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ダットサン フェアレディ SR311(ローウィンドー)
1967
年式
車検
23年9月
走行
不明
備考
5速MT/フルレストア車/OH後、走行約80km
長さ
3910mm
1490mm
高さ
1270mm
重量
920kg
排気量
1980cc
取材日2010年10月26日
■フェアレディ SR311に関して・・・、

1967年3月に『フェアレディ1600』に追加されるかたちで、このフェアレディ2000(SR311型)が発表されました。

その後、日本グランプリや数々のレースやラリーなどのモータースポーツで大活躍しその優秀性は証明されてます。

“野蛮だけれど高性能”というフェアレディのキャラクターがまさに頂点に達したのが、このSR311でした。

実際、ゼロヨン15.4秒、最高速205km/hというカタログデータはほぼ実力に近く、このクルマは60年代を通じて日本最速のスポーツカーとして路上に君臨し、アメリカなどでも絶大な人気を誇っています。

★希少な 42年式 SR311(ローウィンドー)です。★

SR311は1967年にそれまでのSP311(1600cc)の後を受けてエンジンを2000cc(U20型)・ソレックス2連装に拡大して誕生しました。

最高出力 145馬力、最高速度 205km 当時としては世界に誇れる数字でした。

昭和42年〜昭和45年まで生産されましたが、その内の42年式を初期型、通称ローウィンドーと呼び、その販売台数(約670台前後)
の少なさとも相まって現在でも昭和42年式には、熱狂的なマニアが存在します。

ローウィンドーと他年式車との代表的な違いは、

@ウィンドーの高さが低い。 レース参加の為、フロントウィンドウがボルトで外れ、レーシングスクリーン装着可能。
A各種メーター類が横一列(5連装)に配置され、往年のスポーツカーを彷彿とさせる。

 (オーナーさん的には、ここが一番好きなところだそうです。)

■以下にオーナーさんよりお聞きした事を記述します。

じつは私はこのSRは2台めのSRになります。と言うのも1台めはあまりSRについては詳しくなく、若い時の「かっこの良い車、 何時か手に入れたい」という思いを実現させる為だけで購入
しました。

その車両は44年式でした。
最初はそれで満足していた のですが、色々と情報を見聞きしている内に、SR=ローウィンドウという考えが頭から離れなくなり、3年前(平成19年3月)に 買い換える事が出来ました。

探しても市場にローウィンドウの出てくる事も稀で、出たとしても程度が・・・・で諦めかけている時に ある旧車専門のショップの社長が自分の為に所有していたのを奇跡的に
も譲ってもらえる事になったのです。

そんな訳で程度の良いローウィンドウを手に入れる事が出来たのです。
走る事に関してはエンジン回り中心に手を入れてあり、5〜6年前にレストア済みと事でした。

40年以上前の車としては合格ラインのレストア状態、エンジンの始動も問題なし、アイドリングも安定、エンジンの 吹け上がりもスムーズ、ボディー周りにサビ無し、しかし、ある
時旧車専門(日産L型)にレストアを手掛けている ショップが家の近くにある事を知り覗いてみてビックリしました。

そこのショップで言う「レストア車」というものの素晴らしさに魅入られてしまいました。どこから見てもまるで新車なのです。
自分の所有する「レストア済みのSR311」が不満の塊に見えてきてしまいました。

そこで、予算的にはキツイものが有りましたが、頼みこんでフルレストアしてもらう事にしましたが、先客としてローレル(ブタケツ) ハコスカGTRの2台がレストア中でした。
普通なら断られる所、一応レストア済み車両という事で時間、手間もそんなに掛からない だろうとの事でかろうじて預かってもらった次第です。 

しかしその作業は手を抜くことなく、 ボディー、シャシー分離後、足周り・ブレーキ・エンジン・ミッション・キャブレター等、ほとんどのパーツを全バラして 新品部品の手に入ったもの以外は、再塗
装、再メッキ処理してボルト一本から組み直しております。

詳細については書ききれませんが、覚えている事を挙げてみます。

・ショック、        コニーに変更。
・ダイナモ、       現行車の再生新品に交換。
・キャブレター、     ソレックス 44パイ2連装に交換。
・ハンドル、       ダットサン・コンペハンドル36cmに交換。
・シート、         42年用新品張替え済みに交換。
・各種純正メーター、 (日本計器)にて新品調整。
・ドア内張り、      左右新品交換。

・ヘッドライト、      「マーシャル」に交換。   
・各種ライト類、     新品に交換。
・幌、           新品に交換。
・幌骨、         リビルト品調整済み。
・サンバイザー、    純正新品張替え。
・各種配線、      新規引き直し。
・ウェザーストリップ、  新品交換                     
・ハードトップ、     純正ハードトップ有り。
・純正スチールホイール(新品調整済み) 4本有り。
 などなどです。

■外観・その他■
オーナーさんがこの、SR311を手に入れた時のボディカラーは、シルバーでした。

現在のボディカラーは赤です、細かなところまでしっかりとペイントされてます。

すでに、オーバーホールもされており、とくに何の問題も無かったそうです。
が、オーナーさんの拘りにて、約2年以上の時間とかなりの費用かけて再度、フルレストアを施されてます。

メッキ部やアルミ部にも腐食など認めませんでした。

非常に綺麗なコンディションです、限りなく、新車あるいは新古車の状態です。
また、昭和42年の、フェアレディ SR311は、生産台数、約2110台、販売台数は約670台程度だとも言われており、マニアの間では絶大なる人気を誇ってます。

もっとも生産台数が少ない42年年式で、これだけのコンディションを保っているSR311はほとんど無いのではと感じました。

■内装・その他■
シートも張り替えられており何の問題もありません。

幌も綺麗な状態です。
幌カバーも付いてます。

ハードトップもお付けします。

ETCもそのままお付けします。

エンジンサウンドやキャブの吸い込み音からも調子の良さが伺える、SR3311でした。 エンジン他、各機関は良好です。

レストア作業中の写真がありますのでご希望の方はメールにてお知らせください。

オーナーさん曰く・・・、
是非一度現車をご覧頂き、ご自分の目で確認して下さい。 
きっと納得される事と確信しております。
去年は、旧車専門誌「レトロカー」NO,5に2ページに渡り、程度抜群のSRとして掲載してもらいました。
今年は、旧車専門店「アモン」が主催する「第13回 旧車の集い」で数ある参加レストア車の中で「最優秀レストア賞」を頂きました。

しかし最近では私自身の体調不良が原因で、乗ってやる事も儘ならない状態です。

このままガレージの中で寂しくさせておくよりは、 大事に可愛がって下さる方が居ればその方にお譲りした方がと考え、今回売却を決めて「エンスーの杜」に お世話になる事を決めた次第です。
「良い ローウィンドー」をお探しの方は一報をお待ちしております。

この、フェアレディ SR311 ローウィンドーは、兵庫県にあります。

個人の為、消費税などはかかりません。

以上の記事内容は、オーナーさんのコメントをもとに作成したものです。
整備履歴、修復歴などに関しては、エンスーの杜で裏づけを取ったものではありません。
大きい写真を見たい方は、近畿・関西オフィスホームページをご覧ください。
 SOLD OUT
非常に綺麗です。  
メッキパーツやアルミ部も良好です。 レストア中の作業写真。
細かなパーツも交換。 レストア中にエンジンルームにエンジンを置いてみる。
  シートも張り替え済みでダメージなどありません。
ドアの下部やサイドシル付近。  
ダッシュボード付近も良好です。  
5連メータが格好イイですね。  
幌の内側  
  トランク内。
トランク内。 メッキパーツなども光り輝いてます。
  左側リアより見た、下周り。
右側リアより見た下周り。 左フロントより見た下周り。
右側フロントより見た下周り。 お付けします、ハードトップ。

ハヤシレーシングのホイール、タイヤ:175/60−14
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TEL/090-1416-5762(タバタ)

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