ポルシェキラー 2002ターボ
1973年、BMWはついにBMW2002ターボを発表し、量販車初のターボチャージャー搭載エンジンをそのラインナップに加えました。 ボア×ストローク:89.0×80.0mm、1,990ccの水冷直列4気筒、SOHCエンジンのエンジンは、圧縮比を6.9:1と低められ、クーゲルフィッシャー(Kügelfischer)製の機械式インジェクションと独KKK社(Kühnle Kopp und Kausch)製のBLDターボチャージャーを装着することで、170馬力/5,800rpm、24.5kg-m/4,000rpmを発生させることになります。
第一次オイルショックの影響もあって1,672台で生産中止となっています。
初年度登録75年のディーラーよりデリバリーされたクルマのようです。
ディーラー車の特徴としてオーバーフェンダーが法規の関係でパテ埋め仕様だったそうです。
平成23年12月 某有名ショップから レストアされた固体をご購入されました。
フレームナンバーから追いかけると 75年3月製造 6月登録の車です。
ご購入後の走行距離は3000キロです。
保管はもちろん屋内保管。
車検の際に オルタネーターを交換されています。
外観はレストア後間もないこともあり非常にキレイです。
モールなども新品に交換してあり シッカリしています。
※一部 再利用されたゴム部品有ります。画像最後のドアの部分です。
テールランプは恐らく新品に交換されてると思います。
メッキ類も 再メッキされたと思われます。
写真で解ると思いますが エッジが非常に綺麗な固体です。
ルーフトップに 左右に軽くエッジが着いてるところも上手く再現されています。(光の具合で見え隠れするエッジです。)
塗装の浮きなどは 見つけられませんでした。
パテ研ぎの後が 探せば見つけられるくらいのコンディションです。
糸クズのような 傷が右リアにありますが 画像に映らないので載せていません。
15インチのワタナベに交換されてます。
タイヤは新品同様 195/50/15
車高は少し下げられていると思います。
内装もしっかり手が入っていると見え傷みの類は見られません。
特徴的な朱色のメーターパネルの鮮やかさが目を引きます。 シートもキレイで座った感じもヘタリはなく見た目以上のホールド性です。 その他ダッシュ、カーペット、天井とも全く問題なしです。
遊んでる配線も全く有りません。
フロント三角窓がシッカリしていると 詳しい方からのお墨付き。
エンジン
一度温まってしまえば かかりは好いです。
アイドリングも安定していて 吹け上がりも好いようです。
エンジンルームも 非常に綺麗です。
ここでも 遊んでる配線は有りません。
ボンネット裏新車の状態です。
フュ−エルホース劣化は見られません。 ラジエターも綺麗な状態ホースも劣化してません。 点火系 コードは綺麗ですしデスビも綺麗です。
ブレーキラインも綺麗な状態です。
エンジンオイルの滲みも有りません。
下回り
一番ダメージを受ける ボディーの部分にも 錆びはありません。
ブーツ類も問題ありません。
ブッシュも確認できる範囲では 全て亀裂やひび割れも見られませんでした。
マフラーは 某ショップ オリジナルに交換されているそうです。
ショックはKONI オイル漏れは有りません。
マフラーステーや ブッシュも問題ないです。(むしろ ゴム部分新品に見えました)
あえて 挙げるなら デフからのオイル滲みでしょうか?
ガソリンタンクに凹みは 下から確認できました。
動力性能こそ現代のクルマと比べるものではありませんが、ポジションや操作性、エアロやオーバーフェンダーをまとったルックスは往年の雰囲気に浸れることでしょう。
性能維持のため 多少走行距離は伸びていきます。
リサイクル預託金と自動車税の月割りはご負担をお願いします。
消費税はかかりません。
実車は山梨県にあります。