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オースティン ヒーレー スプライト Mk-I
1960
年式
車検
22年10月
走行
25,051km
備考
フルレストア車両
長さ
3470mm
1360mm
高さ
1180mm
重量
680kg
排気量
948cc
取材日2009年7月10日
★オースティン ヒーレー スプライト Mk-Tに関して
ブリティッシュ・ライトウェイトスポーツカーとして1958年に発表。
イギリス本国では「The Frog Eyes(カエルの目)」、アメリカでは「Bug Eye(虫の目)」、日本では「カニ目」というニックネームが付けられ、世界中のマニアから愛され続けている。
非力ではあるがモノコックボディに600kgそこそこのウェイトがもたらすクイックなハンドリングは極めて魅力的であった。1961年にスプライト・マークIIにバトンタッチし生産終了となった。
4気筒、OHVエンジンは2基のSUキャブレターを装備し、948ccの排気量から最高出力(46PS/5300rpm)、最大トルク(7.2kgm/3300rpm) を発揮、FR方式のドライブトレーンは4速MTにより最高速度(130km/h)をマーク。
サスペンションはフロントがダブルウィッシュボーン コイル、リアがトレーリングアームでブレーキは F・Rともドラムであった。

■当車について
1960年式の当車はアメリカよりの中古並行車(国内登録は1997年)、ヒーレーのCONCOURS
REGISTRY Bクラス受賞車両(アメリカ当時)、完全フルレストア(2008年秋、レストアの明細及び写真あり)、雨天未使用、ラッパーズボディカバー保管、整備記録は現オーナー時のみあり

■外装
フルレストア後半年程度のボディはビカビカの状態です。
購入した状態で乗り続けようと思ったのですが軽いオカマ事故がきっかけで部分的に直すより徹底的に直す事を決意しここまで仕上げたそうです。

当初はボディは白で内装は赤でしたがフルレストアをする際にボディを当時の純正カラーの「スピードウエルブルー」にし内装も同じく当時の組み合わせと一緒の紺にしたほどの拘りようです。
レストアの状況はボディをどんがら状態にして錆取りを行い、パテ修正してあった部分はすべて鉄板の叩き出しで行いボディと組み付け、エンジンのOHはすべて専門のところで行っているそうです。

年代に合ったステッカーがあちこちに貼られておりミラーは当時物のレイヨットのオリジナル品を左側のみ装着していますが車検は問題無いそうです。
前後ターンシグナルレンズは、当時物の新品ルーカス製、硝子のオリジナルレンズです。

フロントスクリーンも取り外しは可能ですのでレーシングスクリーンに変えるのも面白いかもしれません。

■内装
ステアリングはワークス用のレプリカのウッドに変更してありますがその他はオリジナルに拘ったレストアをしておりカーペットはもちろん、シートも張替えられています。
シートベルトは2点式のMossクラッシックタイプ、幌も勿論新品で脱着は数分で出来ます。
トランクはシートを前に倒して出し入れをしますが中も綺麗にレストアされています。

なお、オリジナルのステアリングとダッシュのミラー(新品)、オリジナルホイールのスペアタイヤがあるそうです。

■機関・足回り
2008年秋に行ったフルレストア時の写真はあるそうです。
エンジンはOH済み、走行距離に関しては確証が無いため参考値です。
SUキャブレターは、性能・メンテナンス性を優先してHS2 1-1/4を装着していますが、オリジナルH1もあるそうです。
配線類はすべて引き直してまとめてありますのですっきりしています。
ゴムホース等はオリジナルに拘らず耐久性の良い国産のものに変えられており、ダイナモはオルタネーターに交換されており、ダイナモとブレーキシリンダー(新品)があるそうです。

なお、現状の問題点はオイル漏れが若干あるとの事です。(恐らくオイルシールの不良との事)

◆オーナーさんより一言
もともと程度の良いカニ目でしたが軽く追突されたのがきっかけで当初はここまでやるつもりは無かったのですが一旦やり始めるととことん拘ってしまいました。
仕上げたばかりでこのままずっと乗り続けるつもりでしたが以前から探していた車が見つかったのでその購入資金にするため売却する事にしました。
一番修理にお金が掛かるボディーレストアをしっかり行っていますので自信を持ってお譲りできるカニ目だと思います。

◆エンスーの杜取材担当者の私情インプレ
オーナーさんはエンスーの杜の常連さんです。前回はアルファのジュニアでしたが今回は気合を入れて程度日本一を目指してこのカニ目を仕上げたそうです。
ご好意により湘南海岸を走って頂きましたが注目度抜群でした。
軽自動車の旧の規格とほぼ同じサイズのコンパクトなボディは軽い車重と相俟って軽快に走ります。
足回りもほど良い固さがありモノコックボディの恩恵か剛性感がありエンジンのフケも良さそうでした。
なお、オーナーさんはここまで手を掛けたので売れなければそのまま乗り続けようと思っているそうですがここまでレストアしたカニ目、それも仕上がったばかりとの事ですので程度重視の方にはお薦めの逸車です。

■その他
・この車両は神奈川県の湘南地区にあります。
・走行距離は伸びる可能性はあります。
・記事内容は、オーナーさんのコメントをもとに作成したものですので整備履歴、修復歴などに関しては、エンスーの杜で裏づけを取ったものではありません。また記述している状態等のコメントもあくまで取材担当者の主観によるものですので実際に御覧になってご自身の主観との差異が生ずる場合もあります事を予めご了承下さい。

■購入に際しての購入者の負担は
・車両代 
・自動車税未経過分(29,500円)を購入月の翌月より3月までの分を月割り清算でお願いします。
・リサイクル料(10,130円)の全額負担をお願いします。 
※個人よりの出品ですので消費税は掛かりませんがローンでの購入は出来ません。


掲載車両に関してのご質問やご見学のお申込は下記よりお問い合わせ下さい。
また、オーナーさん多忙のためご見学は購入を前提にお考えの方のみお申込をお願い致します。
 SOLD OUT
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ボディカラーのスピードウエルブルー フルレストアしたばかり
3 4
フロッグアイ(カニ目)の意味が良く判るアングル フロントスクリーンは脱着可能
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コンクルールレジストリーとオースティンヒーレークラブのバッチ ヘッドライト用のメッシュのカバーあり
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タイヤサイズは145/80R13 ドアのチリもしっかり合っている
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新品の幌は透明感抜群 スライド式のサイドウインドウ
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ウインカーやメッキ類は新品状態 アリゲーター式の開口
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整備性の良いエンジンルーム すっきりと引き直された配線
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フロントのアンダーパネル 右サイドのアンダーパネル
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リアのミッション周辺 マフラー周辺
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タイトなコクピット ステアリングはオリジナルあり
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シンプルはスイッチ類 ドアオープナーは内側のみ
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消火器を装備、フロアはこの通り トランク内には本来であればスペアタイヤが入る
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レストア中の写真 中央の再生ボタンをクリックするとこの車の動画がご欄になれます。
注)上記の写真に関しては暗い部分に関しては明るくするなど画像処理を行っております関係上、実車の色とは多少異なる場合があります事をご了承下さい。


この車両のお問い合わせは

エンスーの杜 神奈川
TEL/070−6405−5207 真板(マイタ)まで
(8:00〜20:00まで対応可能です)

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