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取材日2018年4月23日 |
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初代スマートから生まれたスポーツカー、ロードスタークーペの程度良好車です。 自動車事業が未経験だったスウォッチと小型車製造販売が未経験だったメルセデスの合弁事業として生まれた、おにぎり型の初代スマートたるスマートクーペは、トリディオンセーフティセル構造に2名乗車セミATオンリーといった思い切った理想主義的設計で、次世代型シティコミューターとして非常に画期的な車でした。 ロードスタークーペはロードスターとともに2002年(H14)にパリサロンにて発表された、スマートのスポーツモデルであり、先に挙げた成り立ちはおにぎり型クーペと同一ながら、専用設計のシャシーと専用チューンのパワーユニットが奢られています。 一説には、おにぎり型クーペの持つ、軽量コンパクトなターボユニットをRRレイアウトに搭載し6速ギアボックスで駆動するというパワートレインが、小型スポーツカーにとって理想的と設計陣に認識されていたため登場したとも言われています。 ロードスターが天地方向に薄いリアトランクと電動ソフトトップを持つのに対し、ロードスタークーペはリアがグラスドーム化されデタッチャブルハードトップ仕様となっているのが違いです。 ●● プロフィール ●● こちらのお車は、初代スマートフォーツーを2台、フォーフォーを1台乗り継ぐほどのスマートフリークで、他にもロータスエランM100やポルシェ944なども所有するエンスーであるオーナーさんが、そのスタイリングと走りに惹かれ2016年(H28)12月に都内ショップにて購入されたものです。 その時の走行距離は43,000kmほど、そこから現在まで4,000kmほどしか走っていないことになります。 主な使用用途はワインディングでのドライブや熱海の温泉に行くためとのことで、中長距離主体とのことです。 ●● 外装 ●● 全体的に良好なコンディションです。 ネイビーメタリックに塗られたボディは艶も十分保たれています。 目立つキズや凹みはありません。 目を凝らすと、フロントには若干の飛び石が認められます。 ホイールは4本ともガリキズはなく綺麗ですが、落ちないor落ちにくい汚れは部分的にあるようです。 ドアミラーには傷はありませんが、左側のものは表面の樹脂にやや褪せが見られます。 デタッチャブルハードトップにはカーボン調のシートが貼られていますが、軽微なヤレが2〜3か所見られます。 灯火類・エンブレム類は全てキレイに保たれています。 モディファイとしては、ヘッドライト周りとリアナンバー周りがボディ同色に塗装されています。 ●● 内装 ●● 基本的にノーマルの内装も良いコンディションです。 ステアリングやスイッチ類、レバー類は全て良好で、機能的な問題はありません。 シートは座面表皮のたるみは見られるものの、実際掛けてみるとヘタリは全く感じられません。 純正オーディオ、ラジオはOKですが、CDチェンジャーは不動です。 そのためか、前のオーナーさんはCDを聴くためにリアラゲッジにCDデッキを追加しています。 また、Aピラー付け根にはツイーターを、Bピラーにはサブスピーカーを設置しています。 このあたり、現オーナーさんは運転中に音楽を聴かないため、全くタッチしていないとのことです。 もうひとつ、デタッチャブルハードトップをロックするフックに関して、右側はやや外れやすいとのことですが、それによる雨漏り等は全くないとのことです。 インパネ中央部にはパナソニック製ポータブルナビが設置されていますが、そのままお付けするとのことです。 ●● 機関・足回り ●● フルノーマルです。 現在特に不調箇所はありません。 購入後いちどヤナセにて、 ・左フロントフェンダー下部のファイヤ・ウオール脱着加工(異音対策) ・フロントスタビライザー緩み修正 ・ATクラッチ調整 ・リア・モジュール全体脱着(異音対策) ・リア・クロスメンバー脱着・接合部給油(異音対策) ・リモコンキーバッテリー交換 といった軽整備をしたのみで、大きな故障や修理はありません。 修復歴もありません。 ●● インプレッション ●● ロードスターとロードスタークーペ、それぞれ一長一短ですが、スタイリングのまとまりに関してはロードスタークーペに軍配を上げたくなるくらいのまとまり感・塊感があります。 フロントスクリーンとトリディオンセーフティセル、アルミホイールがシルバーに塗られ、ネイビーブルーのボディとのコントラストが美しく、また機能を主張しているのもスマート流です。 フロントとリアのシルバー部分がボディ同色にペイントされていますが、趣味よくさりげなく個性が光っていますね。 3本スポークの純正アルミホイールですが、ロードスタークーペはおそらくこのホイールとセットでデザインされたのでしょう、最高に似合っています。 助手席にて試乗させていただきましたが、さすがメルセデス設計・製造だけあってボディ剛性感が非常に高く、RR独特の後ろから押されるような加速とキビキビとしたハンドリング、薄く見えながらも掛け心地・ホールド感ともに申し分のないシート、ごく低いポジションに加えやや固めながらも不快感のない乗り心地、大人2名でも意外なほど狭く感じない室内etc.と、とにかく完成度が高く、街乗りでもとても愉しさが堪能でき、遠乗りやワインディングではさらに愉しいであろうことを確信できます。 フロントのラゲッジも予想以上に大きいですし、リアのラゲッジも使い勝手・容量がロードスターより飛躍的にアップしていることから、2名での小旅行もこなせそうです。 ●● まとめ ●● このスマートロードスター&ロードスタークーペは、その理想主義的でコストの掛かった造りのため、造れば造るほど赤字が膨らむ、経済的にはメルセデスを苦しめた車とも言われています。 そのためか、現行スマートにはロードスター&ロードスタークーペの後継車種はラインナップされていません。 極めてコンパクトなRRのオープン2シータースポーツをメルセデスクオリティで愉しむ、新車では当分叶わないことかもしれませんが、程度の良い個体が数少ないながらもまだある今ならば、じゅうぶん実現可能なエンスーライフだと言えるのではないでしょうか。 オーナーさんは現在も、ワインディングで最高に愉しい車だととても気に入っていますが、次期購入希望車両との入れ替えのため、売却を希望されています。 お車は、東京都練馬区にあります。 個人の為、消費税はかかりませんが、リサイクル料(11,410円)と月割りの自動車税のご負担をお願いいたします。 |
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以上の記事内容は、オーナーさんのコメントをもとに作成したものです。 整備履歴、修復歴などに関しては、エンスーの杜で裏づけを取ったものではありません。 |
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SOLD OUT | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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