［三菱ジープ（Jeep）J26］個人売買情報

三菱Jeep歴史は、太平洋戦争終了後アメリカ進駐軍が使用したウイリスオーバーランド社のジープを、1950年代に誕生した警察予備隊（自衛隊の前身）の車両用にノックダウン生産したのが始まりです。全てウイリス社の部品を用いるコンプリートノックダウンであったため、初期モデルにはスリーダイヤが無かったそうです。国内生産が本格化した60～70年代は自衛隊および官公庁、林業や建設業などが中心の実用車でしたが、75年8月には一般ユーザー向けのJ58型がラインナップされます。
「Jeep」の真骨頂と呼ぶべきスパルタンな姿と悪路をものともせず走り抜ける高い走破性で硬派な個性派ユーザーからのマニアックな支持を獲得しました。民間向け最終モデルは94年登場のJ55型で、自動車NOx法に対応したディーゼルターボエンジンを搭載。 98年に最終記念車の販売を行い、46年に渡るモデルレンジに幕を閉じます。

今回ご紹介する車両は三菱Jeep J26モデルです。現オーナーさんは約3年前に旧車の専門店で購入されます。ファーストオーナーさんは法人登録（建設業）です。購入当時には車両の両サイドに会社名が薄らと見えたそうですが昨年の4月に全塗装したため、今はその形跡を見ることはできません。

外観は全塗装したおかげできれいな状態となっています。全塗装するきっかけとなったのはリヤクォーターパネル後部の両サイドに錆があったためです。本来ならその部分だけ補修となるのですが、塗装がオリジナルだったため、色むらになることが気になり、全塗装に踏み切ったそうです。もちろんオリジナルカラーの全塗装です。
全塗装のときに交換した部品がありますのでご紹介します。
・幌（小川テント製）
・両ドア部のウェザストリップ

ナンバープレートは1ナンバーとなりますので毎年車検があります。しかし、一回の車検費用は7～8万円と安く、自動車税も年1万7千円です。乗用車より安いですね。

走行距離は不明です。購入時にスピードメーターのオドメーターが動かなかったため、スピードメーターは交換しています。交換してからの走行距離はオドメーターの表示距離の8,548kmです。

内装は経年のヤレがあるにしろ清潔感を感じさせる印象です。部品もオリジナルのままの状態です。AMラジオも健在です。シートもいい感じです。運転席側のシートクッションに縫製のほつれと若干の破れがありました、破れと言っても筋が入る程度のものです。シートの配列はフロントがベンチシートで3人が乗車、リヤシートは対面シートで4人乗車ができます。
エンジンには三菱の伝統のある4G53エンジンが搭載されています。キャブレター仕様となります。機関に不具合はありません。
フロントホイールにフリーホイールハブが装着されています。今時の4WDはフルタイムですがこのJeepはパートタイムとなります。そのために手動で4WDに切り替えます。

3年間で行ったメンテナンスは以下の内容です。
・キャブレターのOH（オーバーホール）
・ナックルブーツの交換
・燃料タンクの交換

バイアスタイヤと純正ホイールが4本ありますのでほしい方にはお付けします。

普段の生活で使用していますので走行距離は延びることをご承知置き願います。

現在、Jeepの姿は三菱自動車の公式サイトで見ることができません。これは商標権の問題等から公開継続ができないようです。名車が公式サイトで見られないのは残念です。
時代の流れなのでしょうか・・・。
ジープジャンボリーというイベントが毎年9月に富士山の裾野で行われています。ジープのオーナーさんが全国から集います。Jeepの勇士がそこで見ることができます。
以下はその動画です。
http://www.youtube.com/watch?v=vv0TwCVF2Ko&feature=related

車は岐阜県にあります。
個人売買の為、消費税などかかりません。
リサイクル費用と自動車税の月割り負担分は、別途清算させて頂きます。