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フェラーリ 308 GTB ファイバーボディ 1975年式
車検 2021年5月 走行 57,000マイル 備考 5MT 中古並行車(英国仕様) 右ハンドル 国内ワンオーナー ヒーター
長さ 4180mm 1730mm 高さ 1120mm 重量 1270kg 排気量 2920cc
取材日2016年3月11日

スモールフェラーリの起点となった308です。優美さはフェラーリであればどのモデルでも感じるところ、ただ歴代においても308GTBや365BBのスタイリングには、どこか特別な感を持つ人々が多いように見受けます。どちらかと言えばエッジの効いたシャープな印象を受けますが、よく見るとかなり複雑な曲面があり、また急角度で直線的なラインとも構成されており、それらが複雑に混じり合う事で、このデザインが確立しているのであろう事が見て取れます。聞くところによれば、これを実現すべく308は当初FRPを採用し、これまでになかったモダンかつ優美と絶賛されるデザインを世に送り出す事ができたとの事、途中から鋼板へと変更になるも、特徴でもあるスタイリングを持つその背景に、ファイバーボディの存在が大きなものであったのが、その辺りからもうかがえます。

今回ご紹介致します308は、そのファイバーボディモデルです。年式は75年とありますから、デビュー年の初期モデルと言えます。ファイバーボディとともに、さらに珍しいところではイギリス仕様の右ハンドルです。現オーナーさんがイギリスに直接赴き、個人輸入したものです。よって国内ではワンオーナー、現地イギリスの前オーナーが新車で購入したと聞いていますので、合わせてもツーオーナーと言う認識です。

現地で購入し、輸入したのが約11年前、リフレッシュと車検取得に時間を割き、よいコンディションの下、はれて日本の道を走るようになったのが平成25年6月の事です。コンディションはモディファイは一切加えていないオリジナルが保たれています。

ではまず外観から見ていきましょう。ボディは国内にきた際にオールペンをしています。当初から塗装は決して悪くない状態だったそうですが、細かなキズが散見され、それらを補修すべく、ショップからのすすめもあり同色に全塗装をしたそうです。その際エンジンを降ろすなどの、ほぼドンガラの状態にして塗装は行われたそうです。以降はさほど乗っていない事もあり、また保管も完全屋内の良好な環境にありますので、状態は非常にキレイに保たれていました。ファイバーボディですので、当然サビの類は見られません。ウェザーストリップもしっかりしていました。リトラクタブルの開閉動作も問題ありません。サイドミラーは現地にあった際にも両方付いていなかったそうで、現在もそのスタイルで通しています。ただ、車検の際は必要になるかとは思いますので、それはご用意頂くようになろうかと思います。

次に内装です。こちらもリフレッシュの意味合いで手を入れています。ただ、オーナーさんは張り替えでオリジナルの生地が変わってしまうのを嫌い、リペアと言う手段を取りました。傷みの部分を補修する形で、なるべくオリジナルを残すようにしてあるそうです。シートにもそれを施していますが、運転席のサイドサポート部にスレが見られます。ただ、破れやホツレはなく、座った感じもへたった印象はありませんでした。ステアリングもリペアがされており非常にキレイになっています。ダッシュも割れやなく、ベタつきもありません。その他天井や内張も問題なしです。

スペアタイヤカバー、リアトランクカバーも破れはなく、ファスナーでの開閉動作もスムースに行えました。

機関も良好です。エンジンはこちらも現地にあった時から調子はよかったそうですが、国内に来た際に内外装と同様にリフレッシュしています。内容としては特別重整備の必要はなかったそうですが、念を入れ分解、クリーニング、各部のセッティングを行っているようです。結果走行上はもちろん、始動からアイドリングまで問題は見られず、好調を維持している様子です。尚、エンジンが組み上がってからの距離は300km程度だそうです。

ミッションも問題なく、スムースにシフトできます。
クラッチも滑りなど不具合は感じていません。

足回りもオリジナルのままだそうです。

事故・修復歴は現オーナーさんについてはありません。現地にあった際の状況は不明です。

距離は国内に来てからメーター交換等していません。現地にあった時からの継続です。

自動車税の未経過分とリサイクル券(6460円)は清算をお願いいたします。

かねてより308を求めていたオーナーさんですが、ここには譲れないポイントがありました。それはファイバーボディ、ドライサンプ、シングルデスビのつまりは初期型、そして何より右ハンドルと言う要素です。これに限るとその当時は国内には一切情報がなかったそうで、自ずと海外に目が向くのは自然の流れのようでした。探ってみると、北米、ヨーロッパと数台条件を満たしたものがあり、その中でもイギリスにあったこちらが、最もコンディションに優れていたそうです。これと決め即現地に足を運び、試乗も行った結果購入の運びとなりました。個人輸入でしたので、国内登録など苦労もありましたが、オーナーさんにとっては好みに見合う308として、ようやく日本の地を踏ませる事ができたと言ったところでしょうか。その308を試乗に出かけました。まず始動の様子ですが、それほど長いクランキングを要せず、また、アイドリングが安定するのも気温を考えると容易な印象を受けました。走り出すと背後から吸気音とともにハイトーンのらしいサウンドが響きます。その間もキャブの息継ぎやバックファイヤーは一切現れず、高回転までそれはスムースそのものでした。フェラーリの2速が入りにくいとよく聞きますが、こちらは低い気温の中でもスムースに入り、はじかれる様子も見られませんでした。足回りからも異音はなく、路面のギャップも気にせずともよいのは意外とも感じるところで、乗り心地がよいと言うのも非常に印象深いものでした。多少クラッチは踏み応えがありますが、それ以外は気難しいところはなく、普段乗りでもこなせそうな雰囲気もあり、実際にオーナーさんも、それは十分に考えられるくらいのコンディションとの自負も見受けられました。ようやくお眼鏡にかなう308を手にしたものの、すっかり乗る機会がなく、今回このコンディションを引き継いで頂ける方を求める事となりました。軽量と評されるファイバーボディの初期モデル、それを右ハンドルで駆るオーナーさんのスタイルに、共感を覚える方はいかがでしょうか。

実車は長野県にあります。


【更新】
新たに車検を取得致しました。
イギリス現地にあった際のオーナーが行った30年間の整備明細があるそうです。

以上の記事内容は、オーナーさんのコメントをもとに作成したものです。
整備履歴、修復歴などに関しては、エンスーの杜で裏づけを取ったものではありません。
2600万円
画像クリックで拡大出来ます
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
クラシカルな雰囲気のメーターは308の特徴。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
タイヤサイズは前後とも205/70-14
 
 
 
 
 
 
 
 
 
カバー、ファスナーともしっかりしています。
3リッターV8は、独特なサウンドとともに好調さが感じられます。


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