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ランチア テーマ 8.32 フェーズ1
1988
年式
車検
切れ(23年12月)
走行
99,600km
備考
D車(ガレーヂ伊太利屋) 5速MT/フェラーリエンジン
長さ
4590mm
1730mm
高さ
1410mm
重量
1360kg
排気量
2920cc
取材日2010年7月20日
■ランチア テーマ 8.32フェーズ1に関して・・・、


テーマのデビューから遅れること2年・・・、
1986年に発表されたテーマ8・32は、本来なら2リットルの4気筒NA/ターボユニット、あるいはおとなしいPRV・V6が搭載されるテーマのエンジンに、フェラーリ308クアトロ・バルボーレ用のV8・DOHC32バルブ2926ccエンジンを詰め込むという、驚くべきアイデアの下に造られたモンスターサルーンである。


ロードカー用のV8エンジンとしては非常に珍しかった308GTB/GTS用の180度クランクは通常のV8エンジンと同じ90度クランクにモディファイされるほか、吸排気系やカムプロフィールにも若干のディチューンを受けて215PSとされた。


エクステリアからノーマル・テーマと判別できるヒントは、フェラーリのような格子のラジエターグリルに5本スポークのアロイホイール、そして任意で上下できる可動式リアスポイラー程度と非常に慎ましく、いかにも上品でセンスに優れるランチアらしい。


しかし、その一方でインテリアは大幅にモディファイされ、スポーティーかつ高級なものに設えられた。

フェラーリのように数字、指針共に赤く光るメーターは一個一個独立してウッドのパネルに組み込まれ、ダッシュパネルも手縫いのステッチが美しいレザー張りだった。


ポルトローナ・フラウ社製の上質な本革シートが選択できた。(日本仕様はフラウ・レザーが標準装備)


当初はランチア・テーマ・フェラーリという車名も検討されたがエンツォ・フェラーリの強硬な反対で、結局8気筒32バルブを表わすこのネーミングに落ち着いたというエピソードも残っている。

★今回の、掲載はランチア・フェラーリとも呼ばれる、ランチア テーマ 8.32フェーズ1です。

歴史的に、因縁浅からぬ両者ですが、直接的なコラボレーションはこの車で最後なのではないでしょうか。


■外観・その他■

大変にキレイに保たれてます。

ボディカラーはブルーブリザードと呼ばれる希少なランチアカラーです。

イタリアの職人が一台一台手描きで施した黄色のボディのストライプもきれいに残っています。


修理工場のデータ整理に伴い、完全な記録が残っていませんでしたので分かる範囲のみお伝えします。
・83000km時に・・・、
・タイミングベルト交換、
・レギュレーター交換、エアコン交換(新ガス対応)

・SUS製ワンオフマフラー交換
・98000km時に・・・、
・電動ファン配線取り直し
などです。


オーナーさん曰く・・・、

エンジン他、各機関は快調です。

オイル交換や各ベルト関係の管理をしっかりとしていただければ快適に乗っていただけると思います。

今ではめずらしい初期型のフェーズ1です。
外観は、ウィンカー廻りのデザインが後期モデルであるフェーズ2と異なります。

排ガス規制の関係でフェーズ2よりパワーがあり、サウンドもフェーズ1の方が良いのでは?と思ってます。

知人である前オーナーも現オーナーの私も屋根付き車庫にて保管をしてますので塗装の状態は良いほうだと思います。


■内装・他■

インテリアはポルトローナ・フラウ社製のレザーとウォールナットにて仕上げられてます。

さすがにドライバーズシートには、細かいヒビが見られました。

ダッシュ廻りの革も少し収縮が見られますが目立つような状態ではありません。

エンジンキーは前オーナーさんより譲り受けた際に接触不良があり、シリンダーを交換しておられます。
ですので、エンジン用、ドア用と分かれてます。

デッキはソニー製のカセットデッキと10連装のCDチェンジャーが付いてます。

以下のパーツもお付けします。
入手出来るうちにと準備をされてます。(ガレーヂ伊太利屋より)

・オリジナルテールランプ(左右)
・82427176 エンジンマウントR-RH
・82427175 エンジンマウントF-LH
・46123954 オルタネータベルト
・46136505 P/S ポンプベルト
・82439821 IGNシリンダーASSY
・82462475 SUPPORT COIL SPRING
・46121788 CLAMP S/PLUG WIRE
・46104915 RING OIL PUMP SNAP
・46132453 ディストリビューター オイルシール


★ オーナーさんよりのコメントとしては、
知人の前オーナーが丁寧にメンテナンスをされており、思ったほど手がかかりませんでした。

もし、要望があれば前オーナー時代よりこの車の面倒を見てくれているショップも紹介させていただきますよ。  

京都と大阪のショップさんです、非常に丁寧に対応をしていただいてます。

高速道などであおられた時などには、電動格納式のリアウィングをブィーンと出して軽く威嚇、その後、おもむろにフェラーリサウンドを響かせて走行する、心地よいですよ。

オイル漏れなども無くエアコンもほどよく効き、エンジン他、各機関は良好です。

この、ランチア テーマ 8.32フェーズ1は、大阪府にあります。

個人の為、消費税などはかかりません。


【更新情報 2012年8月】
オーナーさん、大幅に値下げをされました!
車検が切れましたが、エンジン他、各機関は良好との事です。





以上の記事内容は、オーナーさんのコメントをもとに作成したものです。
整備履歴、修復歴などに関しては、エンスーの杜で裏づけを取ったものではありません。
大きい写真を見たい方は、近畿・関西オフィスホームページをご覧ください。
 SOLD OUT
  ジウジアローのデザイン。
  可動式のリアースポイラー。
綺麗に保たれてます。  
右リアフェンダーに凹みあり。 タイヤサイズ:205/55−15インチ
   
ドアの下部やサイドシル付近も良好。 ゴム類も問題は無い。
シートにはヒビが見られますが使用には問題はありません。  
  天井にはタレがありました。
  ダッシュ廻りもレザー張りです、豪華な仕様です。
  艶や光沢も十分にあります。
  エンジンには、LANCIA by Ferrariの刻印が。
水冷、DOHCフェラーリエンジン 左側リアより見た下周り。
右側リアより見た下周り。  
フロントより見た下周り。 お付けできるパーツ類とスペアータイヤ。
  電動リアスポイラーを格納したところ。
中央の再生ボタンをクリックするとこの車の動画がご覧になれます。


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TEL/090-1416-5762(タバタ)

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