今回紹介する車両はマツダT1500です。
東洋工業は1957年、「鋼製キャビン+丸ハンドル」の近代的なオート3輪として、2トン積みのHBR型を登場させたが2年後の1959年にはこのモデルの搭載エンジンを空冷V型2気筒から新開発の水冷直列4気筒1484ccのUA型へ換装し、2トン積みのニューモデルとして「T1500」のネーミングを与えた。
UA型にはオート3輪初のトリプルベンチュリーキャブレターを採用
オイルはフルフロー型濾過形式とし冷却水管内にベロース型サーモスタットを備える最新式ユニットである。
その後、小型車枠の拡大措置に伴ってマツダのオート3輪は再編され1962年4月から2トン積みにはより強力なVA型1985ccエンジンが与えられ、T2000へ移行する。
これと同時に、UA型エンジンは1〜1.5トン積みの旧T1100に移植され新たにT1500の名前を受け継ぐことになった。
2トン積みの時代には8尺から13尺までのワイドな荷台長を揃えたT1500も1トン〜1.5トン積みとなってからは8尺のみで標準車と低床三方開き車の2種類というシンプルな荷台バリエーションとなった。
UA型のスペックは最高出力60ps/最大トルク10.4kgmと変わらないがファイナルギアを高速型として燃費の向上が図られている。
リアブレーキはダブルアクティングの2リーディング式へ変更された。
【外装】
ブルーのボディの状態もよく大きなへこみなどなく錆なども比較的少ないです。
【内装】
ビニールシートの破れもなく比較的綺麗なシートです。
天井のビニールは垂れがあり張り替えた方が良いかもしれません。
左右のドアも年式の割には比較的綺麗です。
フロントシート リクライニングOKです。
【機関】
始動性もよくアイドリングも安定しています(エンジンも一発でした)
希少な車で大変程度がよく歴代オーナーさんに大切にされてきたことが伺える車両です、引き続き大事にしてくださる方を希望いたします。
車は兵庫県にあります。
個人ですので消費税などかかりませんが、購入の際には月割りの自動車税とリサイクル料のご負担をお願いいたします。
【お問い合わせに際して】
このページの車両は車の個人売買の情報サイト「エンスーの杜」に掲載されたものです。
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