ジャガーを代表するラグジュアリーサルーンといえばXJシリーズ。1994年9月にX300のコードーネームで呼ばれるニューモデルへ世代交代しました。基本設計はXJ40の改良版ですがよりシリーズ3のイメージに近づけたプロポーション、AJ6エンジンの改良版であるAJ16エンジン(3.2/4.0リッターの直列6気筒DOCH)と6.0リッターV12エンジン、それにジャガー史上初めてスーパーチャージャーが搭載された4.0リッターエンジンがラインナップされました。
1998年以降に登場したX308系からはV8DOHCエンジンが搭載されます。エンジンの種類は、4.0Lスーパーチャージャー付きの375馬力をトップユニットに、294馬力の4.0L、243馬力の3.2Lの3種をラインアップ。ミッションはすべて5ATとなります。
ボディはドライバーズカー的性格の強い標準ホイールベース(2870mm)とショーファードリブン向けのロングホイールベース(2995mm)があり、車種もエグゼクティブ3.2L-V8からダイムラー・ブランドのスーパーV8まで幅広くラインナップを揃えています。
内装は高級車の代名詞とも言える美しいウォールナットの本木目を惜しみなく使用したインストルメントパネル、コノリー社製の本革シートを装備し、気品漂う空間を提供しています。トランスミッションはレバーやボタンを押すことなく操作できる
5 速 AT で(D レンジを挟んで J の字を描く) J ゲートと呼ばれるジャガー独特のシフトパターンを採用しています。
今回ご紹介する車両はジャガーXJ6 3.2セレクトです。セレクトとは日本仕向けでフル装備モデルのことをいいます。現オーナーさんは約3年前に購入し、特にトラブルもなく現在に至っています。内外装、機関とも調子はよく手離す予定ではなかったのですが、先日「エンスーの杜」からロールスロイスを購入、2台並べて車庫に入れる予定が・・・入らない、どうしようと悩んでいるうちに「エンスーの杜」が頭に浮かび掲載となりました。
さて、お車の件ですが先にも述べたように大変調子が良いそうです。
ボディもきれいな状態です。とはいっても新車ではありませんので小キズ、エクボなどはあります。
インテリアもきれいな状態でした。コノリー社製の本革シートも良いコンディションです。天井の垂れも見られませんでした。オーディオは純正でトランクにCDチェンジャーがあり、スピーカーはアルパイン製で8スピーカーシステムとなっています。
気になる点として時計のドットに欠けがありました。
機関は快調でした。オーナーさんのご好意により後席にて試乗させていただき、楽しいひとときを過ごすことができました。ありがとうございました。
点検記録が残っていますので以下にご紹介しておきます。
【H10.4 :定期点検記録】
エンジンオイル交換、オイルエレメント交換
【H11.9 :車検記録】
エンジンオイル交換
【H13.9 :車検記録】
エンジンオイル交換、ブレーキオイル交換、フロントブレーキパッド交換、A/Cベルト交換、ウインカー球交換、ワイパーゴム交換
【H15.9 :車検記録】
エンジンオイル交換、ワイパーゴム交換
【H17.9 :車検記録】
クーラント液補充、ATオイル交換、ATオイルスクリーン交換、ATオイルパンパッキン交換、カップホルダー交換
【H19.1 :定期点検記録】
エンジンオイル交換
【H19.10:車検記録】
エンジンオイル交換、オイルエレメント交換、ブレーキオイル交換、フロント・リヤブレーキパッド交換、A/Cベルト交換、左フロントロワーアームボールジョイント交換
【H23.10:車検記録】
エンジンオイル交換、オイルエレメント交換、クーラント液補充、ブレーキオイル交換、右フロントショックアブソーバーブッシュ交換
車は愛知県にあります。
個人売買の為、消費税などかかりません。
リサイクル費用と自動車税の月割り負担分は、別途、清算させて頂きます。