［メルセデスベンツ E220ステーションワゴン(W124)］個人売買情報

★メルセデスベンツ E220ステーションワゴン(W124)に関して
1985年に登場したW124型のEクラスは、92年にエンジンをツインカムに改良。翌93年には外装を中心に手直しし（フロントグリルをボンネット部分に埋め込んだほか、ホワイトウインカーなどを装備）、1995年まで生産された（ワゴンは翌年まで）。E220はDOHC2.2Lエンジンを搭載（最高出力150馬力）。クラシックとモダンのベンツをつなぐ、最後のベンツらしいベンツと言われるW124シリーズの人気はいまだ根強い。
なお、ワゴンは荷室に立ち上げ式の３列目のシート（+2用）を装備。

■当車について
1995年式の当車はD車（ヤナセ物）。2007年に走行距離24,314kmで購入し、現オーナーで実質3オーナー目（間に自動車販売会社名義の時期あり）、ほぼオリジナル、整備記録は2007年2月の車検時を除いて、最初の車検時からすべてあり。タワー式パーキング保管、事故歴なし、右ハンドル／4速AT（１速発進）／ファブリックシート／定員7名。後期型なので運転席・助手席エアバッグ、エアコンフィルターを装備。エアコン冷媒はR134。 1995年式の特徴のポリッシュタイプ・アルミホイール。ETC付き。

■エクステリア
W124の後期型は宝石をイメージした名のカラーがさまざま用意されており、この車はアズライトブルーメタリックです。
2009年に施工されたコーティングの効果は持続しているようで、ボディは全般的にきれいな状態です。
気になる点としては
・右のサイドシル部分の「サッコプレート」と呼ぶ樹脂パネルの一部に塗装のハゲ
・左のフロントドア及びリアフェンダー、リアゲートの一部に再塗装歴
・右フロントフェンダー上部に直径数センチ程度の軽いエクボ
・フロントカラスに飛び石によるものと思われる数ミリ程度のチップが2ケ所。（車検は問題なし）
いずれも良く見なければ判りませんがサイドシル部分は再塗装が必要です。ただ比較的目立たない場所ですので腕に覚えのある方ならDIYでの塗装は可能と思います。

■インテリア
車内もほぼオリジナルでファブリックのシートは擦れもなく良好ですがリアシートの中央部のクッションに一部、へこんでいる個所があります。
ウッドは比較的良好ですが、コンソールとダッシュに微細なクラックがあります。
ステアリングはムースレザーとパンチングレザーのコンビとしたスポーツタイプ風に巻き直しているとの事で擦れなどはありません。
運転席ドアのポケットにあるスポンジを台座にした発煙筒は、サイドコンソールに収納されています。
エアコンの効きは問題ありません。

なお、気になる点としては
・運転席座面に１ケ所、運転席とコンソールの間の布地に2ケ所タバコの焦げ跡あり（現オーナーは禁煙者）
・外気温計の液晶部分のにじみ（温度を読むのに支障なし）
・スピードメーターが10～20kmの低速域で針が振れる（それ以上のスピードではなし）
・荷室のスペアタイヤカバーに、擦れが見える個所があり。
以上です。

■エンジン・足回り
エンジン、足回りともすべてノーマルのままです。
整備記録からは大きな整備は行っておらず油脂やゴム類の交換程度となっています。
なお、現オーナー時の記録関連は下記の通り

2007年 9月／走行距離24,314kmで購入
2007年10月／整備工場で車両状態チェックし、各部点検と注油
2007年11月／ステアリングの革の巻き直し
2008年 2月／12ケ月点検。ステアリングダンパー交換
2008年 4月／スペアまで含めてタイヤ交換（ダンロップ・ルマン703、オリジナル同サイズの195/65R15
2008年 7月／プラグをイリジウムに交換。前席両側の窓に紫外線カットフィルム装着
2008年10月／オイル交換（27,698km）
2009年 2月／車検整備（シフトブッシュ回り部品とヒューズを交換）
2009年 2月／ボディコーティング施工
2009年 7月／ステアリング周辺の給油及び足回り点検
2010年 4月／12ケ月点検。オイル交換（30,248km）。
他にはバッテリーのキルスイッチを追加、ヤナセ純正のコーナーポールを装着（ただし電球切れ）しているそうで整備工場はヤナセ出身メカニックのいるところや、W124の専門店が整備を任せるところを選んでいるそうです。

◆オーナーさんより一言
メルセデスは以前190E(W201)を所有したことがあります。しなやかな足回り（特にリア）と、路面を問わない、滑るような乗り心地が素晴らしく、再びそれを体験したくなって、同じ時期のメルセデスで、距離の進んでいない車を探しました。
車を選ぶにあたっては
1.運転席と助手席のエアバッグ
2.エアコン冷媒は流通中止のR12でなくR134
3.エアコンフィルター
は絶対の条件としたので、必然的にターゲットはW124の後期型になり、ずいぶん探して、この車に出会いました。
記録では最初のオーナーが1995年9月から2006年9月まで所有し、その間の車検整備はすべて購入先のディーラーで行っているので、「スジが良かろう」と判断しました（購入後、最初のオーナーとは連絡をとる機会があり、親切に助言などをもらいました。）
この車は専門店が「奇跡のコンディション」などとうたう車とは違うでしょうが、しかるべきケアを、きっちり受けてきた車両だと思います。何より、これほど低走行のW124のワゴンは、なかなか巡り会うチャンスがないのではないでしょうか。

◆エンスーの杜取材担当者の私情インプレ
オーナーさんは以前にエンスーの杜でポルシェ911を購入頂きましたが、その後継車がこの124です。購入以来約3年が経ちましたが殆ど乗る機会が無かったようで年間2000km程度に留まっています。
今回はスポーツカー系のエンスー車への乗り換えのためにご出品される事になりましたがE320あたりと比較してパワーでは劣るものの、燃費と税金では勝るようですので低走行の最終型をお探しの方はぜひご検討下さい。

■購入に際しての費用
・車両代　
・自動車税未経過分（49,500円）を購入月の翌月より3月までの分を月割り清算でお願いします。
・リサイクル料（16,190円）の全額負担をお願いします。

■お問い合わせに際して
・記事内容は、オーナーさんのコメントをもとに作成したものですので整備履歴、修復歴などに関しては、エンスーの杜で裏づけを取ったものではありません。また記述している状態等のコメントもあくまで取材時の状況によるものですので月日が経過して写真や記事との相違があったり、ご自身の主観との差異が生ずる場合があります。
・車両は神奈川県横浜市にあります。
・個人売買ですので購入する際は現状渡しのノークレームとなり、現金一括となります。
・掲載車両に関してのご質問や見学のお申込はこのページの一番下よりご連絡下さい。
・ご見学は購入を前提にお考えの方のみ、申込をお願い致します。