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スマートロードスタークーペ ブラバス エクスクルーシブ 2005年式
車検 31年4月 走行 29,000km 備考 ディーラー車 セミ6AT ETC
長さ 3440mm 1610mm 高さ 1180mm 重量 870kg 排気量 698cc
取材日2017年4月10日

スマートロードスタークーペとして性能もステータスも希少性も最高峰と言える、ブラバスエクスクルーシブです。

2003年にスマートクーペ(初代のおにぎり型スマート)の延伸プラットフォームをベースに登場したロードスターとロードスタークーペは、往年のスプリジェットと21世紀のシティコミューターを融合させたようなサイズ感となりたちで、膨張する一方だったスポーツカー達の逆を行くウルトラコンパクトなボディに700ccのメルセデス設計3気筒ターボエンジンをリアアクスルに搭載した、古典的ライトウエイトスポーツカーのスマート的解釈とも言えるモデルです。

2003年から2006年という比較的短いモデルライフの終盤を飾るスペシャルモデルとして登場したロードスタークーペ ブラバスエクスクルーシブは、内外装の変更にとどまらず、走りに関する機能にまで手が入っています。

ロードスタークーペ ブラバスエクスクルーシブの主な特徴としては、

・全国限定30台
・ボディカラーはスピードシルバーとジャックブラックの2色のみ
・フロント/リアパネルがボディ同色
・デタッチャブルハードトップと電動ソフトトップが標準装備
・フロントフェンダーにXclusiveエンブレム
・ブラバスエンブレムスターターボタン付きレザー/アルミシフトノブ
・ブラバス ステアリング
・専用スポーツサスペンション

などがあります。

●● プロフィール ●●

エンスー車では旧いアルファやMGを複数台持ち、実用車もEクラスワゴンをはじめ複数台持つ車好きであるオーナーさんは、スマートもこちらのお車を含め都合5台も乗り継いでいるスマートフリークでもあります。

そもそもスマートに興味を持ったきっかけは、大きい車や旧い車では日常使用が不便なのでコンパクトで現代的な車を探していたこと、所有台数が多いため更に増車しても場所をとらないこと、などからでした。

そのようなかたちで初代のクーペから始まったスマートライフですが、スタイリングや走り等その世界にどんどん引き込まれていき、奥様用も購入し、ロードスタークーペブラバスも購入し、そちらが10万キロ近くになったのを機に今回出品のロードスタークーペブラバスエクスクルーシブを増車し、一時は同じモデルを2台所有と、すっかりスマートの魅力にハマってしまったという訳です。

こちらのお車は2015年4月にショップにて購入しました。その時点での走行距離は21300kmでしたから、スマートに関してとても目が肥えていたオーナーさんの目に留まっただけあり、もともと台数が少ないロードスタークーペブラバスエクスクルーシブとしてかなりの出物と言えたのではないでしょうか。

そこからは、通勤に時折使うのと調子維持のために週末に乗る程度で、2年で約7000kmのマイレージを刻むに留まっています。

●● コンディション(外装) ●●

維持管理の難しいソリッドブラックですが、艶やかで磨きキズや色あせもありません。
ポリッシュされリムが深めのブラバス・アルミモノブロック6スポーク17インチホイールが最高に決まっています。

樹脂製デタッチャブルハードトップの状態も良好で、電動ソフトトップは幌の状態も作動もOKです。
ボリューミーな四隅のフェンダー先端部も含め、目立つキズはありません。

主な瑕疵としては、

・フロントバンパーに若干の飛び石
・フロントスポイラー下側に若干のスリキズ
・ホイールのガリキズ(左側2本)
・リアガラス右側上部に内側の剥離部分あり
・右側リアフェンダーに板金跡

といったところです。

●● コンディション(内装) ●●

内装も良好で、実走30000km弱相応のキレイさが保たれています。
パドルシフト付きのブラバスステアリングにはスレはありませんし、レザーシートにもスレはほとんどありません。
ブラバスのフロアマットも良好ですが、これは普段は別のマットが敷かれており、温存されているからでしょう。
トランクは前後ともキレイです。

ポータブルナビとETC、スロットルコントローラーが設置されていますが、そのままお付けします。
エアコンもOKです。

主な瑕疵としては、

・運転席の座面にややたるみあり
・運転席側サイドシルの黒植毛部分にスレあり
・助手席前ダッシュボードにポータブルナビ設置のための跡がややあり
・ステアリングのセンターパッドにややムラあり

といったところです。

●● コンディション(機関) ●●

オーナーさんの手に渡ってからは、基本的にヤナセでメンテを受けています。
もともと低走行で程度の良い個体でしたので、入手以来重整備をしたことはありません。
スマートにおける定番メンテ、クラッチアクチュエーターの調整も半年〜1年に1度は必ずしています。
700ccのターボエンジンは軽快に吹け上がり、当たり前ですが気難しさなど微塵もありません。
アイドリングから高回転域まで異音もなく安定しています。

現在特にトラブルはないとのことです。

●● インプレッション ●●

コンパクトなボディから大きく張り出し踏ん張った前後の大径タイヤがまず目を引きます。見る角度によって様々に表情を変化させる、複雑なスタイリングです。

軽自動車並みの全長、現行フィアット500並みの全幅、初代NSX並みの全高という構成から想像するよりはるかにグラマラスなボディは細部にわたり手抜きのない造形がなされており、ボディが小さいことによる貧相さは一切ありません。

トリディオンセーフティセルとボディパネルのツートンカラーが特徴のスマートシリーズですが、ロードスタークーペブラバスエクスクルーシブに限っては前後パネルまで含めてモノトーンでまとめられており、ポップなスマートシリーズにおいてひときわ大人っぽいといいますか、高品質なエアロと17インチホイールも相まって、大人が乗ってサマになるコンパクトスポーツといった出で立ちです。

中に入るとステアリングやシート、ドアトリムにとレザーが随所に使用されており、こちらもカジュアルさが売りのノーマルと比較してバランスよく大人らしさがブレンドされています。
また、エクスクルーシブにのみ備わった、スターター付きシフトノブがスポーツ心をくすぐります。
アームレストを出すとサイドブレーキの使用に支障が出るのはご愛嬌といったところでしょうか。

平板なリアトランクを持つロードスターと比較して大きなアドバンテージなのは、リアがグラスドーム化されているため、薄いものしか入らない不便さが解消され、多少嵩張るものも収納できるようになり使い勝手が大幅アップしている点です。
室内からバッグや上着などを放り込めるので、2名でドライブする場合には特に効いてくるでしょう。

700ccに満たないブラバスチューンのターボユニットは870kgに対して101psというシリーズ最強のパワーもさることながら、13.3kgmの最大トルクが2500-5300rpmの広範囲で発揮されるわけですから、爽快な走りを期待せずにはいられません。

●● その他 ●●

車検を'17/4にヤナセにて取得したばかりですので、買ってしばらくは大きな費用が掛からないのも魅力ですね。
記録簿や整備明細は、2008(H20)10以降は概ね揃っています。

キーはメインキーが2つ付属しています。
スペアのクラッチもお付けします。

●● まとめ ●●

ナリは小さくとも、日本の軽自動車とは根本的に違う設計思想を持つスマートシリーズから生まれたスポーツカーであるこのスマートロードスター/ロードスタークーペ。
排気量やサイズが近しいものとしては日本の軽スポーツもありますが、規格やコストに縛られないとこれだけ"濃い"車ができるのだと気付かされます。
一説には凝りに凝った造りのためコストが嵩み、モデルライフにおいてメーカーも終始赤字だったとのこと。

そんな入魂の車、スマートロードスタークーペのトップモデルであるブラバスエクスクルーシブも登場以来10年以上が経過していますから、程度の良い個体で愉しもうにも既にほとんどタマが残っていないかもしれません。

オーナーさんは継続車検を取ったばかりなくらい気に入っていますが、所有台数が多いため乗る機会がさらに減少傾向にあることと、車高がとても低いこともあって日常的に使うには乗り降りが大変になってきたため、売却を希望されています。

車は、東京都品川区にあります。

個人の為、消費税はかかりませんが、リサイクル料(13280円)と月割りの自動車税のご負担をお願いいたします。

以上の記事内容は、オーナーさんのコメントをもとに作成したものです。
整備履歴、修復歴などに関しては、エンスーの杜で裏づけを取ったものではありません。
SOLD OUT
画像クリックで拡大出来ます
希少なロードスタークーペ ブラバスエクスクルーシブの程度良好車です。 
 
グッと低く構えた車高が刺激的です。 
古典的なスポーツカーデザインをコンパクトボディに詰め込んでいます。 
このサイズでディープリムの17インチですから、迫力がありますね。 
 
Aピラーからトップを経てリアハッチに至るラインがキレイですね。 
トップを外したスタイルも決まっています。 
 
見る角度やトップの状態によって様々な表情を愉しめます。 
 
フロント周りは若干飛び石がある程度で良好です。 
 
スポイラー下側に若干のスリキズがあります。 
 
ホイールも基本的にキレイですが、左側2本は若干のガリキズがあります。 
 
良好な状態を保つ樹脂製デタッチャブルハードトップ。 
ソフトトップは程度も作動もバッチリです。 
リア周りもとてもキレイですね。 
 
灯火類は全て良好です。 
 
 
単体で購入するととても高価なブラバスのマフラー。  
こういったディテールまで手ぬかりはありません。 
ガラスの内側にやや剥離が見えます。 
この部分だけ板金跡があります。 
 
 
深さのあるフロントのトランクは使用感も少ないですね。 
 
グラスドーム化で高さのある荷物も入るようになりました。 
シリーズ最強のブラバスチューン・ユニットです。 
インテリアも良好です。 
 
握りの太いブラバスステアリングにスレはありません。 
スロットルコントローラーが設置されています。 
速度スケールもレタリングも色使いも異なるブラバス仕様のメーター。 
 
 
シフトレバーのトップがスターターボタンになっています。 
 
黒い植毛部分にスレがあります。 
併用しにくいですが、状態の良いサイドブレーキレバーとアームレスト。  
 
ラゲッジスペースにアクセスしやすいのがポイント高いですね。 
 
下回りも良好です。 
 
 


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