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取材日2016年8月5日 |
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メルセデスベンツ SL320(R129)の最終型です。 新車時のスペシャルオーダーによる、内外装から細部に至るまでトータルにコーディネートされた、メーカー純正のスペシャルカーとも言えるお車です。 もともと普通のSL500にお乗りだったオーナーさんが日本のディーラーで買えるノーマル車では飽き足らなくなり、ドイツ本国オーダーでの新車並行輸入を得意とするショップより新車で購入されたものです。 オーナーさんが特にこだわった部分は、外装色と内装色、ウッドパネルの組み合わせです。 ヘリオスという明るいベージュの内装色は日本仕様には存在せず、ドイツ本国でもフィアンホワイトと内装色ヘリオスの組み合わせはなかったとのこと。 もう一つ、320でありながらフルエクスクルーシブ内装という点も挙げられます。 これらの要素が、世界唯一の仕様と思われる拠りどころになっています。 同じようなことをモディファイでやろうとする人も時にはいるようですが、希少な中古品を買い集めたりといった手間が非常に掛かるのと、色や仕様が微妙に不揃いになってしまい、統一感が出せないそうです。 その他、新車時でのスペシャルオーダー品はこのようになります。 ・ナッパレザーシート 特筆すべきはオプションのパノラマルーフで、日本仕様では後期型にあったSL500デジーノリミテッドにのみ採用された装備です。 このパノラマルーフが装着されますと、一気にモダナイズされますね。 このように、本国スペシャルオーダーによって新車時から異彩を放つこのお車ですが、さらにオーナーさんのたゆまぬ情熱で細部まで洗練されたR129に仕上げられていきました。 ・AMG スタイリング4 19inch マルチピース アルミホイール(R230用) ・DD Sports センターマフラー(車検対応) オーディオにはBOSEのスピーカーが装着されていますが、純正オプションのBOSEオーディオシステムでは社外品のオーディオに非対応なため、将来的なオーディオのアップデートを目論んでいたオーナーさんのオーダーによって新車時にあえて後付けのものにしてあるのも高ポイントですね。 また、当時のメルセデスの特徴でもあるヘッドライトワイパーをレス加工してあります。 こうして仕上げられたこちらのお車、オーナーさんのセンスの良さがにじみ出る1台と言え、とても1989年からのモデルとは思えないくらい旧さを感じないと言いますか、通常のR129がまるで旧型と思えるくらいの現代的な新しさが感じられ、メーカーオリジナルと言えるほどのまとまりの良さと言いますか、弄った車独特の不安定なオーラなど微塵も感じない完成度の高さが光る逸品です。 しかしながら、このお車の本当の価値は上記のような仕様や装備品にだけある訳ではありません。 新車でこれだけのお車を買える力のあるオーナーさんが今までずっと過保護なほど手厚く維持してきたという点にこそ、類まれな本質的価値があると言えましょう。 カスタム好きな方は得てして弄ること自体で満足してしまい、また予算も弄りで使い切ってしまうことでメンテを疎かにしがちですが、こちらのお車に限ってはそのようなことはありません。 メンテは常にディーラーかメルセデス整備で有名なショップに出していますが、あまり乗らないことによる不調を回避するためしっかり診てもらっているとのことです。 保管は新車時より一貫してシャッター付きガレージにて、毛布をかぶせた上からさらにカーカバーを掛けていますので、内外装ともに経年劣化をほとんど感じません。 また、雨天の走行に関しては、降っている最中に出すことはなく、途中で降ってきてしまった時以外はないとのことです。 さらに、外装にはボディコーティングを施しているので、ソリッドの白ですが光沢感はとても高く、磨きキズなども見当たりません。 今回時間の都合上パノラマルーフを外せなかったのですが、幌のカラーはブラックで程度は良好、不調箇所もなく、リアスクリーンの曇りもないとのことです。 美しいベージュ内装を維持するためにも細心の注意が払われています。 そこまでしても十余年の歳月で少しは汚れてきてしまうものですが、オーナーさんは3年前に同色のナッパレザーにてシートとステアリングの革の張り替えを実施しています。 このように、仕様のみならず程度においても手塩に掛けて育てられてきたとも言えるこのお車、仕様も凄い、程度も凄いというオンリーワンの価値を持つ、と言っても過言ではないでしょう。 数少ない欠点としては、アンテナの付け根付近に浅いデントがあるのと、リアバンパー右側上部に若干の塗装の欠けがあります。 また、瑕疵ではありませんが、ダッシュボード上面まで明るいベージュなので、晴れた日は反射が強いとのことでした。 エンジンは、新車当時人気があったのはV8のSL500、V12のSL600でしたが、信頼性の高さ、維持費の掛かりにくさという観点から、今となってはこの320に搭載されているV6が高人気となっています。 大排気量の車とは車重や出力によるボディや駆動系に掛かる負担が違いますし、エンジンルーム内の熱量も違いますから、機関系全般に与えるダメージも最小限でしょう。 ノーズが軽い分ハンドリングが軽快ということもありますし、お車のキャラクター的にも、優雅に乗りこなすには打ってつけのエンジンですね。 もちろん、メインキー2つに加えてカード型のスペアキーも付属しています。 ここまで価値が高く愛着も深いお車ですが、普段使いのお車や他のエンスー車もお持ちであることもあり乗る頻度がますます減ってしまったため、大切にしてくれる人にならということで売却を決断されたとのことです。 お車は、東京都新宿区にあります。 個人の為、消費税はかかりませんが、リサイクル料(16180円)と月割りの自動車税のご負担をお願いいたします。 |
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以上の記事内容は、オーナーさんのコメントをもとに作成したものです。 整備履歴、修復歴などに関しては、エンスーの杜で裏づけを取ったものではありません。 |
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SOLD OUT | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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