［ＢＵＢＵ３５６スピードスター］個人売買情報

ポルシェ356中でもっとも人気のあるモデルがスピードスターです。
スピードスターは1954年～1958年の5年間生産されます。モデルは3種類あり、1.5リットルエンジンを搭載した1954年モデル、1.6リットルエンジンを搭載した1955年～1958年モデルの356Aスピードスター、そして高性能エンジンを搭載したレースベース車356カレラ・スピードスターです。

もし本物を手に入れようと思うなら1000万は必要になるのでしょうか。しかし、その前に車両生産台数が少ないので手に入れることは難しいかもしれません。
なんといってもあのフロントウインドウガラスの半円とボディ形状がマニアにとっては堪らない魅力です。私も大好きな車ですがとても本物を所有ことはできません。

そこで選択として出てくるのがレプリカです。
ディティールは違うかもしれませんがあのボディの雰囲気はそのままです。メンテナンスも旧車とは違いますので安心です。安心して毎日（？）乗れる昔の形をした車と考えれば楽しい時間を過ごすことができます。

今回ご紹介する車両はポルシェ356スピードスターレプリカで光岡自動車が出したBUBU356スピードスターです。
光岡社長は、このスピードスターを作るときに「ビートルのフレームを使って356をつくることは、ポルシェ博士と同じ仕事をすることを意味する」として、開発チームに檄を飛ばしたそうです。

その甲斐あってBUBU356は、本物に近い三次元の複雑な曲面構成のボディの造形をクリア、ドアのヒンジやフロントガラスをはめ込むためのウィンドサッシなど細部にわたって作り込みに成功します。

こうして完成したBUBU356は、本物と間違えられるほどの仕上がりを実現しました。
しかし、当時の注文台数は100台余り、かけたコストと見合わなかったため、生産中止となります。残念ですね。

さて、現オーナーさんは、今年の4月に購入します。356の雰囲気に魅了され、衝動買いとお聞きしました。しかし、増車予定があるということで家族の目もあり、売却されることになりました。

【ボディ】
ボディは樹脂製のため、多少のクラック（ひび割れ）が見られます。ただし、補修が必要なレベルではないと思います。テールライトは356Aの丸型テールを使用しています。
幌に破れはありません。サイドカーテンは装備しています。

【内装】
シンプルな内装です。メータはセンターがタコメーター、左サイドにスピードメーター、右サイドに水温計、燃料計のレイアウト、定番の配置です。
ステアリングホイールはウッド製、シフトレバーはクイックシフター付きです。
インパネに割れはなく、いい状態だと思います。フロントシートはバケットタイプ、ドライバーズシートセンター部の生地は貼り替えてあります。

【機関】
フォルクスワーゲンの1600ccエンジンを搭載、4速マニュアルミッション車です。
キャブレターはカドロン製、ツインキャブレター仕様です。
エンジンは快調です。

たまに乗りますので走行距離が延びることをご承知置きください。

屋根付き車庫に保管。

車は愛知県にあります。
個人売買の為、消費税などかかりません。

リサイクル費用と自動車税の月割り負担分は、別途、清算させて頂きます。