クロカン4駆ブームの先駆けとなった初代パジェロです。
L型やマニアの間ではG1とも呼ばれるモデルで、82年から91年まで生産が行われました。
87年から加わったV6 3リッターエンジンの搭載、後のワイドボディの追加により、より乗用高級化が図られる年式でもあります。
こちらのG1パジェロは現代のパジェロにも受け継がれる高級グレード「エクシード」の名を持つワイドボディのエステートワゴンスタイルです。
現オーナーさんでツーオーナー目と聞いており、大変キレイでコンディションは上々です。
状態は完全にオリジナルを保っています。 前オーナーは女性のようで、クロカンのイメージからするところの荒く使われている印象はまるで受けません。 前オーナー、また現在も屋根付きにて
保管され、非常に丁寧に扱われているのが見て取れます。
外観からは傷みの類は見られません。 サビや腐り、またキズもほとんど見られません。 塗装も問題なし、ツヤも十分に感じます。 ステッカーの剥がれがないのもヤレのない印象を強くするところです。 グリルガードやバンパーのメッキもサビは現れていません。 以前は北海道にあったクルマのようで、グリルにはサビ止めが塗られている辺りは大事に乗られてきたのがうかがえます。
内装も同様にキレイに保たれていました。 シートを始めヤレや傷みを感じないコンディションです。ダッシュや天井など問題箇所は見られません。 シートヒーター、サンルーフを備えますが、これらはしっかり可動します。 特筆すべきはダッシュのセンターにある傾斜計です。 中のオイル漏れによる変色や不具合が出るケースが多いそうですが、こちらはオリジナルのままとの事で、状態は良好です。
機関も問題ありません。 これまでトラブルはなし現在も好調との事です。 メンテは油脂類の交換やプラグ交換程度です。 タイベルは記録のステッカーによると約21000km時に交換されているようです。 その他気になるとすればマフラーより排気漏れが見られます。 走らせるとその音が分かります。 オーナーさんがディーラーで修理見積りを取ったところ部品はまだあるとの事で24200円の費用だそうです。 これまでの記録簿は残念ながら残されていません。
エアコンはツインタイプです。 効きも問題ないそうです。
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以前は新車でG1パジェロを購入し所有されていたそうです。 その当時の思い入れが強く、程度の良い初期モデルを探していたところ、このクルマに出会いました。 とにかくコンディション重視で探していたそうで、それに見合ったクルマでしたが、残念ながら車庫事情により手放さざるを得なくなりました。 オーナーさんが惹かれた初期モデルのパジェロ、大事にして頂ける方を求めています。
実車は埼玉県さいたま市にあります。