ジャガーの中核をなす、フラッグシップモデルのXJシリーズは68年よりその歴史は始まります。その伝統的なフォルムはジャガーのそれと言わんばかりのもので、モデルチェンジする中でもらしい高級感を常に漂わせています。その高級サルーンのX300系が今回ご紹介のXJソブリンです。ロングボディのソブリンは見かける事は稀のように思いますが、全長が長い分低さが強調されたかのような優雅さを増した印象でした。さて今回の車両ですがなんと言っても一番の売りは値段です。状態も良く車検も一年近く残っており、タイヤ山など消耗品も大丈夫です。新車で買うと1400万円はくだらない車両ですが今やこの値段です。一度ジャガーの世界観を味わいたいと思っている方、今回チャンスですよ。

◆◆外装◆◆
薄いライトグリーンメタリックの綺麗な色でとてもジャガーに似合っておりました。ただ残念なのはジャガーのこの色系特有に出てくると言うクリア層の劣化です。全体的にある訳では無いのですが、洗車等の際に出来る線キズの様な物がルーフやリアのフェンダー部に出ております。ただこの劣化は近くで見ると目立つだけで、パッと見は凄く綺麗な車に見えます。その他は特に大きなキズや凹みも無い状態です。レンズやメッキ部も綺麗でした。

◆◆内装◆◆
距離数が出ている割には綺麗な状態を保っております。天上も一度張替えを行なっている為に綺麗です。シートの擦れも最小限ですのでジャガーの内装らしく美しい状態を保っております。シートのメモリ機能に不具合があるそうですが、作動に問題はありません。ETCとポータブルナビはそのままお付けしますとの事です。

◆◆機関◆◆
大分距離数が出ているのですが特に何も問題無く現状調子が良いそうです。大きな修理点としては一度ミッションを専門のショップにて交換してあります。定期的なメンテナンスもそこで行なっているとの事です。エアコン等の不具合も見られませんでした。

◆◆備考◆◆
オーナーさんにその魅力を伺うと、やはり高級感と乗り心地の良さを挙げていました。大柄なボディは取り回しの面から言えば決して扱いやすいとは言えませんが、それを差し引いての魅力、それがジャガーに求められるものであるかのようです。静かにゆったりとジャガーを楽しんでいる様子でした。次回の車両の購入も決まっており(因みにロールスですが...)その為に今回は破格の値段設定にして頂きました。

自動車税の月割り負担分とリサイクル費用は、別途、清算させて頂きます。

車は埼玉県、さいたま市にございます。