGLが2800SGL-Eとなり、4ドアハードトップはFタイプがEGI仕様のみ、Fタイプ以外はキャブレター仕様のみに整理されました。
昭和54年6月に430型にモデルチェンジとなります。

今回ご紹介する車両は4ドアセダンの2000SGL-Eです。登録が昭和53年6月ですので331型の最終モデルとなります。現オーナーさんは約6年前に購入、旧車を愛する仲間と維持してきましたが世相でしょうか、仲間たちはハイブリッドへ、そしてご自身も・・・大切にして来られた個体ですから好きな方、大切にして頂ける方への売却を希望されています。

外観はきれいな状態を維持されています。リヤまわりは欧州仕様となっています。リヤコンビネーションランプ、リヤバンパー、リヤパネルガーニッシュ、トランクリッドモールディング、オーナメント(DATSUN、280Cなど)が変わっています。これは駐車場でぶつけられたからです。
当時修理するのに国内では部品が手に入らず、海外から入手することになり、海外の部品で修理します。国内仕様とほぼ変わりません。好き嫌いはあるかもしれませんが「DATSUN 280C」のネーミングもいいかなと思いました。日本仕様のリヤコンビネーション、リヤパネルガーニッシュ、オーナメントがありますのでお付けします。
フロントグリルの形状が年代と違うそうですが、オーナーさんもよくわからないそうです。
あとリヤの右パネルに板金歴があるそうです。よく見ると塗装の斑があります。

内装もきれいな状態を維持しています。フロントシートはベンチシートでルーズクッションタイプ、使用感はあるものの破れ、擦れはありませんでした。オーナーさんはこのベンチシート仕様がほしかったそうです。
インストルメントパネルに3個所割れがあるため、いつもはカバーを被せてあります。
オートマチックインジケーターの「D」ポジションの玉が切れていました。
コラムシフトノブは社外品です。
オーディオは「ipod」からFMラジオに飛ばしているそうです。スピーカーは3個あるのですがフロントは配線を外し、リヤスピーカー(ナカミチ製)のみとなっています。
リヤスピーカーが取り付けあるボードはバイクのハーレーのシート作成で有名な「バックドロップ」が作成したそうです。

この車両センターロックが装備として付いているのですがリヤドアの左側のみ機能しないそうです。手動でロック・アンロックをします。

機関に不具合はないそうです。オルタネーターは現行のものに変更してありました。

たまに乗りますので若干ですが走行距離は増えます。

車高はリヤ側が2インチのローダウンとなっています。元に戻せるそうです。

アルミホイールは希少のエンケイのディッシュタイプとなっています。ホイールのオーナメントが希少だそうです。

エアコンは効きます。

4年前よりスピードショップFIXに整備を全てお願いしています。

車は愛知県にあります。
個人売買の為、消費税などかかりません。
リサイクル費用と自動車税の月割り負担分は、別途、清算させて頂きます。


以上の記事内容は、オーナーさんのコメントをもとに作成したものです。
整備履歴、修復歴などに関しては、エンスーの杜で裏づけを取ったものではありません。
 SOLD OUT
ボデーカラーはブルーグレーのメタリックです。
再塗装しています。
クリアも残っていますのできれいな状態だと思います。
左側のリヤドア下部に塗装の浮きがありました。
   
内装もきれいな状態です。
気になるのはインパネの割れぐらいです。
グローブボックス内にETC機を装備しています。
   
エンジンの仕様です。
種類:SOHC水冷直列6気筒
排気量:1,998cc
最高出力:125/6,000rpm
最大トルク:17.0/4,400rpm
燃料供給装置:ニッサンEGI(ECCS)

トランスミッションは3速A/Tです。
タイヤサイズは195/70R14、ホイールはエンケイのアルミホイールです。
付属品として日本仕様のリヤコンビネーション、リヤパネルガーニッシュ、オーナメントがありますのでお付けします。
   


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エンスーの杜 愛岐オフィス
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