■ホンダ 1300クーペに関して・・・、
ホンダ・1300は、本田技研工業が、1969年から1972年まで生産、販売していた乗用車です。
1969年当時、世の中は「水冷エンジン」に移行しており、それはエンジン効率や、冬場の快適性からも有利だったからです。
そのような時代に空冷主義を曲げない本田宗一郎氏が、自信を持って世に送り出したのが、昭和44年に登場した「HONDA 1300シリーズ」です。
エンジンは、オールアルミ製の、1,298cc 直4、SOHC 8バルブ・クロスフローで、シングルキャブレター仕様で100PS/7,200rpm、4連キャブレター仕様は115PS/7,500rpmを発揮しました。
装備するキャブレター数により,シングルキャブ車が「クーぺ7」、4連キャブ車が「クーペ9」と呼ばれました。
(何故に7と9なのかは不明です。)
この最高出力は当時の1.3L級エンジンとしてはひじょうに優秀であり、2.0L並みであったことと、DOHCエンジンに匹敵する高回転を誇りスムーズに吹け上がったそうです。
また、最初で最後の採用となったDDACと呼ばれる冷却方式は、空冷エンジンのシリンダーブロックやヘッドの中に、水冷エンジンのウォータージャケットにあたる冷却風通路を備えることから「二重強制空冷」の名を持っています。
空冷エンジンを持つF1マシン、RA302 からのフィードバックというのがセールスポイントでした。
世界でも類を見ないオールアルミのドライサンプ方式・・まさにレーシングカー仕様だったそうです。
・創業者の本田宗一郎氏のエンジンに対する思いは「空冷絶対主義」でした。
★当時でも、めずらしくなっていた空冷エンジンの、ホンダ 1300cc クーペ7です。★
このお車は大阪の、メンテナンスショップさんよりの掲載出品です。
内外ともに、レストアを施された、大変に希少な一台です。
この、平成23年6月に新規車検を取得してます。
車検証の備考欄に、保安基準適用年月:昭和46年2月と記載されており、初度登録年は昭和46年ですね。
※走行距離に関しましては、不明扱いとさせていただきます。
■外観・その他■
オールペイントが施されてます、大変に綺麗なボディコンディションです。
メッキ部分やアルミ部分にもクスミなどなく光り輝いてます。
モールやゴム類も良好です。
エンジンやエンジンルームも綺麗な状態です。
型式は、H1300C、原動機の型式は、H1300Eと記載されてます。
■内装・他■
インテリアも良いコンディションを保っています。
シートに関してもヤブレやヘタリなどは認めませんでした。
ダッシュ周りも何のダメージも感じません。
・動画を観ていただければ、ある程度分かっていただけるかと思いますが、特筆すべきはサウンドです。
いわゆるエギゾーストノートですが、ホンダ特有の野太い音は、魅力的で走りを意識させるには充分です。
この、ホンダ S1300クーペ7のお問い合わせは、
下記の、メンテナンスショップ(有)ジャガーオート・サービスまでご連絡ください。 |