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フェラーリ ディーノ 246GTS
1974
年式
車検
24年11月
走行
11,991マイル
備考
フル整備済み(2010年度、約600万円)
長さ
4270mm
1710mm
高さ
1110mm
重量
1260kg
排気量
2418cc
取材日2011年2月7日
★フェラーリ ディーノ 246GTSに関して
フェラーリ初のミッドシップエンジンの2座席スポーツカーで1968年から1974年まで生産された。
創業者エンツォ・フェラーリの長男(愛称:ディーノ)がアイデアを出したとされる65度V型6気筒 DOHCエンジンを持ち、V型12気筒の既存車種と区別するため、「ディーノ」ブランドとなった。
1969年から登場した246GTは排気量が2418ccに拡大され、鋳鉄ブロックのエンジン(このエンジンはランチア・ストラトスにも使用された)とスチール製ボディを持っていた。
1971年にはタルガトップの246GTSが追加されたが、合計3,761台が作られた内の約3割はGTSで1,274台であった。
3基のキャブレターにより最高出力は195PS/7600rpm、最大トルク23.0kgm/5500rpm を発揮し、最高速度は235km/hに達した。なお、アメリカ仕様車は排気ガス対策により175PSとの事。

■当車について
1974年式の当車は1990年に国内登録されたUSA中古並行車、1990年より現オーナーが所有し国内では1オーナー。整備記録は現オーナー時のみ(2010年に約600万円程掛けて整備)、事故歴・修復歴は不明、走行11,991マイルは確証が無いため参考値、5速MT、禁煙車、シャッター付きガレージ保管、一時期車検を切っていたのと引っ越しをしたためナンバーは2桁でなく3桁。

■エクステリア
フェラーリレッドは退色も無く艶も十分あります。傷は見当たりませんし洗車傷のような小傷が光の加減で見える程度です。
再塗装歴は不明ですがリアトランクの内側には赤い塗料が垂れた跡があります。
レストアはされていないようですので全体的には経年のヤレ感があり、メッキ類も多少曇りが見られますが錆などは下回りに若干見られる程度でオールドフェラーリの良い味が出ています。
カンパニョーロの14インチホイールは若干がり傷が見られますが概ね良好です。
タイヤはミシュランのXWXで205/70-14は前後とも同サイズ、換えたばかりですので山は十分にあります。

■インテリア
ベージュのレザーを基調としたインテリアは特に大きな汚れや破れは無く良好です。
運転席のシートの状態やペダルの状態、カーペットの状態からすると走行距離が正しければオリジナルのままかもしれません。
ただそうは言え全体的に経年による薄汚れがありますので車内クリーニングをすると更に綺麗になるでしょう。
ダッシュボードは割れはありませんが多少白ぼけています。
左手前1速のレーシングパターンのシフトは若干固めですが小気味良く入り、クラッチもそれほど踏力を要しません。
タルガトップは一人で脱着が可能で慣れれば1分程度で出来ます。
オーディオは壊れていて聞けません。

■エンジン・足回り
現オーナーさんが購入されたのは10数年前ですが殆ど乗らなかったため一時期車検を切っていた事があったそうです。
今回、車検を取得するにあたっては川崎にあるクラシックフェラーリの修理では全国的に有名なところで行ったそうです。
ここにはデイトナ や 275GTB、BB、ランボルギーニ ミウラ等のキャブ車のメンテナンスや調整では知る人ぞ知る凄腕のメカがおり、そこで600万円程の費用を掛けて整備を行ったそうでディーノのエンジンとしては一番良い状態とのお墨付きをもらっているそうです。
整備内容としてはエンジンやミッションのOHを始め、一通り行ったそうですがその明細をすべてここに記載する事は出来ませんので内容に関しては見学の際にご欄下さい。

◆オーナーさんより一言
何と言っても魅力はこのデザインです。仕事が忙しく、殆ど乗る機会が無かったため車検を切らしたままでしたがここでしっかり整備しましたのでどなたかこの車がお好きな方にお譲りしたいと思います。

◆エンスーの杜取材担当者の私情インプレ
オーナーさんのご好意で助手席にて試乗させて頂きました。
ダイレクトなキャブの音、硬めのサス、独特なオイルの臭い、重低音を響かせるマフラー・・・まさにスパルタンなレーシングカーと言ったところです。
試乗は市街地のみでしたがワインディングにでも乗り出したら五感を刺激されそうな予感がします。
オーナーさんは忙しくて乗る機会がないとの事でもったいない限りです。
エンスー心を刺激されたい方にはぜひご検討頂きたい逸車です。

■購入に際しての費用
・車両代のみ 
※リサイクル料は未預託です。

■お問い合わせに際して
・記事内容は、オーナーさんのコメントをもとに作成したものですので整備記録の有無、修復歴、関連書類などに関しては、エンスーの杜で裏づけを取ったものではありません。また記述している状態等のコメントもあくまで取材時の状況によるものですので月日が経過して写真や記事との相違があったり、ご自身の主観との差異が生ずる場合があります。
・車両は神奈川県相模原市にあります。
・個人売買ですので購入する際は現状渡しのノークレームとなり、現金一括となります。
・掲載車両に関してのご質問や見学のお申込はこのページの一番下よりご連絡下さい。
・見学は購入を前提にお考えの方のみとさせて頂きます(興味本位での見学はお断り致します)

 SOLD OUT
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往年の名車「ディーノ」 ピニンファリーナの流麗なデザイン
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最低地上高は以外と高い この後ろ姿に憧れる人も多い
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タルガトップを外した状態 ボンネットのスリットはラジエーターの熱気放出口
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ヘッドライトカバーを装着 小ぶりなフロントグリルとDinoのエンブレム
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カンパニョーロの14インチホイール ゴムのモール類の状態も良い
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トップは簡単に脱着可能 ウインドウ上部のヒンジを手前に引くとドアが開く
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丸み掛かったボディサイド 小ぶりな丸型テールライト類
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後方視界は以外と良好 ワンオフで作られた感があるマフラー
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左フロントサス周辺 アンダーコートが厚く塗られた右サイドのアンダーパネル
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右リアショック周辺 オープンエアも楽しめる
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サンバイザーはついていない ダッシュボードにクラックは無い
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ステアリングはモモ マイルとkmでも表示されたスピードメーター
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壊れて聞けないアルパインのオーディオ 開閉可能な三角窓
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シートは2点式 ゲートが切られたレーシングパターンの5速MT
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ヒール&トウがしやすいペダルレイアウト スペアタイヤは外して保管
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横置きされたコンパクトなV6エンジンはOH済み 赤いハイテンションコードが目を惹く
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USAで販売された事を示すプレート、1974モデルとも表示 ボストンバック2、3個は入りそうなトランク
注)動画内で「バチ,バチ」と聞こえる異音が入りますが現車からの音ではありません。 注)動画内で「バチ,バチ」と聞こえる異音が入りますが現車からの音ではありません。
注)上記の写真に関しては暗い部分に関しては明るくするなど画像処理を行っております関係上、実車の色とは多少異なる場合があります事をご了承下さい。


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エンスーの杜 神奈川
TEL/080−4377-0093 真板(マイタ)まで

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