【 ジャガーXJS V12コンバーチブルとは 】
イギリスの高級車メーカージャガーより1975年に名車Eタイプの後継モデルとして登場そして1988年にはコンバーチブルモデルが追加されました。
ロールバーもないフルオープンのボディは、サブフレームの追加など見えない場所で充分に補強している点などジャガーという車が持つ上品さも損なわれていません。
2つのフックを外しボタンを押すだけで僅か数秒で幌は開閉し機密性も良好です。
幌のリアウインドウは熱線入りガラス製のためクーペにひけを取らない耐候性です。
1991年にはマイナーチェンジが行われ名称を「XJ-S」から「XJS」に変更されました。
他に類をみないスポーティで上品なシルエット、洗練された雰囲気のインテリア、滑らかで力強い走り、どれを取っても優雅で気品に満ち溢れています。
90年代の車でありながらも70年代の渋さが体感できる名車と言えます。
【 当車について 】
当車はブラックアウトされた横長のテールランプが特徴的なマイナーチェンジ後の壊れにくいディーラー後期モデルになります。
オーナーさんのご親戚がディーラーにて新車で買われた車両を引き継がれました。
名義こそ変更されていますが、実質ワンオーナーならぬワンファミリーオーナーです。
長年に渡りしっかりとディーラー整備されてきた車両ですので、12気筒である事を忘れるくらい静かでスムーズな乗り味です。
オーナー歴がハッキリしていて、取説・マニュアル・整備記録もある(全部は無い)
大変希少な車両だと思います。
なんと当時の新車価格は、1,345万円という超高級グランドツーリングカーです。
【 エンジン・機関関係 】
エンジンは泣く子も黙る、水冷V型12気筒SOHC 排気量5343cc
最高出力280ps(206kw)/5500rpm
最大トルク42.3kg・m(414.8N・m)/2800rpmです。
電動ファンも装備されていますので真夏でもオーバーヒートの心配はありません。
トルクフルなエンジンに3速ATミッション、足回りは全独立サスの組み合わせが優雅でしなやかな走りを演出してくれます。
まるで電動モーターかのような、シルキー12気筒です。
【 エクステリア 】
・外装色はグリーン系で落ち着いた雰囲気がイギリス車に良く似合います。
・塗装の状態も色褪せなど無く良好です。
・リアメッキバンパーの一部に凹みがありますが、ストックがあるのでお付けします。
・電動幌もダメージなど無くキレイです、熱線入のリアガラスの視界も良好です。
・ホイールは1本ガリ傷がありますが、スペアに未使用な物が付属します。
・トランクにスペアタイヤ(未使用)と工具セットが装備されています。
・下まわりのダメージも見当たりません。
・エンジンルームもキレイな状態に保たれています。
・各ランプ類も、曇りやくすみも無く良い状態です。
・全体的に大変キレイで良い状態を保たれています。
【 インテリア 】
・とにかく華麗で豪華で洗練されたデザインです。
・高級感のあるレザーシートに破れやへたりも無くよい状態です。
・英国車らしい細身のシフトレバーに気品を感じます。
・ダッシュボードの状態も良好で割れなどありません。
・高級感のあるウッドパネルも割れや色褪せもなく良い状態です。
・幌の内側の状態も良好です。
・フロアカーペット・マットの状態も良好です。
・オーディオは純正のカセットラジオです、実はこれも一度新品に交換されています。
・ディーラーの取説類もそろっています。
・見た目、雰囲気の全てが優雅で高級感に満ち溢れています。
【 整備記録 】
・エアコン関係をフルオーバーホールされていますので気温30度を超える真夏でも涼しい顔してドライブを楽しめます。
・ブレーキ関係もリフレッシュされていますので、良く走り良く止まります。
【 現在の不具合箇所 】
・燃料計の針の動きがアバウトで表示位置に誤差があります。
オーナーさんは長年に渡り徹底的に整備をして良いコンディションを維持してきましたがご高齢となり、後継者もいないという理由で泣く泣く手放す決意をされたそうです。
巷ではV12気筒のイギリス車は故障が多くて扱いづらいとのウワサもありますが、しっかりとメンテナンスされ、履歴がハッキリとしたこの車にはあてはまりません。
車は東京都武蔵野市にあります。
個人ですので消費税はかかりませんが、リサイクル料と月割りの自動車税のご負担をよろしくお願いします。