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ユーノス ロードスター(NA8C)
1994
年式
車検
24年11月
走行
109,400km
備考
ツーオーナー 5MT
長さ
3950mm
1670mm
高さ
1230mm
重量
990kg
排気量
1830cc
取材日2012年5月1日

ほぼ死滅状態だったライトウェイトオープン2シーターのカテゴリーを、世界中に呼び起こすきっかけともなった初代ロードスター、軽快な走りもさることながら、デザインに和のテイストが盛り込まるなど、そんな意外性も感じられるのも初代の特徴でしょう。

今回ご紹介のロードスターは、パワー不足に対応しエンジンが1800ccに変更されたNA8Cのシリーズ1です。 

現オーナーさんで3代目、個人売買にて2004年6月に購入したのが、距離約70000kmの時でした。 その後はサーキットでスポーツ走行が楽しめるようモディファイを重ねてきました。 その仕様を見ていきましょう。

外観はZoomエンジニアリング製のハードトップとトランクフードが備わります。 ハードトップと言えば走行時の音が気になるところですが、こちらは幾度かの対策をした結果、ほとんど気にならないレベルになりました。 ただ、雨の際は窓枠より多少の浸水があります。 塗装は2009年に全塗装を行いました。 色はロブウォーカーのチームカラーをイメージして調色してもらったそうです。 その際フェンダーはツメ折りしています。 
状態としてはキレイで、キズなど傷みはありません。 

その他のモディファイとしては、サイドシルの補強がされています。 こちらはオーナーさん自らの手で溶接を行っています。 

ハードトップ装着にともない幌は外しました。 幌自体もないそうです。

内装を見てみると、シートはクラシカルなオートルックタイプのバケットに変更されているのが目を引きます。 尚、ノーマルシートはありません。 ステアリングはナルディです。 ダッシュ、内張りなどそれぞれ傷みはなく、キレイな状態でした。 
   
エンジンはノーマルスペック、特別なチューニングは行わず、排気系のみ変更しています。 タコ足はフジツボ製、マフラーはSTAGE製二寸管です。 中間にはスポーツキャタライザーを取付け、こちらはマルハ製でガス検のレポートがあるそうです。 熱対策としてサーク製13段のオイルクーラーを備えました。 

メンテの履歴は2005年11月に主だったものを行っています。
・タイミングベルト交換
・ウォーターポンプ交換
・カムシール交換
・クランクシール交換
・クランク角センサーOリング交換
・各ホース一式交換
・ヒーターホース交換

以降はクラッチレリーズを交換した程度で、その他のトラブルはなく、現在も好調を維持しています。

足回りはモディファイの中心ともなるべく、手が入れられています。
組まれているサスは、石井自動車製の車高調(KONI ASA F:12kg/mm R:10kg/mm)、スタビはNBターボ用に変更、それにピロリンクユニットを取付けています。 ロアには補強のバーを2本入れました。 STAGE製の5mmスペーサーをかまし、ワイドトレッド化しています。 

普段乗るには問題ないそうですが、もしサーキットを走るようであれば、アライメントは取り直した方が良いかもしれないとの事です。

ブレーキはDIXELのローターに変更、パッドはマルハ製(SR-27 カッパーメタル)です。 2005年11月に前後キャリパーをOH、ホースはマルハ製のステンメッシュに交換しています。   

ステアリングはパワステを取払いあえて重ステにしてあります。 こちらは1600cc用のラックを用いました。

エアコンも取り払いました。 ヒーターは残してあります。

付属品としては、バルタイ調整式カムスプロケット(新品)、整備書、ボディカバー(アルカディア製)、トップ用ハーフカバーなどがあります。

事故歴は現オーナーさんではありませんが、過去のものは不明です。

オーディオは取り払いましたので、ありません。 アンテナもなし、穴も埋めています。
現在装備しているETCは取り外します。

事故歴は現オーナーさんではありませんが、過去のものは不明です。

リサイクル券と自動車税の月割りはご負担をお願い致します。

エアコン、 パワステ 、オーディオ、幌、快適装備を全て取り払ったハードな仕様のロードスターです。 とは言えタイムのみを削るようなものではなく、街中も乗る以上は雰囲気も大切と、クラシカルなテイストもしっかり織り込んでいるのはオーナーさんの趣向がかいま見られます。 撮影場所まで同乗させて頂きましたが、いかにも抜けのよさそうな排気音をともなって軽快な走りが感じられました。 足回りもハード一辺倒と言うものでもなく、普通に乗れますよ、とのオーナーさんの言葉も、これであればすんなり受け入れられます。 今一度ロードスターの純粋な走りの楽しさを味わいたいと思われる方であれば、十分に魅せられる仕立てでありましょう。  

実車は埼玉県比企郡にあります。


以上の記事内容は、オーナーさんのコメントをもとに作成したものです。
整備履歴、修復歴などに関しては、エンスーの杜で裏づけを取ったものではありません。
 SOLD OUT
  ナンバーの台座は埋めているためスッキリした印象。
   
  追加メーターを備えたものの、配線はつながれていません。
  こちらはオーナーさんが溶接作業をしたサイドシルの補強。
   
ミラーを見てもクラシカルなテイストのものをチョイスしています。  
  ホイールはハヤシストリートの復刻版。 タイヤサイズは前後とも195/55-15
風の一番当たる場所に鎮座するオイルクーラーはサーモ機能付き。 フロントサスの後方に2本備えたロアバー。
  何とも言えない色に変化するステンのタコ足。
お付けするカムスプロケはバルタイ調整付き、新品未使用です。 自分でする作業では非常に重宝したと言う整備書もお付け致します。
   


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