１９８９年にＷ４６０型の後継車としてリリースされた、軍用を除けば２代目と言えるＷ４６３型ゲレンデヴァーゲン。機構はパートタイムからフルタイム４ＷＤへと移行し、外装はオーバーフェンダーとサイドステップを装着。内装は、よりモダンな雰囲気の乗用車に進化しました。

現在では当たり前になったＶ型８気筒エンジン搭載のＷ４６３ですが、１９９０年代前半には直列４気筒・６気筒のモデルのみ販売されていました。１９９３年にＡＭＧも開発に参加して、Ｗ１２６などに搭載していたＶ型８気筒エンジンを搭載し世界限定５００台で発売されたのが、今回ご紹介する　ＡＭＧ ５００ＧＥ　しかも日本での正規輸入車（ディーラー車）推定４０台の内の１台です。

エンジンは、名器の誉れ高い、Ｖ８-５Ｌ｢ＫＥ１１７｣エンジン(２４０ｐｓ)　です。
外装色は、パッと見た感じは、黒？に見えますがよく見ると薄紫のかかった専用色の　アメジストブルー　です。　その他グリルガード、サイドステップ、背面タイヤハードケース、純正アルミホイール、サンルーフも装備されてます。
内装も特別仕様で、グレーとブラックのツートンカラーの本革シートは、柔らかい上質な本革をふんだんに使用し、ウッドパネルやウッドパーツを配した専用インテリアなどが特徴です。

現オーナーは、３年程前にやはり車好きの知人からこの車を譲り受けました。当初はこのサイズの車を使うライフスタイルを想定してましたが、少し予定が変更したこともあり、もっぱら小さ目の車を足に使う事がほとんどでした。記録簿は、平成８年　１０年　１３年　１５年　１９年　２１年　２３年の車検記録ありました。直近平成２５年時は、現オーナーの元、エンジンルーム下回り洗浄、エンジンオイル　エレメント　ブレーキオイル　ファンベルト　エアコンベルト　パワステベルト　オイルポンプベルト　燃料フィルター等々交換してます。また昨年２７年時は、１千ｋｍ弱の使用だった為特に交換部品はありません。

今回、シャッター内のガレージにイギリスの旧車が増えたこともあり、大事に使って下さる方に譲られる決心をしました。

現車は、静岡県東部にあります。個人売買の為消費税はかかりませんが、購入されるかたには自動車税の月割りと、リサイクル料金のご負担をお願いします。