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マツダ コスモ ロータリーターボ リミテッド
1985
年式
車検
23年5月
走行
63,500km
備考
複数オーナー 5MT エアコン ナビ ETC
長さ
4640mm
1690mm
高さ
1360mm
重量
1220kg
排気量
570cc×2
取材日2010年9月18日

コスモスポーツから数えて3代目に当たるコスモは81年の誕生です。
3種類のボディバリエーションを揃え、エンジンも当初レシプロのみからロータリーが追加され、さらに82年にはロータリーターボ発売、当時は国産トップクラスの性能を誇り、高性能化への先駆けにもなったモデルです。 

85年式のこちらのコスモ、4ドアハードトップのボディを持つ、心臓部はロータリーターボを搭載したグレードです。 当初はリトラクタブルライトが採用されていましたが、マイナーチェンジにより固定式となったモデルです。 平成19年2月に個人より購入されました。 オーナー暦は定かではありませんが、現オーナーさんで3代目と推測しています。 オリジナルベースですが、主に走りの面に若干のモディファイを加えています。

外装の塗装はオリジナルで、塗装暦はないと聞いています。 右ドアとトランクに部分的なサビ、樹脂パーツにヤレが確認できましたが、それ以外に傷みは見受けられません。 全体的にはしっかりした印象です。

内装を見ると、メーターナセル両端に配された操作パネル、カセットを見せるがごとく立てて入れるオーディオ、当時としては珍しいエアコンのオートルーバー機能など、随所に個性が感じられます。  状態としてはキレイに使用されています。 シートに破れや大きな汚れはありません。 天井も垂れはありませんが、前オーナーがシャンデリアを付けていたそうで、その取り外した穴があります。 エアコン等の操作パネルはマークにはがれがあります。 その他傷みの類は見受けられませんでした。 オーナーさんは喫煙しますが、クルマの中では吸わないので禁煙車です。

機関問題なしです。
FC用インタークーラー装着、ステンマフラーが主だった変更点です。 今のところエンジンの不具合は認識していません。 基本メンテにとどまっており、これまで大きな修理履歴もないそうです。 

足回りは4輪にショップオリジナルの車高調を組んでいます。 
ホイールはワタナベ、目立つガリキズはなくキレイです。

エアコンはこれまで効いていましたが、現在はガス漏れの兆候があります。 ガスを入れれば効くそうですが、漏れの箇所は特定出来ておりません。 車内のオートルーバーはキチンと可動します。

追加メーターとターボタイマーが備わります。
DVDナビとETCはこのままお付け致します。

取説と当時のカタログが数札ありますのでお付け致します。

現在も使用していますので、距離は伸びます。

リサイクル券と自動車税の月割りはご負担をお願い致します。

80年代のスタイルに魅力を感じるとオーナーさん、すでに4台のコスモを乗り継いでおり、当時の高級車の雰囲気が余すところなく感じられるクルマとして随一の存在のようです。 今となっては珍しい、と言うよりなくなってしまった4ドア・マニュアルミッション・ロータリーターボの組み合わせにより、コスモの魅力はさらに引き上げられ、オーナーさんの趣向にピタリとマッチしたのも、これまで乗り継いできた理由と言えます。 乗り味としては、以前のオーナーがそれほどエンジンを回していなかったせいか購入時は高回転が渋かったそうですが、乗るほどに調子を取り戻し、今やスムースなロータリーの特性が存分に楽しめるそうです。 実際に乗せて頂きましたが、ターボが効くと胸のすく加速が得られます。 体感的にはスペック以上のものを覚えました。 この性能は現代のクルマと比較しても全く遜色ないもので、一見して速く見えないアピアランスとのギャップが楽しいと思わせます。 インテリアは近未来的な印象で、高級感の中の斬新さとでも言うべき内装です。 今回、乗る機会が少なくなり売却となりましたが、普段の足として十分にこなせるとの事でしたので、出来れば次のオーナーになる方にも是非普段から使って頂きたいのが希望だそうです。 バブルの申し子と表現されたコスモ、普段使いできるレアなクルマの印象です。 

実車は東京都東村山市にあります。


以上の記事内容は、オーナーさんのコメントをもとに作成したものです。
整備履歴、修復歴などに関しては、エンスーの杜で裏づけを取ったものではありません。
 SOLD OUT
ボクシーなスタイリングがクルマらしさを感じるそう。
   
ドライバーズシートは7箇所に調整機能があるそうです。  
ドアオープナーの形状など個性を感じるパーツが用いられています。 カセットは当時のホームオーディオのように入れるスタイル。
パネルのマーカーがはがれていますが、手元でスイッチ操作が出来るのは非常に使いやすいそう。  
  トランクのサビ
   
フォグは当時の物を探して装着しました。 インタークーラーはセンターグリルの奥にセット。
ドアのサビ サイズは前後とも205/60-15 山は十分で交換の必要はありません。
車高調は減衰力も調整可能ですので、好みの固さに。 ジェントルなサウンドのステンマフラー。
  12Aのターボのスペックはグロスで165ps、実際はそれ以上出ていたとの話もあるそうです。

取説とカタログです。 同一モデルながらカタログは4冊あります。
   
   


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