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アルファロメオ GTV CUP
2000
年式
車検
26年7月
走行
33,248km
備考
本物CUPカー
長さ
4260mm
1770mm
高さ
1260mm
重量
1340kg
排気量
2950cc
取材日2013年3月8日

★アルファロメオ GTV CUPに関して
1994年、アルファロメオ伝統のGran Tourismo Veloce(速いGTカーを意味)のネーミングを持つGTVが発表された。
ピニンファリーナに在籍していたエンリコ・フミアによりデザインされ、プラットフォームはフィアット・ティーポ等と同じ「ティーポ2」となり、横置きエンジンの前輪駆動車となった。
フロントフェンダー下部からリアトランクに至る、大胆な斜めのキャラクターラインが大きな特徴で、ヘッドライトはプロジェクターランプを用いた丸目4灯である。
CUPカーはV6・3Lのエンジンを積み、1999〜2000年頃イタリア本国でGTVカップのためだけにアルファ・コルセが製作したものである。

■当車について
イタリア本国でGTVカップに参加していた本物で、GTVカップ終了後に日本へ輸入された十数台中の1台との事。ステッカー類を始め殆どオリジナルでカーナンバー6もそのままである。
2003年にイタリアより輸入され、2005年に現オーナーが購入し、車検を取得して国内登録されたもので国内では恐らく2オーナー目。
整備記録は現オーナー時のみあり、事故歴・修復歴なし、6速MT、ABS、パワステ、ETC、エアコンはなし。

※ 車両重量は正規物のGTVのデータを流用しているようで、実際は100kg以上は軽量化されている模様。

■エクステリア
派手なステッカー類は一部欠損していますがオリジナルのカップカーの仕様のままで、特に手は加えられていませんが一部変色したり、汚れています。
またカッティングシートなので剥がす事は出来ますが、このままの方がCUPカーらしさが出ています。
ホイールは穴の空いた専用の物では無く、エンケイの軽量ホイールに交換されています。(オリジナル4本あり)
フロント周辺及びフロントガラスには、石はねによる傷が無数に付いていますが、車検に通らないレベルのガラスの傷はありません。
車検取得にあたり、ウインカー等を新規に設置しています。
タイヤはF 245/40-17、R 225/45-17のフロントが太目のセッティングになっています。
アンダーガードはエアーインテーク付きの軽量タイプに変更

■インテリア
車内もほぼCUPカーの仕様のままですが、一部追加や変更をしています。
・バケットシートはオリジナルではフロアに固定式だったのを調整が出来るように変更。
・電動ファンに加えて手動でON、OFFが出来るスイッチを取り付け
・クイックシフト化
・回転数対応点灯ランプ(4000,5000,6200rpmで点灯)、ランプ点灯回転数は変更可能。
・ドライビングモニター用ステー
微妙なクラッチワークが要求されるクラッチは以外と軽く、渋滞でもあまり苦にならないレベルです。

■エンジン、整備関連
市販車と基本的には同じエンジンですが、CPUが異なり、エアクリーナーの位置が変更、ブレーキ冷却用のダクトを追加装備と言ったところです。
エンジンは簡単に掛かり、アイドリング回転数も極普通で、マフラーも以外と静かです。
レスポンスとフケの良いエンジンは微妙なクラッチワークが必要で、市街地ではあまりアクセルは開けられないようです。

整備記録は下記の通りですが、オーナーさんご自身で行っている項目もあるため、紙ベースでの整備記録は殆どありません。
なお車の性質上、油脂類は交換頻度が高いため、すべて記載してはいませんのでご了承下さい。


2013.2.27
・左ウインドウレギュレーター交換
2012.7.12/32,528km
・車検
・デフオイル交換
2012.4.29
・プラグ交換
2012.2.28/31,676km
・エンジンオイル交換
2012.1.28
・Fブレーキパッド交換(FERODO DS1.11)
2011.8.17/29,624km
・エンジンオイル交換
2011.5.25/29,537km
・タイミングベルト,ウォーターポンプ交換
2010.12.25/28,304km
・エンジンオイル交換
・ブレーキオイル交換
・クラッチオイル交換
2010.9.4
・ラジエター交換(大型化)
・ファンの水温センサーコネクタ修理
2010.5.11/27,485km
・車検
・デフ、ミッションオイル交換
2010.3.20/27,344km
・フロントブレーキローター交換(EuroMevius→Voing 6s)
・オイルフィルター交換
2010.2.20/27,092km
・Fブレーキパッド交換(DIXCEL Z-Type)
2009.12.17/27,000km
・エアコンダミープーリー交換
2009.9.13/26,700km
・エンジンオイル交換(REDLINE 15W-50)
2009.4.17/25,746km
・オイルクーラー容量アップ(セトラブ16段)
2009.2.15/25,612km
・ミッション・デフオイル交換(REDLINE MT90)
・エンジンオイルエレメント交換
・リアブレーキパッド交換(EuroMevius EuroSports)
2009.2.14/25,012km
・エンジンオイル交換(REDLINE 15W-50)
・Fブレーキパッド交換(DIXCEL Z-Type)
2008.9.23/24,123km
・エンジンオイル交換(REDLINE 15W-50)
2008.6.20/22,743km
・LSD(KAAZ)取付 ※ノーマルはLSD無し
2008.5.29/22,501km
・車検
・トルクロッド交換
2008.4.14
・パワステ高圧ホース交換
2008.2.17/21,728km
・フロントブレーキロータ交換 DIXCEL(PD)→EuroMevius
2008.2.2/21,661km
・左リアハブ交換
・ミッション・デフオイル交換(REDLINE MT90)
2007.12.28/21,373km
・右リアハブ交換
2007.11.25/20,601km
・排気漏れ修理
・電動ファン動作不良修理
2007.11.25/20,488km
・エンジンオイル、エレメント交換
2007.10.31/20,088km
・左ドライブシャフト交換
2007.5.26/17,601km
・右ドライブシャフトブーツ(インナー,アウター)交換
2007.3.24/16,767km
・フロントブレーキローター研磨,交換
・LLC交換
2007.3.21
・エンジンオイル交換
2007.2.9/15,212km
・フロントハブベアリング交換
・フロントブレーキローター研磨
・フロントブレーキパッド交換
2007.1.13/14,360km
・フロントブレーキローター交換/BREMBO
2006.12.24/13,976km
・エンジンオイル,エレメント交換
2006.12.23
・フロントブレーキパッド交換/FERODO DS3000
2006.12.16
・足回り交換(アラゴスタ、リアはサブタンク付き)
2006.8.27/12,024km
・エンジンオイル交換
2006.3.5/9,708km
・エンジンオイル交換
・エアクリーナのフィルター掃除
2006.2.11/9,300km
・ミッションオイル交換
・フロントブレーキローター交換
・フロントキャリパーOH
2006.2.4/9,200km
・フロントブレーキパッド交換/FERODO DS3000
2005.12.18/8,403km
・シフトレバーASSY交換
2005.11.12/7,732km
・エンジンオイル、エレメント交換
2005.5.13/5,000km台
・クラッチ、タイベル、Wポンプ交換

ちなみに車検はこの仕様のまま通っているそうです。

■オーナーさんより一言
このCUPカーはアルファ・コルセで作られたワンメイク用の車(開発コードはSE080)ですので、この状態のままサーキット走行が可能です。
貴重な個体ですので、耐久性を考えてエンジンには手を入れていませんが、それでもノーマルとは違い、アクセルのレスポンスが鋭く、特に4000rpmから体が持っていかれます。
富士スピードウエイのストレートでは約230km/h出て、タイムは2分10秒を切る程度です。
ずっと乗り続けるつもりでしたが、他にもエンスー車があり、仕事が忙しくなってしまった事もあり、止むを得ず手離す事にしました。

■エンスーの杜取材担当者の私情インプレ
オーナーさんはイタ車が昔からお好きなようで、このCUPカー以外でも数台いじり倒しています。
GTVのカップカー自体が少ない上に、ナンバー付きのCUPカーは殆ど無いようですので、かなり希少と言えます。
サーキットを専用車を作る手間と費用が掛からないのは勿論ですが、それ以上にアルファ・コルセの作った大人のオモチャは刺激がかなり強いようです。
公道はそこそこに、サーキットはガンガンに走りたい方にはご検討頂きたい逸車です。

■お問い合わせに際して
・車両は神奈川県藤沢市にあります。
・記事内容はオーナーさんのコメントをもとに作成したものですので、整備記録の有無、修復歴、関連書類などに関しては、エンスーの杜で裏づけを取ったものではありません。
・記述している状態等のコメントもあくまで取材時の状況及び取材担当者の主観によるものですので、月日が経過して写真や記事との相違があったり、ご自身の主観との差異が生ずる場合があります。
・掲載車両に関してのご質問や現車確認のお申込はこのページの一番下よりご連絡下さい。なお冷やかし防止のため、現車確認は購入を前提にお考えの方のみとさせて頂きます。

■購入される場合
・車両代金 
・自動車税未経過分(51,000円)を購入月の翌月より3月までの分を月割り清算でお願いします。
・リサイクル料(16,120円)の全額負担をお願いします。
※個人売買のため、支払いは現金一括で現状渡しのノークレームとなります。

 SOLD OUT
1 2
カーナンバー6のGTVカップカー 派手なデカールはオリジナルのまま
3 4
車検対応のため最低地上高はオリジナルよりは若干上げてある デザインはピニンファリーナ
5 6
トランクはフック止め 車検対応用に設置されたウインカー
7 8
特徴的なフロントスポイラー ホイールはエンケイ、タイヤは245/40-17を履く
9 10
フェンダーにはエアーアウトレットを装備 フロントガラスには小さな石はねが無数にある
11 12
耐火性のカバーで覆われたバルクヘッド 退色して若干ピンク色のウイング
13 14
リアは225/45-17を履く 牽引フックを装備
15 16
マフラーはスーパースプリント アンダーガードはエアーインテーク付きの軽量タイプに変更
17 18
ブレーキ冷却用のダクト アラゴスタに変更
19 20
ドア下やサイドシルは良好 ロールゲージは6点式
21 22
ナビシートは本来は付かない パーツ類は殆どOMPを使用
23 24
回転数対応点灯ランプ、ドライビングモニター用ステー メーター類は市販車と同様
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ハザードの下にラジエーター用の手動ファンのスイッチを増設 4点式シートベルトはドライバーズシートのみ
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カーボン張りのドアは紐で開閉 運転席後部の床にあるキルスイッチ
29 30
頑丈なクロス型のロールゲージ ラジエーターとオイルクーラーを大型化
31 32
エンジンはCPUを変更している程度 ストラットタワーバーを標準装備
33 34
車台番号と0006を表すプレート バッテリーはトランク上部に設置
35
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